2017年8月12日 (土)

モスクワの花火フェスに身長5mのユーリィ・ドルゴルーキー・ロボが登場

 8月19日、20日に開催されるモスクワ国際花火フェスティバルに、身長5m、体重1tのユーリィ・ドルゴルーキー・ロボが登場するらしいぞ。

 こういうやつ。

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(モスクワ市のサイトより。)

 ユーリィ・ドルゴルーキー(~1157年)はモスクワ川のほとりに砦(クレムリ)を築いた人物。モスクワの開祖ということで、今年のフェスティバルの主役に抜擢されたとか。

 ユーリィ・ドルゴルーキー・ロボは、18日からブラテーフスキー公園に設置されるそうな。しゃべったり剣を振り回したりもできる。国際花火フェスティバルには日本の花火師も参加するというから、日本人も割と行くのかもね。

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2017年8月 1日 (火)

映画「僕たちの家に帰ろう」

僕たちの家(うち)に帰ろう [DVD]

2014年中国
監督:李睿珺
キャスト:
アディカー…湯龍
バーテル…郭崇濤
お爺さん…白文信
お父さん…郭建民
老ラマ僧…馬興春

 裕固(ユグル)の幼い兄弟が、お爺さんの死をきっかけにお父さんが遊牧している家に帰ろう、というお話。
 最初にちょっと甘州ウィグルが西夏に滅ぼされ、現在の裕固につながっているという説明があるよ。IMDbには、言語ターキッシュって書いてあるな。現代トルコ語と同じには全然聞こえないけど、アメリカから見れば同じ括りになるんだろうか。

 原題は「家在水草豊的地方」。
 兄弟が幼い頃を家族そろって過ごした家のあった場所のような、豊かな水、草の地はあるのだろうか……と書いちゃうと、だいたい結末がわかってしまうと思うけど、予想していたより惨い結末だったよ。

 兄弟でお爺さんの所に預けられた時期に差があるので、兄弟で草原に対する知識も認識もずれているんだよね。兄(バーテル)は先に草原から離れてしまっているから、彼の草原に対する認識は昔のまま。といっっても、数年しか違わないはずなんだけどな。その勢いで草原の縮小は続いているから、最近父と一緒に暮らしていたはずの弟(アディカー)でも、戸惑うほどの変貌ぶり。

 昔、家族が幸せだった頃に遊牧していた場所を覚えていたラクダが、その場所にたどり着いても水は既に涸れ果てていて死んでしまうのは、絶望的な気分になる。
 その後、老ラマ僧に助けられるところで、少しは希望が見えたかと思ったんだが。

 結局兄弟は、放牧に行っている(?)お父さんを捜し当てる。
 めざましい発展の影で伝統的な生活が急速に失われていくのは、中国だけの話ではないもんな。日本の田舎だって、他人事じゃないくらい変わってきてる気がする。

 兄弟は日本で言えば小学生だろうけど、この歳でラクダをしっかり管理して乗り物として使っているのはすごいと思った。でもその技術も、町の暮らしでは役に立たないだろうから、彼らの代で忘れ去られていくんだろうなぁ。

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2017年7月31日 (月)

モンゴル史「部族編2」改が我が家に着いたぁ@日東S06a

モンゴル史「部族篇2」改訂版ができました!

Mongol2

よく見たら、諸ハン初版から10ページ増えてる!

ラノベのようにすらすら読める集史』シリーズの成果を取り入れて、改良されているとは言え、何がそんなに増えたんだ??? まぁ、「部族篇4」まで終わったから、その成果ってのもあるんだけど。チンギス=ハン紀とか詳しくやったら、きっともっと発見があるんだろうけど、金がないからなぁ……(←時間は金で買えるので)。

いやいや、そんな嘆いている暇ないで! 本番まであと2週間ですぜ!

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2017年7月30日 (日)

「電話のかけ方」

 近頃の新入社員は、会社の電話の取り方を知らない、取るのこわいとかなんとか話題になっていたけれど、我が家に「電話のかけ方」という電電公社からもらった下敷きがあったので、是非参考にして下され。

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 これもらったのは、一家に一台電話が普及し始めた頃だな。
それまでは農集電話とか、呼び出しの方が普通だったからな。

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「うわ、懐かしい昭和の電話!」って思った人!
ダイヤル式の電話は、我が家で普通に使ってます(懐かしくない)。裏を返すと、「日本電信電話公社」って書いてあるけどねー。

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2017年7月28日 (金)

ジョージアでUFOが描かれたイコンが公開されてるぞ

 UFOが描かれているジョージア(グルジア)の聖像画がニュースになってるゾ。

Отец, Сын и внеземная цивилизация: в Грузии нашли НЛО на иконе(「父子と地球外文明:グルジアのイコンにUFO!」 RTより)

 トビリシ近郊ムツヘタ市にあるスヴェティスホヴェリ寺院のイコンにUFOらしき物が描かれているんだって。

 今発見!みたいなタイトルだけど、これって結構有名じゃなかった?
 ン10年前にその噂を聞いて行ったことある。たぶん、矢追純一の番組で見たんだろうけどさ。

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↑画面中央がスヴェティスホヴェリ寺院

 ここまでモンゴル軍が来たって話を聞いたなー。馬に乗った奴らがそのまま入ってこられないように、入り口が低く作り直されてるとかなんとか。
 中の柱も二重になっていて、人が隠れられるようになってるんだって。

 当時はモンゴルのことよく知らんかったから、あんまり深く考えなかったが、スベエテイとかジェベが来てパカパカ走ってたのかねー。

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2017年7月18日 (火)

ドラマ「マルコ・ポーロ」シーズン2(10.同類)

「マルコ・ポーロ」シーズン2オフィシャルトレーラー

2016年アメリカ
監督:ジョン・ファスコ
キャスト:
マルコ・ポーロ…ロレンツォ・リチェルミ
フビライ・ハーン…ベネディクト・ウォン
コカチン…チュウ・チュウ
チャブイ皇后…ジョアン・チェン
チンキム皇太子…レミー・ヒー
ハイドゥ…リック・ユーン
百の眼…トム・ウー
アフマド…メヘシュ・ジェドゥ
ビャンバ…ウリ・ラトゥケフ
クトゥルン…クラウディア・キム
スーク…ダニエル・トゥイアラ
カサル将軍…ジェーソン・チョン
老オルロク…ゲン・サトー
カバン将軍…ビャンバドルジ・アルタンフヤグ

 マルコ・ポーロもついに最終回。
 これ、かなり衝撃的なんだけど、もうずいぶん経ったからネタバレ書いちゃうよ?
 これから見る人は、この先読んではいけませんゾ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 例の酒のでる木から色とりどりの酒が吹き出してお祭り気分が盛り上がっているカラコルムでは、クリルタイが開かれる。
 何食わぬ顔で並んで座っているフビライとハイドゥ。裏ではフビライとハイドゥだけでなく、マルコとクトゥルン、チャブイとシャプカナといった組み合わせで嫌みや皮肉を言い合ってる。

 マルコはカラコルム(だよね?)に残っているけど邪魔者扱い。
 マルコがコカチンの秘密を知っていることをチャブイは知っている。というか、コカチンがマルコに惹かれていることとか、マルコもコカチンに特別な感情を持っていることとか、そのあたりの機微はチャブイにはみんなお見通しだ。それでも、チャブイはマルコに恩を感じ、フビライにいろいろばれてまずいことになる前に、秘密を守って国に帰れと勧告する。

 クリルタイはといえば、ハイドゥが裏でやってた工作が明るみに出て、フビライ優勢が決定的になり、すべてが丸く収まりそうに見えた。
 ハイドゥ陣営からしてみれば、八方ふさがりのようになっていた時、アフマドから文が届く。それは、コカチンの子の秘密を暴露するものだった。

 一方、アフマドがフビライをうまく追い払って占領している大都。
 アフマドはフビライの命令と偽って自分の腹心の部下というか、何でも言うことを聞く忠実な奴隷スークをオルロク(元帥か?)に任命したりして、将軍カサルあたりは何かおかしいと不審に思い始めている。チンキムやビャンバ、百の目は彼に捕らえられてアフマドの前に引き立てられていくのだが、カサル将軍の無言の助力もあって、アフマドと対決することになった。
 アフマド自身は強くないから、スークが必死で戦っている間に自室に逃げ込む。そこでアフマドを待っていたのはメイリンだった……。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 大筋はこんな感じ。
 それにしても、「オルロク」ってなんだろうね?
 たぶん、Өrlөg「式武官、元帥」なんだろうと思うけど、そんなのあったっけ? それに当たるような言葉は「集史」はペルシャ語だし、「元史」は漢語だろうしあんまり聞かないよね。歴史の用語で普通に使ってる?
 とりあえず、英語版字幕もorlokって書いてあるだけだから、どうしようもないっちゃーないんだけど、字幕くらいどうにかならなかったのかね。わからなかったらモンゴル学者に聞けばいいのにね。ちうか、ハルハの人っぽい名前のキャストがいるんだが。

 この回の最後、チンキムとビャンバが帰ってきたカラコルムは荒廃しきっていて、背後にプレスター・ジョンらしき人の影……と思わせぶりな終わり方をしてるけど、これで打ち切りなの?

 まぁ、歴史無視でファンタジーどころの話じゃなく、かなりすごいことになってるからなー。なにしろ、マルコがハイドゥを刺し殺しちゃってるし……(笑)。妙に大風呂敷広げすぎちゃって、まとめるの大変だから放り投げたか。

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2017年7月 7日 (金)

コミケット92に参加します@日東S06a

 コミックマーケット92「群雄」当選しております。日曜日東S06a。

 今回は、私も朝早く行く所存でございます。
 いつも出遅れて、せっかく来てくれた人と会えてないという事案が発生していたようで申し訳ございません。この夏は、何とかがんばりたいです。

 とはいえ、今回は『モンゴル史』「部族篇2」の改訂版をまだやっていて、新刊にぜんぜん取りかかれてないというていたらく……。
 そして『モンゴル史』なのに突厥碑文を持ち出すという暴挙に出る始末……。だってだって、わしはモンゴルの人じゃないモン、テュルクの人だもん!モン!

 それがねぇ、「部族篇2」は見直してみると結構妙な、というか不審なところのある章でして、なかなか手強い。

 もっともクサイと思ってるのはメルキドのこの部分(「チンギス=ハン紀」で補整)。

トクタイ=ベキは戦闘中に射落とされて殺された。彼の兄弟クドゥと彼の息子たちチラウン、マヂャル、トゥスカンは四人全員で下馬してトクタイの屍を拾い上げようと欲したが、充分な時間がなかったので、大急ぎで彼の頭を取り、イルディシ河岸から逃走した。

……射其子脱脱殺之。脱脱之子大(火)都、赤剌温、馬札兒、禿薛干四人、以不能歸全屍、遂取其頭渉也兒的石河、……

 下のは『元史』巻122「巴而朮阿而忒的斤伝」からの引用です。『聖武親征録』じゃありません。直訳と言っていいほどそっくり!?

 トゥスカンは、この直前でクルトゥカン=メルゲンって書かれてるのに、ここだけトゥスカンなんだよねえ。まぁ、『集史』だから寄せ集めで別のソースなんだろうけど、実にあやしい。
 しかも、クドゥについては、トクトア(トクタイ)の息子を列挙するところにも出てくるんだけど、そこでわざわざ「彼の兄弟もまたクドゥという名であった」なんて断っていて、この部分の「彼の兄弟」っていうのはラシードが差し込んだっぽいんだよねぇ。他の信頼すべき筋からの情報でクドゥがトクトアの兄弟だと確信を持っていて、もともとは『元史』と同じようにトクトアの四人の子どもとなっていたのを書き換えたんじゃないのかな。

 ラシードは、プーラード丞相から講義を受けているから、中国の史書から引用した文章があってもおかしくはないけれど、ラシードが『元史』を見たり内容を知ったりするのは不可能なんだよね。 (『元史』の編纂は1369~1370年で、そのころラシードはとっくに刑死している)

 これってどゆこと?
 これについて解説する文があったら是非教えて欲しいのです。

 予想としては、これはウィグルの歴史書からの引用なんじゃない?ってこと。
 ウィグルにこんなに詳しい歴史書あるじゃん!テュルクものとしては、むしろそっちを見たいわ!! どっかから出て来ないかな!!!……ということなんですわ(笑)。

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2017年6月11日 (日)

映画「THE CHOSEN」

「THE CHOSEN」トレーラー

2016年スペイン/メキシコ
監督:アントニオ・カヴァリアス
キャスト:
ラモン・メルカデル…アルフォンソ・ヘレラ
シルヴィア・アゲーロフ…ハンナ・マリー
レオン・トロツキー…ヘンリー・グッドマン
カリダード・デル・リオ…エルヴィラ・ミンゲス
レオニード・コトフ(エイチンゴン)…ジュリアン・サンズ
サラザール大佐…エミリオ・エチェヴァリア
ナターリヤ・セドヴァ…フランシス・バーバー
シケイロス…アレハンドロ・カルヴァ

 1940年8月20日、メキシコで起こったトロツキー暗殺事件を暗殺者のラモン・メルカデルの視点で描いた映画。
 事件そのものが劇的なだけに、全体的に抑えた感じになってるにもかかわらず、最後まで一気に見られる。怖いシーンもかなり怖かった。メルカデルがコトフ(エイチンゴン)の見守る中、ピッケルでヤシの実をガツンと練習してるシーンなんか、うっ、ときた。結末を知っているだけに……。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 あるとき、スペイン内戦の最前線で戦っているラモンのところに母カリダードが訪ねてくる。新しい任務に就くよう知らせにきたのだ。それから数か月……モスクワでの訓練を終え、ジャック・モルナールというベルギー人になりきったメルカデルは、自分の任務を知らないまま、パリに向かう。そこでシルヴィアという娘に会い親しくなるのが最初の任務だった……。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

「話せばわかる!」
「問答無用!」
じゃないけど、暗殺する相手としゃべっちゃうと情がわくからしゃべるな、っていうらしいけど、メルカデルはトロツキーの周囲の人とめちゃくちゃ親しくしちゃってるし、トロツキーとも一対一で会うようにもなってるんだもんな。いや、それくらい親しくならなきゃ近づいて殺せないんだけどさ、葛藤はあったんだろう。もともと殺す役ではなかったわけだし。
 トロツキーが即死しなかったっていうのも、その辺の迷いがあったんではないかな、と考えさせられる良い映画だった。そんな風にメルカデルについて思ったことなかったもんな。

 現代人の倫理観からすると、胸くそ悪いだけの話かもしれない。でも革命後の内戦からあまり経ってない当時の感覚からしたら、非情ではあるけれどもそんなに人の道からはずれるという感覚ではなかったのかもしれないな。 ましてやメルカデルは、スペイン内戦で戦ってた兵士なんだし。大義のために命令されれば人を殺さなければならないというのは、なんというか、「仕方ない」?

 一番迷いを生じさせたのが、ともに戦った戦友を殺さなければならないってところも、戦士らしいよね。シルヴィアについては、そんなに申し訳なく思ってなさそうに見えた……。うーん、どうだろう。他の人は違う見方をしてるかもしれないな。感想を聞いてみたいところ。

 そういえば、コトフことエイチンゴンは、宮城与徳を徴募した人だそうだね。スペインの映画でメルカデルを正面から取り上げてるぞ、なんだかすげーと思ったのは、日本でゾルゲの映画やドラマはあっても、宮城や尾崎が主人公の映画ってないからかもしれない。それは、ゾルゲ事件に日本人が真っ正面から向き合ってないってことなんじゃないだろうか。ゾルゲはドイツ人だもん、客観的に見やすいじゃん? 別の言い方をすれば、ゾルゲ事件を他人事にしか思ってないんじゃない?ってこと。

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2017年6月 5日 (月)

武州御嶽山に行って日本一古い甲冑を見てきたよ

 休日おでかけパスを利用して武州御嶽山に行ってきました!

 頑張って(自分的には……笑)早起きしたにもかかわらず、ケーブルカー乗り口の滝本駅に着いたのは11時頃……。4時間かかっとる! 行き当たりばったりで出かけたので、接続も悪かったのかもしれませんがね。直通列車(ホリデーなんとかという特別快速)で乗り換え1回(!)で帰ってきた帰途は2時間半だったので……。

 まーいずれにせよ、休日おでかけパスの東の端から西の端まで横断するような小旅行でした。関東平野、広いな~。

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 山登りっぽい格好した人多かったけど、ケーブルカーの駅からは舗装されてて、普通に歩けますな。まぁ、子供は泣いてぐずってましたが……。

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イヌもいるのが御嶽らしいところ。祭られているのがおいぬさまですからね~。

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 このへんにあるのが、宿坊ってやつですかね。普通に郵便配達のバイクとか車も走って、普通の村みたいでした。ユースホステルもあったので、ここにしばらく滞在して毎日山の中歩き回ったら、おもしろいだろうなー、と思ったけど、ずっと住むとなると、なにかと不便なんでしょうかね……。

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今もわらじは登山で使ったりするのかな。

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ユキノシタ咲いてました。

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 神代欅(ケヤキ)。樹齢推定千年。天然記念物。

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 ここが一番急坂だったかな。だからかな、この上に食堂というか土産物屋というか、商店街みたいに店が固まっててにぎわってました。あとは、登り降り大変だったところはなかったです。

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 こちらは樹齢400年の桧(ヒノキ)。この枯れた神代欅は、蔵王大権現の像になって奉納されたとか。

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 階段を上がると、宝物殿。これが目的で行ったようなもんです。

 ここに納められている大鎧「赤絲威鎧」は、現存する最古の甲冑のはず。畠山重忠(1164-1205)が奉納したそうですぞ。そしてもう一つの目玉、「紫裾濃甲冑」は、将軍惟康親王が弘安の役のときに奉納したんですと。モンゴル者必見ですナ。

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 そして、このすぐ上が御嶽神社の本殿。おいぬさまが守ってます。

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 御嶽神社旧本殿……でいいんですよね。今の本殿に比べると随分小さいような気もしますが、成田山なんかも古いのはびっくりするほど小さいですけど。

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 神代杉っていうんでしょうかね、すごく大きな杉の木も生えてます。大木ばかりでなく、山一面に生えてる(植林?)杉も、みんなあんなに真っ直ぐであんなに背が高くなるんですねえ。見た事あると思うけど、杉があんなに真っ直ぐだとは、すっかり忘れてました。そりゃあ、木材用に植林もしますわな。杉花粉が飛びまくるのも無理ないな……。

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 そしてここが大口真神(おおぐちまがみ)社。ヤマトタケルを導いたオオカミ、おいぬさまです。突厥ものなら、むしろ、おいぬさまの方を主神と崇めたい! なにしろ、真の神ですからな!!

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 大口真神社のカッコイイ狛犬。

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 太占祭場……だと思う。見た目はただの広場だけど、入っちゃ行けないところなので、きっとそう。

 毎年1月3日に、御嶽神社では、太占(ふとまに……シカの肩甲骨を焼いて豊凶を占うアレ)をやってるんだそうです。すごい見たい! でも、1月3日!! ものぐさだから、そんな年の初めに出かけられない気がします。

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 山の中歩くの気持ちいいけど、奥の院まで行くのは本格的に山道なんですかね。あんなに遠いうえに、三角ですよ。さすがに、あそこまで行くには、軽装過ぎるような……。

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 これもカッコイイ狛犬。オオカミだよね。

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……と思えば、どう見てもオオカミではないような狛犬も。イノシシにしては蹄が???

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 参道の途中にはいろいろ見どころがあって,山の中にももっといろいろあるとマップには書いてありました。そういうのをもれなく回るには、やっぱりリュックいっぱいの装備がいるんですかね。天気が良かったので、山の厳しさに運良く出会わずに済んだだけかもしれません。元々は修験道の修行の場なので、毎日がこんなに穏やかではないのかも……。

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 なんかの巣もありました。ちゃんと歩いて山を登ってくれば、いろいろな動物に出会える? ただ、熊は勘弁して欲しいです。

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 最後に炭焼きの団子を食べて帰りましたとさ。

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 JR御嶽駅のすぐ近くに多摩川が流れていたので、電車の待ち時間は河原で暇つぶし。

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 ハグロトンボもいました。

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2017年6月 1日 (木)

映画「ガリポリの戦い 兵士たちの人生」

「ガリポリの戦い 兵士たちの人生」トレーラー

2005年トルコ
監督:トルガ・オルネク

 これ、R指定じゃないんだね。
 再現映像部分は淡々と抑えた感じに作ってるけど、記録映像やら写真が惨たらしい。頭が半分ぶっ飛んで脳味噌出ちゃってるのとか……当然モノクロだから、大丈夫とでもいうのかな? 干からびたの、膨れ上がったの、妙な角度に曲がってるの、千切れてるのなど、当時の報道写真かねえ。百年以上前、第一次世界大戦時の写真だけど本物だから生々しいよ。
 この「ガリポリの戦い」では、すごく狭い戦場でイギリス側・トルコ側合わせて12万人を越す死者が出たんだって。文字通り足の踏み場もないくらい死体だらけで、しかも回収できないから悲惨なことになってる。

 そのなんとも厭な塹壕戦の様子が、

イギリス・ダラム州の炭坑夫ジョー・マリー
イギリス貴族で士官のガイ・ナイチンゲール
トルコの海軍士官サラハッディン・アディル
ニュージーランド出身の兵士中最も背の高いジョージ・ボリンジャー
同じく最も背の低いウォルター(ビル)・リードリー
弟ジョーを守るために志願したオーストラリア出身のオリバー・カンバーランド
ロンドン出身の絵描きエリス・サイラス
ニュージーランドの医師パーシヴァル・フェンウィク

……といった人たちの手紙や日記で淡々と綴られていく。
 オスマン帝国の識字率は5%だったとかで、トルコ側の手紙は相対的に少なくなっているせいか、ANZAC(オーストラリア・ニュー・ジーランド軍団)側からの視点が多めの感じかな。
 ムスタファ・ケマル(アタテュルク)の手紙?報告書?も彼ら普通の人たちの書いた物と同レベルでそっけなく出てくるよ。

 監督は、「テロリストのゲーム」のトルガ・オルネク。まぁこっちの方が先だけど、「テロリストのゲーム」もドキュメンタリータッチではあったよね。

シー・バトル 戦艦クイーン・エリザベスを追え! !」も英国艦隊を撃退したところがクライマックスであるかのような邦題になっているし(実際は前半のクライマックスくらいの扱い)、エンターテインメントを意識した作品ならここが見せ場になるんだろう。そこはさらっと最初の20分足らずで終わっちゃうんだよね。でもその中にも、「シー・バトル」でこのシーン見たぞ?って実写や写真があった。アレ、事実に基づいてたのか。

 そのあとがまぁ酷い。塹壕掘って数百メートル進むのに何千、何万という死者を出していく凄惨な戦いが続く。しまいには、双方からカッパドキアばりの地下道を掘ってたりして、南半球から穴掘りに来たのかと。物理的にもドロドロの戦いで気が滅入るだろうに、そんなんでもANZACの士気は高かったのかねえ。

 トルコ側はどんなに死傷者が出ようと引くわけにはいかないんだろうけど、イギリス側は「犠牲を厭わない」上陸作戦とか、「犠牲を厭わない」突撃とか、「犠牲を厭わない」……の繰り返しで、指揮官は本当によく考えて作戦立ててる? のちには、このガリポリの戦いは無謀な作戦の代名詞になるわけだが……。

 再現映像は人や人の顔があまり出て来ないので、淡々としている。それでも、塹壕に運ばれてきた食料にばんばん蠅が飛び込んでくるところなんかおえってなる。特に解説なしでもわかるぞ、それ死体から湧いた奴だろって。なんでか知らんけど、あいつら人の口めがけて跳び込んで来るんだよなあ。そりゃあ病気も流行るよ。
 映画見てるだけでもうんざりして早く終わってくれえ……と思うんだから、実際参加していた人は自棄にもなるよなあ。

 終始淡々と続くから、感情的になりにくい映画ではある。
 それでも、参加した人たちの手紙で淡々と綴るから、ずっと語っていた人の最後には感情移入してしまう。何度も見るとじんわりくる映画だね。

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