2024年12月30日 (月)
2024年12月25日 (水)
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2024年8月 7日 (水)
2024年7月29日 (月)
2024年6月 7日 (金)
コミックマーケット104に参加します@月東ニ55b
「群雄」は、コミックマーケット104(2024年8月11~12日)に当選したそうです。
月曜日 東地区 “ニ” ブロック 55b
↑ですので、よろしくお願いします!
この夏こそ、新刊を出すぞ~!
うお~!
2023年12月31日 (日)
2023年12月19日 (火)
映画「父は憶えている」
映画「父は憶えている」
2022年キルギス/日本/オランダ/フランス
監督:アクタン・アリム・クバト
キャスト:
クバト…ミルラン・アブディカリコフ
ウムスナイ…タアライカン・アバゾヴァ
ザールク…アクタン・アリム・クバト
事故で記憶も言葉も失ってしまった父(ザールク)が、23年ぶりにロシアから帰ってきた。息子のクバトは、肉親の情から、ずっと探していた父が帰って来てうれしい反面、全てを忘れて自分の記憶の中の父のイメージとはかけ離れて、まわりに迷惑ばかりかけている(と、彼には思えた)父に困惑する。
これ、日本であっても、認知症の親に接する子供は、こんな気持ちになりそうだなぁ。
でも最後は、ボケているように見えても、いや本当にボケていたとしても、憶えていたいことは憶えているじゃん!とほんわかした気分になるね。他の、昼間っから酒飲んだり、酒飲んで自動車運転したり、金を無心したりしているオッサン(ザールクの昔の知り合い)より、よっぽどまともよ?
ゴミ集めのことも最初息子は、「みっともない」って言ってるけど、村の人たちがポイ捨てしたゴミを掃除してるだけだし、最初から悪いこととは思えなかったなぁ。まぁ、最後の方では、息子も村の人たちも、きれいにするのは良いことだ、となっていたから良かった。
映画の本題とは関係ないかも知れないけれども、この人たち、なんで食って行っているのか不思議に思った。何もないもんね。キルギスというと、遊牧民の国というイメージがあるけど、遊牧どころか牧畜も行っていないようだし。家で消費する程度の家禽や牛馬はいそうだが(鳴き声は多少聞こえる)。
水が豊富そうなので、畑かな? カパカパな土の畑は少し見えるけど、何か植わっているようには見えなかったんだよねぇ。工場とかもなさそうだし…。村のちょっと成功したヤツみたいな男も、町へ行って稼いでいるみたいだし。まぁ、でも、日本の田舎で何もなさそうな所でも、みんななんかして食ってるから、似たようなものなのかな???
しかし、ゴミ問題はすごいねぇ。ポイ捨てぶりに、こりゃヒデエ……と思った。アニメ「ルパン三世」第一期の最終回に当時の夢の島が描かれているけど、あれに匹敵する。台風やら大雨やらの後、近所の海岸に行くとものすごい量のゴミが漂着しているから、今の日本人のマナーも大差ないと思うけどね。
2023年11月 8日 (水)
馬の博物館「戦国武士と馬」を見に行った
馬の博物館で開催されている「戦国武士と馬」を見に行ってきた。
いやー興味深かった。よく戦国時代に使ってた鞍なんて残ってるもんだ。
作られたのが室町時代だっていうだけでなく、消耗品とみられるような、使用痕のある本当に使ってたヤツってところがまた見所だ。草摺があたると鞍にこういう傷ができるのか、とか、踏ん張ると鐙のこんなところが減るのか、今の靴と同じような部分が減ってるな、とかわかるんだよ? すごくない?
あの苦しかった戦場で使った……みたいな思い入れのある品だからとって置いたんだろうか。 昭和の大量生産品が、今はむしろ手に入らない貴重品になっているのを見ても、断捨離って害悪のように思えてしまう。思い出の品は何でもとっておくに限る(笑)。
あと、個人的に興味深かったのは、信長や家康の書状。
何の因果か、『集史』「部族篇」の続きで、「チンギス=ハン紀」を訳している所なので、チンギス=ハンがケレイドのオン=ハンやオトラルのカイル=ハンにあーだこーだ言い遣る場面が出てくる。まぁ、大帝国になる前は口頭で言い遣る訳なんだが、その内容は信長や家康が手紙に書いて何かを頼んだり指示したりすることと似ている。
「なんだ、同じようなことしてるんだ」というのもおもしろいポイントだが、チンギス=ハンの言葉をどういう口調で訳したもんかと悩んでいたから、「あ、これ参考になるじゃん!」と思ったわけ。
だってさ、訳し方一つで上から目線にも、丁寧な御願いにもなっちゃうじゃない? それでチンギス=ハンの印象が変わっちゃうとまずいなぁ、と思って。
常設展の方も、モンゴルやキルギスの乳酒を醸す革袋が展示されていておもしろかった。いろんな型があって、バラエティーに富んでいる。
そして、モウコノウマが完全な野生馬ではなく、再野生らしいという但し書きがされていて、さすが新しい説(といっても数年前に発表されたものだが)の紹介もぬかりない。
併設されているポニーセンターでは、馬にニンジンをあげるイベントなどもあって、とても充実した見学になった。
鬣がもさもさでかわいい与那国馬サンゴちゃん モンゴルの馬はこの位の大きさかな
詳しくは公式サイトのこちらへ。
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