映画「大統領のカウントダウン」
2004年ロシア
監督: エヴゲー二ー・ラヴレンティエフ
キャスト:
アレクセイ・スモーリン…アレクセイ・マカロフ
キャサリン・ストーン…ルイーズ・ロンバード
ウマル・タミエフ…ヴャチェスラフ・ラズベガエフ
モスクワの町中を装甲車が爆走!
民警の車をバキンバキン踏み潰す!
(笑)
邦題に「大統領の…」と入っているが、プーチン大統領は出てこない。
その代わり、ベルルスコーニとおぼしきサミット開催国イタリアの首相が出てきて暴言を吐く。
国外に逃れているロシアの成金政治家が国際テロリストのアラブ人と結託してロシア政界への復帰をもくろむが、主人公スモーリンの活躍でアラブ人テロリストは皆殺しにされ、既にモスクワに向かっている(自作自演のため手際がよいのだ)その政治家の飛行機は行き場を無くす、といった裏のスジはどこかで見たような…? エアポート・シリーズだったかな? 後半が飛行機の中での格闘のせいか、エアポートシリーズによく似ている(気がする)。
チェチェン人は彼らに都合よく使われているだけ、真実に気づいてスモーリンとともにテロリストどもと戦う、というフォローが入っているのが実に小賢しい。でも、日曜の夜なんかにお気楽に見る(人によってはツッコミを入れつつ)には丁度良い娯楽超大作だと思う。
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