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2006年12月30日 (土)

映画「霊幻道士 キョンシー・マスター」

 大理でテレビを見ていたときに、5~10分くらいの細切れで変な流し方してた番組がずっと気になっていたのです。
 B級臭がプンプンするキョンシーもので、どうしてああいう放送の仕方をしてたのかわからないんですが、全体がみたくて見たくてしょうがなくなったものの、キョンシーものってものすごく多いからわからないだろうなぁ、と半ばあきらめてました。
 しかし、どうも「霊幻道士~キョンシー・マスター~」らしい、ということで見てみました。

 まず、オープニングからして「♪しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん(メロディーが)…」って「子連れ狼」じゃないっすか。歌詞が中国語なので、日本の歌と認識してないのかと一瞬思ったけどそんなことはなくて、この曲が日本語で歌われ、それを聴いた日本兵の亡霊がしんみりする、というシーンがあるので、向こうでも有名な曲なんでしょう。
…でも、戦死した日本兵はその歌知らんと思ふ(爆)。

 ツッコミどころはたくさんあります。いくつか例を挙げると。
○「キョンシーのおじさんを殺さないで!」<もう死んでるだろ。
○キョンシーや飛頭蛮が何で毒ガスで死ぬんだ。<もう死んでるってば。
…しかも人間は息を止めるだけで助かってるし(びらん性かもしれんのに)。

 キョンシー以外にもいろいろ妖怪の類が出てくるけれども、皆、純なところがあって(笑)、主に非道いヤツは生きてる人間の方。このあたり、意外と現実をふまえているかも?(笑)
 というわけで、いくつか目立つ妖怪(亡霊)を挙げます。(以下、ネタバレあり)

玄魁…キャスト見たら、こいつのフルネームは愛新覚羅玄魁というらしい。一気に親しみが湧いた瞬間であった(笑)。
「義侠心のあるヤツ」と言われたり、
「キョンシーになったとはいえ同じ中国人だ、共に酒井(後述)を倒そうぞ!」
と言われて酒井と戦ったり(怨霊にそんな理性があるとはとうてい思えないが、というか「同じ中国人」って意識あるかなー)、一番お気に入りのキャラだが、半ばで爆発!

酒井…やや太めではげ頭が割れている日本人将校の亡霊。こやつも
「金塊(よく聞き取れないが、たぶんそう言ってる)を持って日本へ帰るのだ!」
とか言って生前の職務を忠実に守っているし、金塊をくすねたヤツを正しく祟ろうとしたり、怨霊のくせにスジの通ったことしかしてない。
で、最終形態で日本刀になるのだが、その日本刀にはドクロのストラップ下げてたりしてなかなかおちゃめさんである。でも刀の構え方にはなんか違和感がある(円月殺法の真似かもしれない)。

クルス…西洋キョンシー…って言ってる割には思い切り顔が東洋人。ま、感染性のものなので良いんですけどね…。舞台が香港なので中国人でもこういう名前はアリだろうし。ただ
「我がニコライ家は…。」
とか言ってるから、
「どこのニコライだ?」
と言いたくなるのをぐっと押さえ…ないでツッコミまくるッ!(笑)。愛ゆえに神を呪うというこれも納得できる生成過程(?)を経ている。
クルス自体は正統派ヴァンパイアで良いのだけれど、天敵とも言える神父が床を突き破ってびょーんと出てきたり、クルスより長生きしているようなことをにおわせる言動をしたり、あんたの方がよっぽど妖怪じゃ! で、香港に行くと神父まで格闘しちゃうのかよ、と誰もがつっこみたくなる動きをする。

 サービス精神満点(特に爆発シーンが多く、火薬の量が出血大サービス?!)で楽しめたドラマでした。

(年末進行につき、再放送でお送りしております。)

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