映画「ベラルーシ侵攻1942~ナチスの罠~」
1981年ソ連
監督:ユーリィ・ボレツキー
キャスト:
トルブニコフ…アレクサンドル・ヤコヴレフ
ダシケーヴィチ…ニコライ・グリニコ
ゴロヴィン…ミハイル・ヴォロンチル
どうも子供向けの映画らしいが、子供が見るにしてはハードな気が…(笑)。
確かに、撃たれて死んだりする時の表現がマイルドになっているような気はするし、謎解きもそれほど入り組んでないし、何よりも子供が一人として死なない。ドイツ兵に殺されそうになると、正義の味方のチェキスト(チェーカー要員、一般的にソ連の諜報・防諜機関の職員を指す)のおっちゃんがやってきて必ず助けてくれる。
孤児院の子供たち危機一髪!というお話。
思わず「スターリン・ジョーク」に載ってたジェルジンスキーと子供についての小話を思い出したね。
参考資料:
スターリン・ジョーク
平井吉夫・編
>チェカの初代長官フェリックス・ジェルジンスキーは子供が大好きだったという。誰かがジェルジンスキー夫人に、このことについて質問したところ、夫人はこう答えた。
「ええ、たしかに。思い出しますわ。フェリックスはね、むかしは道で子供に会っても、射殺したりなんかしなかったものですわ」
※「スターリン・ジョーク」 p.13より
…再版はしないのかな~?
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