映画「セルゲイ・エイゼンシュテイン-人と作品-」
1958年ソ連
監督:ワシーリー・カタニャン
出演:ジュゼッペ・デ・サンティス
グリゴリー・アレクサンドロフ
エイゼンシュテインって、ものすごい量のイラスト描いてるんですね~。画風が何となく手塚治虫に似てる?!
手塚治虫あたりから漫画が映画的な表現の仕方を取り入れたという話なので、アングルとかテンポが似てるのはあり得るだろうけど、そうじゃなくてタッチとか人物の顔が似てる気がする。特にイワン雷帝のイラストは、鉄腕アトムの天馬博士に似てる(笑)。あーびっくり。
あと、「ロマノフ王朝の最期」で、どうも気になっていたショットがあるんだけど、あれ、エイゼンシュタインの「ストライキ」からのパクリオマージュというか、引用みたい。ほんの1~2秒の場面なんだけど、瞬間的に「ストライキ」全編をイメージできるからだろう…「ストライキ」見てないけど(ベキバキ)。1,2秒でこれほど印象に残るとは恐るべし。
セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の映画:
「ストライキ」……1924年
「戦艦ポチョムキン」……1925年
「10月」……1927年
「全線/古きものと新しきもの」……1929年
「メキシコ万歳」(未完)
「アレクサンドル・ネフスキー」……1938年
「イワン雷帝」第一部……1944年、第二部……1946年、第三部(未完)
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