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2007年6月24日 (日)

【翻3-24】匈奴とフンの関係

гунн ぐーん

 フン、フン族。岩波露和辞典に
「(文化財を破壊する)野蛮人.」
なんて書いてあるのは見なかったことにしよう(爆)。キリル字母には、ラテン字母のhにあたる文字がないのでг(げー g)になってるものかと。
 音としてはh音がまったくないわけではないが、特別なことがない限り単純にhはгに転写するようだ。戦争映画の中で、ドイツの独裁者の名前Гитлер(ぎーとれる ヒトラー)が連呼されるので、割とみんな知ってるかもしれない。私の場合は、「道中の点検」という映画でこの歴史上の人物の名を覚えた(笑)。

 で、本題。お察しの通り、ここでフンと言ってるのは匈奴のこと。匈奴とフンの関係は、証明できたのか否定されたのか、最新情報は知らない…というか、教えてちょーだい(笑)。
 紛らわしいから、匈奴に直しとけ、とか言われそうだが、匈奴はсюнну(すゅんぬぅ? hsiung-nu)と書き分けられているので、гунн ぐーんを勝手に匈奴と書き換える訳にはいかない。それに、ムグ山文書のγwnとフンと匈奴と突厥の関係が話題になっているので、やはりそのままにしとこっと(笑)。

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コメント

ぎーとれる・・・ですか、なんか微妙(笑

フンについては、今林先生の新著を読んでる最中です
火曜日頃には感想アップできそう

投稿: 武藤 臼 | 2007年6月24日 (日) 03時05分

武藤さんは本当に情報早いですよね。
感想楽しみにしてます~。

投稿: 雪豹 | 2007年6月24日 (日) 07時55分

とりあえず、こんなかんじかなー
読んでる最中に中央ユーラシア史を思い出さないあたり、脳みそはかなり硬化していると思われ(笑

投稿: 武藤 臼 | 2007年6月28日 (木) 01時03分

感想読みました~。
匈奴とフンの関係が証明されるときって来るのかな。
何でどうやって証明するんだろ???

むむむ中央ユーラシア史も読んでないなー。
もっと見聞を広くしなければ…。

投稿: 雪豹 | 2007年6月28日 (木) 20時23分

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