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2007年7月 7日 (土)

ドラマ「限界戦線」

Train001

限界戦線

2006年ロシア
監督:ジノーヴィー・ロイズマン
キャスト:
レソルブ(ロマノフ)…アンドレイ・パーニン
シェフツォフ(ヘルマン)…アンドレイ・ソコロフ
ソーニャ…エカテリーナ・レドニコワ
トーマ…マリーナ・アレクサンドロワ
ラザリ…イワン・ココリン
チプロー(ミーシャ)…デニス・ニキフォロフ
ファデーエフ…オレグ・コルチコフ

 最初のシーンからして刺激的。
 ドイツ軍が…スギ花粉が降り注ぐ中を…。げほげほ
…と、冗談はともかくとして。

 第二次世界大戦中、ドルチ川鉄橋がドイツの潜入工作員と空爆によってドイツ軍の手に落ちた。

 ドルチ川は、ドニエプル川に注ぐベラルーシの河川。
 なんだかソ連兵が滅多やたらとやられてるんだけど、何たってひどいのは橋の守備隊から攻撃されているという通信が入り、おそらく橋は陥落したとの報告に、
「おそらくだと! そんなのおまえの勝手な推測だ!」
とか言って鉄橋に装甲列車を送り込む兵団長。装甲列車という必殺技さえ出せば、他が全くゼロでも勝てると思ってるらしい。
 こんなのに指揮されてては、兵士は内臓ぶちまけ、脳みそ飛び散っちゃっうのも当たり前か…。

 兵員輸送列車がドイツ軍に攻撃されたとき、前線に向かうために乗車していたラーザリとミーシャは些細なことでけんかになる。それを止めようとした元政治犯のレソルプ、看護婦のトーマ、機関士のファデーエフが牽引車に避難して砲撃を逃れ、更に砲撃してきたドイツの部隊を壊滅させる。燃料が切れたところで装甲列車に遭遇、脱走兵として逮捕されてしまうが…。

 ドイツの潜入工作員が誰かは最初からわかっているので、謎解きよりアクションに重点を置いている感じ。ソーニャとトーマの入浴シーンもあるし(サービスシーン?笑)。

 とにかく、レソルプは1937年の大粛正で逮捕された赤軍の幹部らしく、彼が生き残ったわずかな兵を率いてドイツ軍の包囲網を破って的確に装甲列車を導いていくのと、赤軍の指揮官のまぬけぶりが対比して描かれているようだ。ドイツ軍は非常にキッチリしているのに赤軍はぐだぐだで、ソ連兵は戦闘以前にやられ放題。
 それは、戦争に必要な赤軍の有能な人たちをスターリンらが葬ってしまった結果だと言いたいのかもしれない。
 原題は「最後の装甲列車」。

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コメント

やっとわかった!
トーマの笑い声が誰かに似てると思ってたけど、
仲間由紀恵…というより、トリックの山田奈緒子だ!

投稿: 雪豹 | 2007年7月 8日 (日) 20時51分

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