映画「ミッション:アルティメット」
2008年ロシア
監督:オレグ・ポゴジン
キャスト:
クレムニョーフ…ヴラジーミル・エピファンツェフ
シェーリング…セルゲイ・アスタホフ
ナジェージダ…オリガ・ファジェーエヴァ
リャミン将軍…ヴラジーミル・スチェクロフ
ロコトフ将軍…ユーリィ・ソローミン
クレムニョーフは数カ国語を操り、どんな困難な状況に置かれても必ず切り抜ける「無敵の」(←この映画の原題)男。今回の任務は、石油会社の社長にして大富豪のソーキンの悪事の証拠を握るシェーリングを捕まえてロシアに無事に送ること。
話はシンプル。それだけのことだが、べらべらしゃべりまくるくせに本心は見せないシェーリングと強いけど愚直なクレムニョーフ(意志の強いとか頑固な、という意味の名前)のやりとりがおかしい。クレムニョーフは七つ道具が入っているスーツケースを置き引きされたり、銃を向けられたら反射的に撃っちゃったり、ちょっと間抜けっぽい。でも結構かわい気がある。
クレムニョーフ対いろんな敵との戦闘(主に銃撃戦)シーンすごいなぁ。これはかなりぐっとくる。
特に良いのがナジェージダ役の人。アクション映画でも、容姿を優先して選ばれるのか、動きについてはうーーーん、仕方ないかぁ……ってあきらめなきゃならないのかと思ってたけど、そんなことはなかった。説得力ある。これなら荒くれギャング何人相手にしても勝つわ。
「ハー!」
って気合いも決まってる。美女は単に花を添えるだけじゃないぞ~。
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