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2011年6月24日 (金)

映画「ルスランとリュドミラ」

ルスランとリュドミラ

0306180639

1972年ソ連
監督:アレクサンドル・プトゥシコ
キャスト:
ルスラン…ヴァレーリー・コージネツ
リュドミラ…ナターリヤ・ペトロ-ヴァ
チェルノモール…ヴラジーミル・フョードロフ
ナイーナ…マリヤ・カプニスト-セルコ
ヴラジーミル大公アンドレイ・アブリコソフ

 まさにおとぎ話。
 まさに夢中の歌。
 なにやら訳のわからない夢を見たとき、夢の中でこんな感じのメロディー、流れてそうな気がする。よくこういう曲を書くもんだ。

 うわさに聞くところでは、今の教科書に載ってるようなお伽話は無駄にマイルドになっていて、キリギリスは野垂れ死にしなかったり、桃太郎も鬼と仲良くなったりしているそうだが、これは子供も見る映画にもかかわらず、敵役のペチェニェグ兵士の首をぽぽぽーん! 身体は縦割り真っ二つ! …「300 」をR指定にするのが憚られるくらい。英雄叙事詩では良くある話だが、お伽話も本来こんなもんだわなー。実写で再現すれば残虐に感じられるような話はざらにある。ちなみに、この映画の原作はアレクサンドル・プーシキン。文学作品ならエログロOK、私脱ぎます…ってか(脱いでないって)。

 ペチェニェグのハーンが
「ピエロはこんがり丸焼きだ」
なんて言っててステキ。ルスラーンの恋敵がハザールのハーンだったり、コンスタンチノープルからの使者がキエフ公国を訪問してたり、魔法使いがフィン人だったりとお伽話なのに妙に具体的。ビザンチンの使者はやっぱり偉そう(笑)。

 ペルーンに祈っちゃうのには笑った。これ、もともとは(キリスト教の)神なのかな?石人君が要所要所に建ってたり、女の子が火の上をぴょんぴょん跳んでいるのも異教的だよな…。無神論の社会主義政権の時代の映画だから、当然キリスト教は駄目なんだけど、ペルーン等のキリスト教以前の神はOKってのもなんだかなーという気もする。日本で「神道は宗教ではない」なんて言っちゃうのと同じ思考回路なんだろうかね? まぁ、詭弁なんだけどね。

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