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2012年8月 4日 (土)

契丹展見てきたよ

Kidan001 「契丹 草原の王朝 美しき3人のプリンセス」展行ってきました。

 入るなりゲンコツのような琥珀の塊をどかんと使った首飾り。それこそグーで殴られたような衝撃を受けました。

 なんと男らしい。被葬者女性だけど(そもそも展示会のサブタイトルが「美しき3人のプリンセス」だもんね)。 のっけから
「文弱!文弱ゥ!」(ディオ風に)
というイメージをぶち壊されたようなインパクト。

…自分はキタイが「文弱」っていうイメージを持ってるからこう感じたけど、一般的な契丹のイメージは違うのかもしれません。 ご挨拶に「一般に思われているように野蛮ではありません」みたいなこと書いてあって「ヘッ?!」と思ったもん。 たぶん、モンゴルで文民然としていたキタイ連中…て言うか、主に耶律楚材のイメージでしょうね、これは。中国史知らないから契丹が野蛮なんて常識なかったわ(笑)。

 それにしても琥珀って珍しいな、中国ってヒスイとか玉とかの塊はよく見るし、草原世界では今も昔も真っ赤な石(ルビーとかカーネリアンとか)大好きだけど、キタイはどっちでもないんだな~、という感じが言葉でなく感覚として示されています。解説によれば、中国では琥珀を好んで使わないとのこと。

 展示物を一つ一つ見て行くと、草原世界で見慣れたモノ・共通性がありそうに見えるものもあり、唐…というより北魏?っぽく見えるものありで、他に類を見ない独特の雰囲気になってますね。自分はこの辺の歴史をよく知らないけれども、これで契丹の歴史を知っててここに出てくる人たちの具体的な事績を知ってると更におもしろいんだろうなぁ、と羨ましく思いました。

おまけ:

Kidan003ミュージアムショップで売ってた拓本(ディジタル拓本じゃないよ)が「ゴビの岩画」に激似だったのでつい買ってしまいました。賀蘭山のどこかって話だから、ゴビに連なる地域ではあるけど、同じ人か刻んだんじゃないかってくらい似てるよな-。

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コメント

キタイから「文弱」扱い受けてた中国王朝(五代含む)の立場がありゃせんわな。
キタイが野蛮のイメージは打草穀とか、赤ちゃん放り上げて落ちてきたところ(ry)っていう中国側史書に書かれたソレで。
カラ・キタイとかは知らんけど。

投稿: マルコ | 2012年8月 8日 (水) 22時22分

テムジンに破れたナイマンのクチュルグに簡単に簒奪されちゃうカラキタイが強いとは思えないんですけどねぇ。
唐に憧れてるって展示にあったけど、それがいかんかったか~

投稿: 雪豹 | 2012年8月 9日 (木) 01時15分

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