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2013年1月25日 (金)

映画「コマンド・フォース」

コマンド・フォース

2011年ロシア/アメリカ/オランダ
監督:アレクサンドル・ヤキムチュク
キャスト:
ハント…ルトガー・ハウアー
リック…マイケル・マドセン
イヴァーヌィチ…パーヴェル・デロング
フェージャ…フョードル・エメリヤネンコ
コット…ヴァレーリィ・ニコラエフ
チーヒー…オレーク・チェルノフ
将軍…アレクセイ・ゴルブノフ
ヴァジム…ヴァレーリィ・ソロヴィヨフ
ユーリャ…ユーリヤ・ゴルシェニナ
ヒョヌ…キム・ボソン
マリヤ…アンナ・ゲルレル
マックス…アレクサンドル・レーニン

 サラマンダー(サンショウウオ)の皮膚の成分から不老不死の薬が開発された。
 バンコクに本拠地を置く製薬会社ファームラインの社長ハントは、表ではこの夢の薬を安価(比較的)で売り出す救世主を演じつつ、裏では自社に都合の悪い者を殺すことも辞さない絵に描いたような極悪企業家。このところバンコクで相次いでいる謎の自殺にファームラインの薬が関係しているらしいとベテラン刑事が嗅ぎつけた。

 一方、国際科学ミッションが東南アジアのロンマイ島で消息を絶った。
 ロシアからも微生物学者マリヤ・コノノヴァが参加していたことから、ロシアの特殊部隊が送り込まれる事になった。微生物学者のヴァジムとユーリャ、コンピュータ専門家(というかハッカー)のマックスも同行することに部隊の長イヴァーヌイチは不安を覚えるが、意見・質問は一切禁止。韓国の諜報員ヒョヌも加えられたところを見ると、何か国際的な陰謀がありそうな匂いもする。

 ロンマイ島は所有者もはっきりせず、アジア各国からの難民が住み着き、反政府ゲリラの訓練施設があったりと誰でも何でもやり放題の「楽園」になっているが、実はファームラインの研究所があって秘密の研究をしていたのだ。

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 元PRIDEのヒョードル? バンコク? とキーワードだけ聞いてムエタイの使い手と何かするのか? と妄想が膨らんだがそんなことはなく、普通の特殊部隊ものだった。
 そもそもロシアの特殊部隊はタイに行ってない。ロンマイ島は東南アジアのどこかにあるらしいが、タイとは一言も言ってない。それに、ヒョードル主人公の一人ではあるけれども、一人だけ際立ったヒーローじゃないし。
「こいつ不死身? 素手で何人相手にしてるんだよ?」ってな感じで見せ場はあるけど。

 この任務の核となる三人の非戦闘員がほいほい敵に捕まり過ぎじゃないか? 彼らは東南アジアに長いってことだからもうちょっとロシアにはない熱帯雨林でいいとこみせても良さそうなのに。まぁ、ハッカーがウィークポイントになるのはお約束みたいなもんだけど。ともかくイヴァーヌイチのチームが無敵すぎる(笑)。

 諜報員のヒョヌは北朝鮮でなく韓国の諜報員でいいんだろうなぁ? 国際的なミッションに北朝鮮が参加する(冒頭で殺されるウォンというのがコリアン?)ってあんまり考えられないもんな。とすると、KCIAなのかな? 今なんて名前に変わってるか知らないけど、金大中事件とかであんまりイメージ良くないよな。ヒョヌ自身もむっつりスケベっぽい風貌の人で、陽気なロシア人たちと比べると得体が知れない存在感がある。いかにも何か秘密の任務を持ってますよ~という怪しさ全開。このヒョヌがフェージャたち熱い男たちとともに困難を乗り越えていくうちに上からの指令に忠実なだけのお堅い仕事人間からだんだん変わっていく。

 国際的なやっかい事の尻ぬぐい、誰かがやらなければならないならオレたちがやる! ってな自己犠牲的な心意気が美しいと見なされているんだろうなぁ。オレたちは死ぬが誰かが志を継いでくれる、みたいな。

 それにしても、
「心停止してる……いや、心臓が止まっただけだ!」
ってセリフはすげーよな。

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