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2013年1月22日 (火)

歴史魂の季節になってまいりました。

 年も明け…ってもうずいぶん経ってますが、今年もLEXICONの時期になってまいりました~(笑)。

 歴史魂LEXICON2013の原稿募集の頁

 昨年の歴史魂(LEXICON2012)の感想

 今年は旧ソ連、あるオセット人の一挿話を…と考えているところでして(スターリンではありません)、そこになんとまぁタイムリー! 歴史友達の某氏から「ウクライナの至宝展 スキタイ黄金美術の煌めき」のカタログをいただきました! キンキラキーン!!(←効果音)

Ukraine001

 オセットは自称をイロン(アラン)というそうですが、サルマタイの一部族アランの後裔なんだそうな(アランはカタログのサルマタイの地図にも出ています)。
 モンゴル時代にもアランはアスとかオスという名で活躍してますね(そもそもオセットという名前がモンゴル語の複数形アスドから来てるんじゃないかと思ったり)。元史等中国の史料にも出てきて割と目を引く存在です。
 現代でも北京オリンピック時のロシア軍のグルジア侵攻で話題になりましたっけ。あそこがオセットの国、オセチアです。自称はイロンのくに・イリストン。

 オセットが自分たちの歴史をどう物語っているのかよくわからないので、サルマタイ時代の記憶をどの程度残しているのか不明ですが、今やってる関連の資料がキター、ということでムフフッとしながら見ました。

 エルミタージュのスキタイ・コレクションに似てる…っていうか、同じ手によるものですね。裏表紙にサルマタイ時代のイルカ型安全ピンが出てますが、ギリシャっぽいよなぁ、といった印象。林俊雄氏の解説「スキタイ王侯の葬儀」もおもしろかった。

 カタログでは黄金モノがクローズアップされてますが、実際に見た某氏によると、割合的には少なかったそうな。ウクライナの通史的な感じで、現在の国境線で区切るといろんな民族が行ったり来たりして雑然とした印象になるんでしょう。一つの民族が誕生してから現在まで同じ領域にいるってことはまずないでしょうから。でも、これは実物は見とくもんでしょうね。こういうカタログみて受ける印象と大きさが違ったり大量だったりするもんですし。

参考文献:

Skif001

雪嶋宏一著

スキタイ 騎馬遊牧国家の歴史と考古

雄山閣2008年

 

 

 

 

Grif001

林俊雄著

グリフィンの飛翔 聖獣からみた文化交流

雄山閣2006年

これ読むと、カタログの黄金のグリフィンの背ピレのぴらぴらにも変遷があるってことがわかります。

 

 

Kamen001

林俊雄著

ユーラシアの石人

雄山閣2005年

スキタイにも石人君はいるわけです。

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