映画「ZONE」
2011年ロシア
監督:マクシム・ヂャチュク
キャスト:
ヴィクトリヤ(ヴィッキー)…ナターリヤ・ルィビャコヴァ
アレクサンドル(アレックス)…オレーク・ブラコフ
トーリク(トニー)…ヴァレーリィ・クズメンコ
オリガ(オーリャ)…エレーナ・シェルバコヴァ
セルゲイ(ダラス)…ニコライ・ドゥブコフ
これはイヤな映画だねぇ(←ホラー映画には褒め言葉ですぞ)。
テレビ映画な事もあり、シンプルで軽めのSFホラーだけれども、あんな大きな隕石が落ちた(2013年2月15日チェリャービンスク)まさにその国を舞台にしてこういう話やっちゃう?
いや、制作は2011年だから便乗じゃないんだけれども、誰でも妄想する事じゃないの、あの隕石に未知の宇宙生命体がくっついてたら……って。タイムリーすぎるところがイヤ。誰これ、日本に持って来た人? 予知能力者?(笑)
ロシアの田舎の風景とか、ソ連時代からすでに使われていないようなたたずまいの工場の廃墟がすごく良い風情で、クリーチャーがCGでなく着ぐるみみたいな手作り感があったらきっともっと存在感が出て味があったんじゃないかと思うんだけど、それも好みの問題だし、予算がねぇ(笑…すごい低予算でナニ?!って思った)。もっとも、この素敵な廃墟でロケしたってところでもう勝ちと言わざるを得ない。
まぁ、これはこれであっさりしてて息抜きに見るにはちょうど良いでしょう。グロシーンも下半身ガブッと食い千切られて内蔵ドバ―ってくらいなのでホラー苦手な人でも大丈夫(?)。
それにしても、出てくる少年少女、身体はでかく見えるけど子供だよね。みんなすごく手足が長くてびっくり。
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