ソチ五輪の聖火、ピチゴルスクでレールモントフを偲ぶ
ソチ五輪の聖火は、北カフカスの温泉郷、ピチゴルスクにやって来ました。
ソチ五輪聖火リレー公式チャンネル・ビデオ日記 108日目ピチゴルスク
列車が到着して木々の間にちらりと見えるのがこの町の名称(ピャーチ=5、ゴール=山)の起源となっているベシタウ(テュルク語で五山の意)でしょう。
ベシタウは、黄金のオルドのハンの宿営地で、イブン=バットゥータの『大旅行記』にも、ウズベクの行宮であるこの地を訪問したとの記録があります(家島彦一訳『大旅行記四』32頁)。
傷に効くという古くからの温泉リゾート地で、レールモントフ以外にも多数ロシアの文豪が訪れたとの事。レールモントフがここで決闘をして死んだので、その場所はロシア文学ファンの聖地のようになっています。最後の方に出てくる大きな立像はレールモントフです。
昔、それこそ聖火と同じような夜行列車に乗ってピチゴルスクに行った事があるんですが、もう記憶があやふや……。わかるところと言えば、聖火ランナーが登って行った上の方で聖火の受け渡しをしている所ですかね。道路に円陣のような模様が描かれていて背後の山肌に入り口がありますが、あの中は試験管状の地底湖になっています。
当時は黄金のオルドについて何も知らなかったので漠然と見物しただけでして、この一帯の温泉地には、今思えばあれはクリミアのハンの行宮?みたいなところもあり、石人君も出土していると言うし、よく下調べして行ってみたい所ではあります。
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コメント
トルストイ、ドストエフスキー、ツルゲーネフ、プーシュキンといった文豪は知っていましたがレールモントフは知りませんでした(
汗。やはりロシアは奥が深すぎますです。
追記
わが市出身の選手が何と“二人”もソチ五輪に出場するんですよ!。市のHPに特集コーナーを設けるくらいのことをすればいいのに、それすらしてませんです┐(´д`)┌ヤレヤレ…。小千谷市なんかはHPのトップに持ってきているんですけどね…。
投稿: 雪男 | 2014年1月24日 (金) 20時47分
さすがウィンタースポーツのメッカ!(って変な言い方…笑)
新潟市自体にはスキー場とかないんでしょうかねぇ? 観光イメージ的にはすごくいい宣伝になりそうなんですが。レルヒさんなんかいかにも「スキーの本場はここです」的なキャラなのに。
レルヒさんは新潟県のキャラだから新潟市は関係ないのかな?(それも変な話)
投稿: 雪豹 | 2014年1月25日 (土) 09時40分
平成の大合併で新潟市も一段と大きくなりましたが、それでも市内にスキー場は有りませんね~。だって、気象庁のHPを見たら積雪0㎝ですから。ウチの市は新潟県とはいっても半分、長野県みたいなところなんですよ。もともと、長野県の飯山氏とは接していましたが、現在は長野市ともお隣なってしまった(w。家から見える黒姫山、飯縄山、斑尾山といった信濃の名峰には愛着があるけど、苗場山や八海山といった越後の名峰には愛着が有りません(爆
投稿: 雪男 | 2014年1月25日 (土) 14時57分
積雪0ですか、イメージが違う~(笑)。
でも大都市になるのはそういう住みやすいところなんでしょうね。ウチから見える山と言えば富士山くらい(そっちの方まで真っ平らなので)なので、山に対する愛着というのがぴんときませぬ~。
投稿: 雪豹 | 2014年1月26日 (日) 12時29分
あれ、ウテュケン山は“聖地”ではなかったのですか?…!!(゚ロ゚屮)屮
投稿: 雪男 | 2014年1月26日 (日) 21時42分
ウテュケン山の見えるところに住みたい~。
いえね、最近日本の狼信仰について調べて、狼と山の神である十二様(12人の子供を産み育てた賢い女性)が同一視されてるって話を読んで、突厥の祖先の狼がメスだというのはそういう意味だったのか!と今更ながら思い至ったのでありました。千葉県では犬吠埼やら八犬伝やらちーば君やらイエイヌの話はあっても、狼の話は思い浮かばないのは、山がそんなに身近じゃないからかなーとか思ったりしてるんですよねー。
投稿: 雪豹 | 2014年1月27日 (月) 21時00分