ソチ五輪の聖火、マイコプでチェルケス騎兵を従える
先日、エルブルズ山に登っていたソチ五輪の聖火はアディゲ共和国の首都マイコプにやって来ました。ソチはもうすぐそこ……というか、山側の会場はアディゲ共和国からは50kmもないのでは? マイコプは少々離れてますが。
チェルケス風の騎馬のお供を連れた聖火は何だかカッコイイ。まさにスルタンの風格です。
ソチ五輪聖火リレー公式チャンネル・ビデオ日記 120日目 マイコプ(アディゲ共和国)
先日訪問したカラチャイ・チェルケス共和国のチェルケス、カバルダ・バルカル共和国のカバルダと同じく、ここアディゲの自称もアディゲです。他所からはチェルケスとまとめて呼ばれています(この3民族をなぜ3民族に分けたのかはよくわかりません)。
天気が良いせいもあるんでしょうが、開放的で穏やかな雰囲気ですね。ソ連崩壊後はこの三つの民族を併せ、ロシアやトルコなど他国に分散しているチェルケス人を集めて統合していこう、という運動があるそうですが、こういう絵面を見せられると、平和的な方法で進められているのかな、と思えてきます。
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コメント
チェルケス風の騎馬、ホントに風格と威厳が有ってカッコいい!。チェルケス人といえばイヴァン4世の2番目の妃であるマリヤ・テムリュヴナはチェルケス人というかカバルダの王族の娘だったようですが、wikiによると雷帝がその美貌に惚れ込んで妃にしたようです。カフカスは今も昔も美人さんが多いのでしょうか?(w
投稿: 雪男 | 2014年2月 4日 (火) 19時47分
あー、なんかそういう話をアンリ・トロワイヤの小説で読んだ事があるような気がするー。どうでしょう、観客の中に美人さんはいましたか? 雷帝好みだったら、ゴージャス系の美人なんじゃないですかね? 妄想ですが。
投稿: 雪豹 | 2014年2月 5日 (水) 00時59分