« 2015年5月 | トップページ | 2015年9月 »

2015年7月 5日 (日)

コミックマーケット88に参加します@(金)東ホ48b

 あるとき、村田蔵六は塾を休みがちの久坂玄瑞を呼び出して言ったという。
「久坂君。君は原書など読まなくてよろしい」
「先生…破門ですか…!」
久坂はうなだれ、うめくように問い返した。
 蘭語(オランダ語)を学ぶということは、言語としての蘭語を学ぶこと自体が目的ではない。それは、当時唯一日本と国交のあったヨーロッパの国・オランダ語で書かれた書物を通じて、日本の外の世界に制限なくアクセスするためのツールに過ぎない。久坂が蘭語を勉強し始めたのも正にそのためであった。
 唇を噛み、うなだれる久坂に向かって、村田は眉一つ動かさずさらっと言ってのけたのだ。
「原書など読まなくてもよろしい。私の翻訳を読めば充分です」

 くはー、格好良えなぁ!

 大村益二郎(=村田蔵六)の伝記を読んだのは何十年も前の話だけれども、このエピソードは強烈に印象に残っています。実際そういうことがあったかどうかは、幕末おたじゃないのでよく知らないけど、四境戦争やら上野戦争やらの鮮やかな指揮っぷりよりも、まさにここが大村に惚れたポイントですわ。

 こういうセリフを一度は言ってみたい! そんな語学力ないけど(笑)。

 でもまぁ、たとえ夢物語でも、目標として掲げておく分にはいいかな、と。お笑いのネタくらいにはなりましょう。

 今度のコミックマーケット88には間に合いませんが、ロシア語わからない人でもロシア語を読んだのと同じ効果がでるにはどんな風に訳したらいいのかなー、と考えながら『モンゴル史』「部族篇4」に取り組み中です。ご意見・ご感想のある方はゼヒ金曜日 東地区“ホ”ブロック-48b「群雄」へ~~。「部族篇」1~3もありますよ~。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2015年5月 | トップページ | 2015年9月 »