ドラマ「マルコ・ポーロ」特別編:百の目
2015年アメリカ
監督:アリク・サハロフ
キャスト:
百の目…トム・ウー
フビライ…ベネディクト・ウォン
スブタイの息子…羽田昌義
日本と言えば、ニンジャ!
中国と言えば、クンフー!
…というわけなのかどうなのか、「マルコ・ポーロ」登場人物中では人気が高いらしい、マルコの師匠・百の目のエピソードが特別編で来たぁー!
これはこの夏にあるという第Ⅱシーズンにも期待できるよ!
私らは、チンギス=カンと長春真人の問答からの連想で、道教の道士は不老不死の仙人みたいなイメージがあるけど、世間的にはこんな武闘家のイメージなのか。本家中国(というか原作は香港かもしれんが)のドラマ射鵰英雄伝の長春真人もネタとしか言えないくらいすごかった。
百の目が捕らえられてフビライに仕えるようになるまでのエピソードなんだけど、スブタイの息子って所で吹いた。名前くらい付けてよ、と。でもまぁ、本当にいた人物を出しちゃうとまずいし、ウリャンカタイにしてもフビライにとってはいらない子なのかもしれないから、この扱いも納得できるようなできないような(笑)。それから、このエピソードの時点では、小アルメニア(キリキア)からは普通に来られる訳ね。
さすが、何度も異民族に征服されたことのある中国、異民族に仕えなければならないときの屁理屈が発達してるわ~、などという見方は腹黒かな(笑)。
それにしても、チンキムってモンゴル語の名前だと思ってたけど違うのかねぇ?
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コメント
中国の武芸の達人って、昔からいろいろ「術」を使う仙人みたいな扱いですよね。死人を生き返らせたり、世の理を変えたりしてしまう超人的存在。純粋に武芸の域に留まる人は「豪傑」扱いなのだと思います。(水滸伝みたいな?)
投稿: 大鴉 | 2015年12月27日 (日) 20時21分
同じ線の上にいるって事なんでしょうかねー?
でもまぁ、それに対する私の感想は、物語の中でフビライが言ってるのと同じなんですけどね。
このドラマのフビライが割と好感持てるのはそのせいかも?
投稿: 雪豹 | 2015年12月28日 (月) 05時35分