映画「スティンガー」
2013年ロシア
監督:アントン・ローゼンベルグ
キャスト:
ペペル…ヴラジスラフ・アバシン
「老人」…アレクセイ・イグナトフ
ルィマ…ミハイル・ソロトコ
マクス…ヴラジーミル・ルキヤンチコフ
ユーリャ…ナターリヤ・シベツ
麻薬捜査官でありながら、裏の組織に属して麻薬の取引をしてるペペル。誤って自分の属している組織のアジトをガサ入れしてしまった事から、どのように対処しても最悪の事態へと急速に転落していく。
ギャングの連中が救いがたい暴力体質だったり、短絡的で切れやすかったり。悪い事してる麻薬捜査官やらFSB職員やらが、ペペルの転落に巻き込まれて破滅していくのが何ともザマアミロという感じでスカッとする自分好みの映画なのですが、カメラワークがなぁ…。
手持ちハンディカムで撮ったような手ブレ映像は長時間見られないよ~。
わざとカメラ振ってるんじゃないかと思うほどすごいんだよ。座ってる人とか、寝ている人とか、動かない対象を映しているときでさえひどい横揺れ。ファウンド・フッテージ・フィルムみたいなのが流行った時こういうのあったけど、さすがに見にくかったんだろう、撮った人をプロかセミプロ、例えば映像学科の学生の卒業制作という設定にしたりして見やすい映像になっていったもんなぁ。
ともあれ、こういうバイオレンスな映画はたまに見ると良い刺激になりますね。
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