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2016年11月 1日 (火)

ドキュメンタリー「エール・フランス447便」

ナショナル ジオグラフィック チャンネル
シーズン10:航空機事故の真実と真相 (吹替版)(2012)
第13話「エール・フランス447便」

 2009年5月31日、リオデジャネイロを飛び立ったエールフランス447便が大西洋上で突然行方不明になった。
 ただ、到着予定の時間になってもシャルル・ドゴール空港に現れなかったのである。遭難信号もない。

 エールフランス447便の機材は、ハイテク飛行機エアバスA330。もしこれが事故なら、初めての重大事故だ。
 しかし、なんの手がかりもない。A330には飛行中も短波でメンテナンス・メッセージを航空会社のセンターに送るエーカーズという装置が備え付けられているが、これ以外には何もない…。

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 何といっても、この事故原因の調査に対するフランス事故調査委員会(BEA)の執念がすごい。
 水深4000mの深海からブラックボックスを2年もかけて回収している。広大な大西洋の深海を捜すなんて、干し草の山から針を探すどころではない。

 それで判明した事故原因がまた考えさせられる。
 パイロットが自動操縦に慣れすぎていて、手動で適切な操縦ができなかったからだというのだ。

 きっかけは、対空速度を測るピトー管(飛行機の外に突き出している)が凍ったことだが、このこと自体は別に飛行に影響するものでもない。

 ただ、コンピューターは、ほかのセンサーと矛盾するデータが入ってくると判断に窮してオートパイロットを解除し、人間に操縦を任せる。このとき、たまたま昔ながらの操縦に慣れていたベテラン機長が休息中だったのも運が悪かった。副操縦士たちが突然のオートパイロット解除に動転して機首を上げすぎ、失速したのである。

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 これさ、旅客機のパイロットだから「プロとしてどうなの?」って言われちゃうけど、これから自動運転の車が普及してきたときにも起こり得る事故だよね?

 自動運転車に乗る場合に、とりあえずは免許持ってなきゃならないようになるのかもしれないけど、自動運転車が対応できないような難しい状況で、いきなり人間側に「じゃあ頼むわ」って運転の権限を渡されたって対応できるわけないよ。

 そういうの対応できるのってパイロットみたいにプロのドライバーだけじゃないの? 二種免許持ってる人しか自動運転車に乗れないとかじゃあ自動運転の意味がない。

 高齢者が判断ミス・操作ミスや病気になって起こす事故が急に目立ち始めた今日この頃、ああいうの自動運転車だったら起こらなかった事故で、自動運転車はとても必要だとは思うけど、導入するなら最初から完全自動運転、ハンドルもアクセルもないようなのにしてくれないと困っちゃうよな。

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