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2016年11月 6日 (日)

映画「ドラゴン」

映画「ドラゴン」オフィシャルトレーラー

2015年ロシア
監督:インダル・ジェンドゥバエフ
キャスト:
ミラ…マリヤ・ポエズジャエヴァ
アルマン…マトヴェイ・ルィコフ
イーゴリ…ピョートル・ロマノフ

 少女漫画定番中の定番、世の中のみんなは彼のこと乱暴でひどいヤツだと言うけれど、私だけは彼の本当の優しさを知っている!的なお話し。原題の「彼はドラゴン」の方がよりはっきり女の子向けってわかり易い。もとの(つまりロシアの)レーティングが+6になってて驚愕したんだけど、それ必要かな? 花嫁が生きながら焼かれるシーンが問題?
 ちなみに、プロデューサーがティムール・ベクマンベトフ

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 昔むかしのお話。
 北の国の公爵(クニャージ)にミラという娘がいましたとさ。
 彼女はイーゴリという男と結婚する事になりました。イーゴリの祖父は、かつてこの国の若い娘を生け贄にしていたドラゴンを殺した英雄です。ところが彼は、祖父を称える為と称して今まで禁じられていたドラゴンを呼ぶ歌を婚礼の儀のときに歌うように命じたのです。この歌に誘われ、滅びたと思われていたドラゴンが現れ、ミラを掠っていってしまうのです。

 知らない島に落とされたミラに、優しく話し掛ける美青年(←ココ重要)がいました。彼は、ミラの傷に薬草を持ってきてくれたりしてとても親切なのですが、実はドラゴンは彼が変身した姿なのです。ドラゴンの本能は彼自身にも抑える事ができません。でも、この島から出るには空を飛んで行くしかないようです。こうしてミラはドラゴンとこの島で暮らすことになったのですが…。

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 略奪婚の心理もこんな感じなんだろうか。掠われてきたのに、結局は女の方が男を尻に敷いちゃうのよね…。呪術的な話とすれば、ミラがドラゴンに名前を付けたところで勝負は決まったよな。

 ミラがドラゴンフルーツを食べてたり、エンドクレジットの出し方にちょっとしたお遊びが入っていてクスッとした。

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