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2017年5月18日 (木)

ドキュメンタリー「ホワイト・ヘルメット―シリアの民間防衛隊―」

ホワイト・ヘルメット―シリアの民間防衛隊―

2016年イギリス
監督:オーランド・ヴォン・アインシーデル

 シリアで活動している民間防衛隊ホワイト・ヘルメットについてのドキュメンタリー。ホワイト・ヘルメットは2013年に発足した民間の救助隊。

 アレッポでの空爆シーンで、
「ルーシー、ルーシー!」
と上空の機影を指さして叫んでいるのを見ると、なんだかアフガニスタンを思い出す。このドキュメンタリーで見る限りでは、普通の町に空爆して何の意味があるのか、と疑問に思ってしまう。

 でも、どうなんだろうか。何もわからないよね。アフガン侵攻当時のタリバンも正義の戦士みたいな扱いだったの見てるから。今じゃアメリカがタリバン幹部をドローン爆撃でしょ。まるで正義のように描かれても、誰の正義かわからないじゃん……というか、立場の違いがあるだけで正しいことなんかないのかもしれないじゃん。
 化学兵器使ったから人道に反するのなんのって言ったって、そこで何でアメリカが乗り出してくるのよ? 脈絡がないし、意味分からん。もちろん、ロシアだって何やってるんだって思うけどさ。アフガニスタンと同じようなことまたやるの? 結局失敗したのに? 学ばないの? 懲りないの?ってさ。

 半分以上はトルコでの訓練の様子だったから(1か月もかかるそうな)、正直、尻すぼみな感じはした。  とはいえ、そうして訓練しているうちにも、ホワイト・ヘルメットの仲間や家族が爆撃でどんどん死んでいくって、本当に厳しい状況だってのはわかった。

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2017年5月12日 (金)

ドキュメンタリー「なぜ我々は戦うのか:バトル・オブ・ロシア」

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1943年アメリカ
監督:フランク・キャプラ/アナトーリィ・リトヴァク
キャスト:
アレクサンドル・ネフスキー…ニコライ・チェルカソフ
ピョートル一世…ニコライ・シモノフ

 5月9日は、対独戦勝記念日なのでついさっきまで、赤の広場やら宮廷広場やらのパレード見てた。さすがに、リアルタイムじゃないけど、YouTubeにばんばんでてるからねー。
 そこで見たのと同じ赤の広場でパレードやってる映像で始まったので、テンション上がって全部見れたよ。

 挿入歌のせいか、なんかソ連の映画みたいだったな。なんつーかツッコミどころ満載で。
 そもそも、公式なプロパガンダ映画なのに、ロシアロシア連呼してるのはなんじゃ。ソ連だっちゅーに。あるいは、ロシアとソ連の違いさえわからない人(アメリカ人の大部分?)を教育するって意味合いもあるのかな。

 なんつったって、ロシア戦いの歴史をアレクサンドル・ネフスキーから説き起こしておる。そこから説明するのかい!!! っていうか映画そのまま引用だった。

1242年 氷上の戦い (映画「アレクサンドル・ネフスキー 」から)
1709年 ポルタヴァの戦い (映画「ピョートルⅠ世」から)
1812年 ナポレオンのモスクワ遠征(祖国戦争)
1915年 第一次世界大戦

 祖国戦争も映画かもしれないけどわからないな。第一次世界大戦は記録フィルムかな?

 侵略される歴史の次は、ソ連の地理の勉強。……だけど、カフカスの諸民族のとこ、間違ってないか? 英語字幕は確かにチェコになってるけど、チェルケスって言ってるように聞こえるぞ? イングーシの次に来るんなら、チェコはオカシイだろ。

 これさー、家々部屋部屋を防衛拠点にするとか焦土作戦とか、まるで良い戦略のように描いてるけどどん引きなんだけど。平和ぼけの現代人の感覚だからそうなるだけで、これを見た1943年時点のアメリカ人は違うのかな……。日本との戦争真っ最中だから、これでもソ連を助けようって気になったんだろうか。

 ともかくこの映画、パブリックドメインだから、字幕なし版ならYouTubeにもあるんだよね~。オリジナルは90分のはずなのに、Amazonビデオはなぜか35分になってるから、探してみるのもいいかも?

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