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2017年11月16日 (木)

映画「13デイズ」

13デイズ [DVD]

2000年アメリカ
監督:ロジャー・ドナルドソン
キャスト:
ケニー・オドネル…ケヴィン・コスナー
ジョン・F.・ケネディ…ブルース・グリーンウッド
ロバート・F.・ケネディ…スティーヴン・カルプ
ロバート・マクナマラ…ディラン・ベーカー
ジャクリーン・ケネディ…ステファニー・ロマノフ
ヴァレリアン・ゾーリン…オレーク・ヴィドフ
アナトーリィ・ドブルィニン…エリア・バスキン

 最近知ったんだけど、キューバ危機の時、米ソはミサイルを撃ち合ったんだって?

 もちろん、相手に向けて撃ったわけじゃなく、大気圏外での核兵器実験なんだけどさ。
 この映画の中では、アメリカが水爆実験を行って、ケネディ大統領が
「いったい何やってんだー」
とイライラしているシーンがあるんだけど、アメリカ側が10月20日と26日の2回、ソ連側も22日と28日の2回、核実験をしてるそうな。キューバ危機って、一般に公表されているよりももっとずっと、米ソの全面核戦争に近づいていたのかもしれないと考えると空恐ろしい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 1962年10月16日から29日まで、13日間のできごと。
 大統領特別補佐官のケニー・オドネルの視点で描かれるキューバ危機だが、ジョン・F.ケネディがこの危機に対する態度が見所。ジョンとロバートのケネディ兄弟が協力しあって危機的状況に立ち向かう姿がいい。やっぱり、兄弟は仲良くないとね。

……でも、問題解決してジョンとロバートが談笑しながら、
「こっち来いよー」
とオドネルを呼ぶシーンは、ハッピーエンドなのになんとも切ない。この人たちって、二人ともこのあと……って結果を知っているだけに……。

 ピッグス湾侵攻(CIAの作戦)失敗のせいで、
「軍人だからといって、将軍連中の言うことをそのまま聞いちゃだめ」
とケネディは語っていたそうな。
 本当にこれだけ強力な政治主導で、自分たちの専門分野で指図されたのなら、絶対軍人連中の恨みを買ってるよなぁ。そりゃあ陰謀論も湧くわな。
 国防長官のマクナマラも軍人じゃないんだが、最初見たときは誰この遣い走りの若造???って思っちゃったよ。本当に将軍連中にこんな扱いされてたら酷い。国防長官なのに。

 だいたい、アメリカの偵察機が他国の上空を飛ぶのが当たり前の権利みたいに描かれてるけど、領空侵犯だよな。この辺、アメリカ人は疑問に思わないのかな? ナニサマ?って感じだし、撃墜されて当然じゃん!

 それにしても、フルシチョフの書簡が「強いストレスのもとで書かれた」なんて、全部分析されちゃってて笑える(笑いごとじゃないけど)。そりゃあ毛も抜けますわ。

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