映画「9/11: 爆破の証拠 - 専門家は語る」
2012年アメリカ
監督:リチャード・ゲイジ
おお、確かに。主に取り上げている世界貿易センター第7ビルには、大型航空機は全くぶつかってないのに、あんなにきれいに崩れ落ちているのは不自然だよな。建築の専門家が「制御解体だ」と思うのも無理はない。ツインタワーの他に、こんなことが起こっていたとは知らなかったなー。
原因が「一般的なビル火災」ってされているのも変な話で、ビル火災であそこまで見事に真っ直ぐ崩れるの見たことない。どんなに酷い火事でも、真っ黒焦げになって残ってるもんだ。しかも、世界貿易センター第7ビルって、映像を見る限りではそこまで火を吹いていないし、外壁がきれいなまま、やや内に向かってすとーんと落ちてる。「制御解体」って言われれば、まさにそうだよね。おまけに、爆発音も当時の映像に確かに記録されているじゃん。
そうはいっても、突然のハイジャックに合わせてそれだけの火薬をささっと仕掛けて壊すのは不可能だろうし……。
もし、世界貿易センター第7ビルが仕組まれた崩壊だとしたら、テロが行われることを事前に知っていて放置したか、そもそもハイジャックを自分で仕組んだ自作自演って事になるが……。真相究明を求める署名が集まるのも納得だ。
この映画では、専門家の見地から、不自然な点が淡々と指摘されているだけで、誰がどうしたとかいう陰謀論は語られていない。陰謀だとしたら、とてつもないけど、どうなんだろうか?
あと、余談だけれど、アメリカ人も、アメリカは神の加護を受けた特別な国だと思ってるんだー(やっぱり)、と感心した。まぁ、どこでもそうだよね。自国は神国だと思うってことは、ごくありふれた普通の国民感情ってことだな。
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