漫画「ハーン」巻1
そもそも、義経=チンギスハン説は、草原やその周辺の歴史好きからは、蛇蝎のごとく嫌われている。
だから、「義経がチンギスハンになる話」と聞いただけで、誰一人、そのマンガやら小説やらは読まないと思う。もちろん、私も読まない。
そんな今日この頃。
先日、オフ会でクワルナフの馬頭さんがこれ↓をくれました。
……というワケで読んでみました。
率直な感想。テムジンがジャムカやボォルチュと会っていくくだりはいい感じじゃないかと思った。
……でもやっぱり義経のくだりはいらないよなー。 めちゃくちゃ漢文読んでるし(テムジンは字読めないからねー)、アンダやノコルの件はいいにしても、家族との関係はどうするんだろ? 兄弟いなけりゃ「五本の矢」の話とかできないじゃん。
そもそも末っ子臭漂う義経とバリバリ長男っぽいテムジンじゃ性格似てないだろ。しかも、テムジンいくさ下手だぞ。いくさに強いだけ、個人技に秀でているだけじゃ、ああはならないんんだよなぁ。どこをどうしたら同一人物だって発想が出て来たんだろ? 謎すぎる。
ともかく、テムジンが仲間を増やしていくストーリィとしてはおもしろいので、次があったら読んでみたい。
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