「部族篇4」第二版できましたー!@日西D67a
『モンゴル史』「部族篇4」改訂第二版できましたー!
宮脇淳子著『世界史のなかの蒙古襲来 モンゴルから見た高麗と日本』に群雄堂書店の『モンゴル史(集史)』が紹介されているとのことで、
絶対に落とせない!
というプレッシャーの中で、ギリギリまで粘って入稿したせいか、少々色がヘンですがそこはご勘弁を。その分、他の巻との整合性は合っているかなと。
『世界史のなかの蒙古襲来 モンゴルから見た高麗と日本』では、関連書籍として全体的に宮脇さんや岡田さんの著書が紹介されている中で、「コミケで主に活動している群雄堂書店」の本の紹介は、妙に浮いています。
……というか、われらが「部族篇」のために、わざわざ一段落設けてくれたみたいな書き方で、読んだとき「ぎゃー、出てるー!」と笑ってしまいました。
『世界史のなかの蒙古襲来 モンゴルから見た高麗と日本』では、入手しやすさ最優先で本を紹介しているようなので、Kindle版の「ラノベのようにすらすら読める『集史』シリーズ」は、その観点からすれば合格点なのかもしれません。
『集史』を読んでみたいと思っても、高価で入手しにくい専門書にブツ切りで、しかも順序バラバラで出ていたら、イライラしますもんね。それに比べれば、アクセス簡単・手ごろな価格・通しで読める「ラノベのようにすらすら読める『集史』シリーズ」は便利かもしれません。
とはいえ、『元朝秘史』が頭に入っているくらいの人でないと、ラノベのようにすらすらは読めないという説もあるので、訳文は硬くても、コミケで出す解説の入った紙の冊子本の方がわかりやすいと言えばわかりやすい(笑)。
『モンゴル史』「部族篇」が4巻揃っているコミケ96というこの機会に、手にとっていただきたいモノです。
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