« 『「王」と呼ばれた皇族』を読んで | トップページ | 『モンゴル紀行』(1972年)を読んでみたらおもしろい発見があった »

2020年7月17日 (金)

C99が延期になったそうです!

 2020年春に開催予定だったコミックマーケット98の中止に続き、年末の開催が予定されていたコミックマーケット99(C99)が来春まで延期されることが決まったそうです!

 

 今年の5月に出そうとボチボチ訳していたバルトリドの『アニー マヌチェ・モスク壁面のペルシャ語碑文』(イル=ハン・アブー=サイードの令旨についての考察)は、挿絵の挿入や校正作業を経て、後は印刷に回すばかりになっていたのですが、それも来春までお預けのようです。

Bartold01
バルトリド先生を前面に推しだした表紙案

 仕方がないので通販に力を入れることとし、在庫が切れている『モンゴル史』「部族篇」の1と4を増刷しようと考えています。で、増刷するならせっかくなので、その後判明した不確定な箇所を正し、完全版にしたいので、もう少し待って下さいまし。……決して「出す出す詐欺」じゃないですよ(汗)。

 

※まぁ本当は、上記バルトリドの翻訳も「部族篇」3の20頁に「参照せよ」とある論文なので、「部族篇」1~4読む際のお供に連れて行って欲しかったんですけどね~。

 

 群雄堂書店の本は「薄い本」といっても、家族に見られても恥ずかしくない・むしろ見せびらかして自慢して欲しい本なので、ふるって注文していただきたいところ……なので、頑張って完全版作りに励みたいと思います。

 

|

« 『「王」と呼ばれた皇族』を読んで | トップページ | 『モンゴル紀行』(1972年)を読んでみたらおもしろい発見があった »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

モンゴル」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

中央アジア」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

コメント

バルトリドさんて、何をした人でしょうか?
全く存じませんが。ネットで調べればわかると思うけど。表紙に書いてあるロシア語のアルファベットでバリトリドと読めたけど、全く初めて聞いた名前です。

投稿: 匿名 | 2023年8月23日 (水) 17時42分

バルトリドは、歴史学者ですね。故杉山正明氏の著書『モンゴル帝国の興亡 上』の最初の方に紹介されています。モンゴルを含む中央アジアの歴史関連のものを読んでいると、必ず出てくる名前です。後世の歴史家の多大な影響を与えているので、読んで置いた方が良いのでしょうけれど、全集はものすごい量です。日本語に訳されている本や論文はその中のごく一部です。

投稿: 雪豹 | 2023年8月23日 (水) 22時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『「王」と呼ばれた皇族』を読んで | トップページ | 『モンゴル紀行』(1972年)を読んでみたらおもしろい発見があった »