2017年9月21日 (木)

映画「ゾンビーバー」

ゾンビーバー [DVD]

2014年アメリカ
監督:ジョーダン・ルービン
キャスト:
メリー…レイチェル・メルヴィン
ゾエ…コートニー・パーム
ジーン…レクシー・アトキンス

 ゾンビバー~♪ ゾンビバー~♪
……というテーマソングも実にバカなB級ホラー映画。このテーマソングが内容を全て語ってしまっているので、最後に流れる。

 ストーリーは、トラック運転手が不注意で落とした化学物質でゾンビ化したビーバーが、湖畔の親戚の別荘に遊びに来ていた女子3人、プラス勝手にやって来た彼女らのボーイフレンドたちを襲うというお約束のストーリィ。ひねりは一切ない。そこで安心して悪のりし過ぎているという、バカというかパロディというか、思わずクスリとするシーン多し。

 あ、でもオープニングがちゃんと最後の伏線になってるんだよね~。

 ビーバーがぬいぐるみ? もこもこでかわいかった。エンドクレジットのNGシーン集で、ジャックラッセルテリアがゾンビーバーと戯れるシーンでは思わずほっこりした。

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2016年11月 9日 (水)

映画「U.G.T. カオスコード」

U.G.T. カオスコード [DVD]

2012年トルコ
監督:ジェム・ギュル
キャスト:
メテ・オズテュルク…ギョクハン・ムムジュ
メルテム…ロジダ・デミレル
マンスール…ジェマル・ヒュナル

 んー、このチープな画面のツクリは……アサイラム?(違います)
 低予算っぽさが端々ににじみ出てて、あらゆるシーンでメガシャークを思い出すんだけど、B級映画作りにマニュアルでもあるの???

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 突然命を狙われ出したメテ大尉。妻を殺され、正体のわからない敵と戦い、傷ついたところを謎の美女メルテムに助けられる。彼女はUGTという秘密諜報組織に属しているという。このところ世界中でUGTの要員が殺される事件が起きており、それはこのところエジプトなどイスラム諸国の政権を倒し、最後の砦トルコを牛耳ろうとしている世界的規模の秘密結社の仕業だという。実は、メテの父親は……というお話し。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 イルミナティとかメーソンとか地震兵器とか、どうしてそういう大きな事言っちゃうかな。まぁ、そういう厨二臭も好きなんだけどさ。トルコでもこの類の陰謀論が通じるのか、と勉強にもなるしね。
 B級とわかって見る分には、なんじゃこりゃあ!そこ画面に映っちゃ駄目だろ!と笑える場面もあり(笑)。おおむね失笑なんだけど、アクション映画の迫力あるシーンはこうして作る!というメイキングを見るようなおもしろさもある(いや、本編上でバレちゃ駄目だろ)。

 あ、でも、世界を影から牛耳っている秘密結社が~っていう感じの陰謀論を本気で信じてる人にこんな事言っちゃうと怒られそうだな。そうです。これはある世界的規模の秘密結社の陰謀に挑むメテ大尉のアクション映画なのです(棒)。

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2016年4月25日 (月)

映画「メガ・シャークVSグレート・タイタン」

メガ・シャークVSグレート・タイタン [DVD]

2015年アメリカ
監督:クリストファー・レイ
キャスト:
ドクター・アリソン…イリアナ・ダグラス
モリア・キング…エイミー・ライダー
ドクター・アドラモフ…パトリック・ボーショー
ジャクソン提督…アーネスト・L・トーマス
ジョシュア・ダン…ブロディ・ハツラー

 ん? 私の耳がヘンになったのかな?
 「オキシジェン・デストロイヤー」って言わなかったか?

 オキシジェン・デストロイヤーをものともしないとは、遂にメガ・シャークはゴジラを越えたか(笑)。っていうか、衛星はたき落としたよね? 生身で宇宙行って平気なのね。

 しかも、単性生殖で死ぬ間際に子供を残しているっていうんなら、メガ・シャークを退治出来ないってことなんじゃないかな。

 つまり、「ギャグ漫画の主人公は死なないから最強」って事で良いですかね?(笑)

 すごい低予算らしいっていうのが、見ていてもわかるくらいチープな所もあるけど、どことなく「八時だよ全員集合」の舞台的な雰囲気で、ギャグには合ってるかもね。

 小柄なキングが007ばりに活躍してるのも楽しかった。

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2016年2月 6日 (土)

映画「シャークトパスVSプテラクーダ」

シャークトパスVSプテラクーダ [DVD]

2014年アメリカ
監督:ケヴィン・オニール
キャスト:
サイムス博士…ロバート・キャラダイン
ロレーナ…カティエ・サヴォイ
リック…トニー・エヴァンゲリスタ
ハミルトン…リブ・ヒルズ
ヴェロニカ…アカリ・エンド―

 ただのおバカ映画かと思ってたが、割と正統派な作りの怪獣映画で面白かった。いや、シャークトパスが食いちぎった頭でビーチバレーやったりしてバカはバカなんだけどさ。

 ちゃんと厭なヤツは喰われる。…良いヤツも喰われてるけど。

 そして、シャークトパスがかわゆっぽくなってた。今回の個体は、爆破された前作の卵だか卵巣だかから出て来て調教されてるから、タコ足でパネルを指して意思表示できる。
「ニンゲン、食べる」
なんて言ったりして、なんて無邪気な子!
 人間の味方とまではいかないけど、育ての親ロレーナは守るような素振りも見せるんだよね。単に恐怖と憎しみの対象ではなくなって、可愛げが出てくるのは人気者の証拠。ホラーの主人公としては痛し痒しかも知れないけどねー。

 ただ、頭が良いのなら、もっと凝った殺し方があっても良かった。チープな特殊効果と相まってあんまり怖くない。プテラクーダとの闘いも単調な気がした。

 でもまぁ、超低予算(たぶん)でもそこそこ面白かったからおっけー。

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2015年3月22日 (日)

映画「リンカーン/秘密の書」

リンカーン/秘密の書 [DVD]

2012年アメリカ
監督:チムール・ベクマンベトフ
キャスト:
エイブラハム・リンカーン…ベンジャミン・ウォーカー
ヘンリー・スタージス…ドミニク・クーパー

 チムール・ベクマンベトフ監督作品だと聞き、「ヴァンパイヤ・ハンター エイブラハム・リンカーン」という題名を見て、馬鹿だ、これ絶対お馬鹿映画だと確信した。

 中身を見て自分の予想が大当たりで大歓喜。
 リンカーンがオノを振り回して吸血鬼をやっつけて回るんですぞ? 馬鹿でしょう?(←褒めてます!)

 歴史大作のフリしたって駄目だから。VFXに金かかってるみたいでCGのすごさに誤魔化されてるけどさ、発想はもう「メガ・シャーク・シリーズ」とか「シャークトパス vsプテラクーダ」級のB級映画じゃないっすか。いや、好きだけどさ、そういう映画。

 史実を織り交ぜつつ、実は全然織り交ぜてないよね。リアルに再現されたゲティスバーグの演説を見られて歴史好きとしては興味深いんだけど、50代のリンカーンが列車の上で大立ち回り等々もうあり得なさすぎる。コメンタリーで原作者は「リアリティにこだわった」って言ってるけど、いや、いや、何言っちゃってるの(笑)。根本的な所がぶっ壊れてるでしょ。

 最後はちょっと切ないねぇ。リンカーンが終焉の地に向かうことを見ている誰もが知っていながら止めることは出来ないんだから。

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2015年2月26日 (木)

映画「メガ・パイソン」

メガ・パイソン [DVD]

2009年カナダ
監督:ジェフ・レンフロー
キャスト:
リチャード・スタンレー…ジェイソン・ゲドリック
ジャン・ヘンリー…タマラ・ホープ

 をいをい、パイソンじゃなくてワームじゃん!

 原題「サンド・サーペント」だから蛇の題名にしたのかもしれないが、伝説の海の怪物シーサーペントを思わせる襲い方だからこうなってるだけなんじゃないのかなぁ? シーサーペントっていうと思い浮かぶ絵にこういう感じのあった。

 地面の浅いところをぼこぼこぼこっと突進してくる様はトレマーズっぽく、なかなか良いクリーチャーぶりなので、トレマーズを思わせる題名にした方が合ってる気がするんだけどなぁ?

 舞台がアフガニスタンってのに必然性あるか? とは思うが、米軍とタリバンと力を合わせてっていう展開にはなりそうもないところが、逃げ場のなさをそこはかとなく演出している…のかもしれない。

 カタチといい、地表の盛り上がり具合といい、どう見てもミミズなんだから、雨上がりによく道路に出てきてのたうってるドバミミズみたいに、水掛けたら息できなくて死ぬんじゃね? などとこのモンスターに対する戦い方を考えながら楽しく見た。

 だからこそ、この種のワーム型クリーチャーの出てくる映画の舞台は砂漠みたいなところが多いのかもしれないね。

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2014年10月13日 (月)

映画「メガシャークvsメカシャーク」

メガ・シャークVSメカ・シャーク [DVD]

2014年アメリカ
監督:エミール・エドウィン・スミス
キャスト:
ロージー…エリザベス・ローム
ジャック…クリストファー・ジャッジ
エングルバーグ提督…マット・ラゲン
ネロ…ポール・アンダーソン

 このトレーラー作った人、天才!

 このトレーラー見てたから、導入部のできの良さ(←こう思っちゃうのもどうかしてるが)にアレ?普通のパニック映画になっちゃった??と思ったけど、やっぱりいつもの「メガシャーク」だった。

 飛行機めがけて大ジャンプしたり、魚雷を尻尾で撃ち返したり。

 メカシャークがドローン状態になってからは若干ダレたが。
 やっぱり、メガロドンが常識を無視して暴れまくる所がいいよね。
 でもこの流れだと、昭和ゴジラシリーズみたいに、メガシャークもよい子の味方になっちゃったりするのかな?(笑)

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2014年5月10日 (土)

映画「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」

メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス [DVD]

2009年アメリカ
監督:エース・ハンナ
キャスト:
エマ・マクニール…デボラ・ギブソン
アラン・バクスター…ロレンゾ・ラマズ
シマダセイジ…ヴィク・チャオ

 チュコト半島沖の氷の中に閉じ込められていた巨大な鮫メガシャーク(メガロドン)と巨大な蛸ジャイアント・オクトパス(なぜでかいかは特に説明なし)が違法なソナー実験によって現在の海に目覚めた!
 ヤツらは飛行機を体当たりで撃墜し、石油プラットフォームをへし折って撃沈する。巡洋艦や潜水艦の武器も一切通じない。

 ……という期待を裏切らないタイトル通りのB級映画なんだが、ヘンにひねっていなくて素直な展開で楽しめた。続編が次々作られているのも何だかわかるような気がする(笑)。最新作なんか「メガ・シャークVSメカ・シャーク」だよ。タイトルからして笑いをとりにいってる。「陸上モード起動!」とか、もう狙ってるとしか思えない(笑)。

 これも、もうちょっと鮫と蛸の動きがダイナミックだと普通のモンスター・パニックものなんだろうけど、それじゃあB級でなく単なる駄作になっちゃうしね。

 日本にあんな石油プラットフォームあるか?とかタイフーンって日本の潜水艦じゃないぞ?とか突っ込んだら負けのような気もするが、「突っ込んでください」といってるような気もするので、一応突っ込んでおくとして。

 シマダがヒロインとちゅーしたり、いい仲になったりするところはどうにも小っ恥ずかしいっすなぁ。アメリカ人同士だとあんなの何とも思わないのに(笑)。

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