2018年6月16日 (土)

コミケット94に参加します

コミケット94 「群雄」は土曜日 西地区“う”ブロック-29a です。

お近くにおいでの際は、ぜひお立ち寄り下さい。

夏はこれ↓の増補版を出す予定です。さぁ、頑張って、最後の追いこみしなければ~。

紙の方も、「ラノベのようにすらすら読めるシリーズ」くらいの訳文にした方が良いのかのぉ……うーんうーん(ご意見承り中)

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2018年5月 8日 (火)

「部族篇1」増補改訂版できました

 こっこっこっこっこけっこー! 校正終わったぁ!
『モンゴル史』「部族篇1」の増補改訂版の校正ができましたぞ。

 どの辺が増補なのかっていうと、今までの「部族篇」へ向けての序の前に、ラシードの『集史』全体への序文……ガーザーンに捧げた序文に加えて、オルジェイトゥとの対話が入っている……を新たに訳したところが『増補』なのです。ちなみに、分量は2倍以上に増えました(にゃー)。

 増えた文の半分くらいはガーザーンを讃える文? あとの半分はオルジェイトゥを持ち上げるフダーバンダ(意味不明)?
 これ需要あんの??? と思わなくもないですが、「部族篇1」はどういうわけか、すぐなくなっちゃうので、どちらにしろ増刷はしなくちゃならなかったわけです。

 まぁ、どういう経緯で、どんな目的で『集史』全体ができあがったのかっていう説明が書かれているので、資料の性格を知る上では知っておいた方がいいかもです。
 あと、全体の目次が付いているので、「部族篇」訳し終わってもうやるべきことは終わったような顔をしている人がいるけど、そんなの『集史』全体のほんの一部だってことがバレますな(笑)。でもまぁ、漢文史料が読めないので、「チンギス=ハン紀」とか「クビライ=カァン紀」とかできる訳ない。そもそもロシア語版だって『集史』全体でなく『モンゴル史』部分しかないので、充分がんばったと思う。

 ベーシックインカムでも導入されれば、働かずにこの続きをやって暮らすのだけれど、生きているうちには間に合いそうもないですな。

 というわけで、完成記念に「ラノベのようにすらすら読める集史」シリーズも「部族篇1」をアップしました。ただし、こちらは今回増補した分は入っていません。夏まで待てないという方は、こちらをぱらぱらめくってお待ちくださいましまし。

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2017年12月31日 (日)

2017年最後のイベント

 今年は、突厥の新しい碑文が発見されたりして、突厥ものを盛り上げなくてはいけなかったのに、仕事に追われて何もできず……。

Comi

※コミケってこんな吹きっさらしでやってるんですよ。寒かったよ。

 『モンゴル史』部族篇1の改訂版を出そうと頑張っては見たものの間に合いませんでした。
 あと2ページ半だったんですが……。とはいえ、たぶんここがラシード序文の一番言いたいところのような気がする(今まで悪戦苦闘してきた箇所は美辞麗句を抜いたら要点は少なそうだけど)ので、夏までにはなんとかしたい……なんて考えているうちに、部族篇3も売り切れてしまいました。せっかく増刷するなら見直したいんですが……。

 でも、歴史の話できて良かったです。

Soba

 しかも、みんなと年越しそばも食べられて、すごく良い締めくくりになりました。来年もよろしくお願いします!

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2017年7月31日 (月)

モンゴル史「部族編2」改が我が家に着いたぁ@日東S06a

モンゴル史「部族篇2」改訂版ができました!

Mongol2

よく見たら、諸ハン初版から10ページ増えてる!

ラノベのようにすらすら読める集史』シリーズの成果を取り入れて、改良されているとは言え、何がそんなに増えたんだ??? まぁ、「部族篇4」まで終わったから、その成果ってのもあるんだけど。チンギス=ハン紀とか詳しくやったら、きっともっと発見があるんだろうけど、金がないからなぁ……(←時間は金で買えるので)。

いやいや、そんな嘆いている暇ないで! 本番まであと2週間ですぜ!

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2017年7月 7日 (金)

コミケット92に参加します@日東S06a

 コミックマーケット92「群雄」当選しております。日曜日東S06a。

 今回は、私も朝早く行く所存でございます。
 いつも出遅れて、せっかく来てくれた人と会えてないという事案が発生していたようで申し訳ございません。この夏は、何とかがんばりたいです。

 とはいえ、今回は『モンゴル史』「部族篇2」の改訂版をまだやっていて、新刊にぜんぜん取りかかれてないというていたらく……。
 そして『モンゴル史』なのに突厥碑文を持ち出すという暴挙に出る始末……。だってだって、わしはモンゴルの人じゃないモン、テュルクの人だもん!モン!

 それがねぇ、「部族篇2」は見直してみると結構妙な、というか不審なところのある章でして、なかなか手強い。

 もっともクサイと思ってるのはメルキドのこの部分(「チンギス=ハン紀」で補整)。

トクタイ=ベキは戦闘中に射落とされて殺された。彼の兄弟クドゥと彼の息子たちチラウン、マヂャル、トゥスカンは四人全員で下馬してトクタイの屍を拾い上げようと欲したが、充分な時間がなかったので、大急ぎで彼の頭を取り、イルディシ河岸から逃走した。

……射其子脱脱殺之。脱脱之子大(火)都、赤剌温、馬札兒、禿薛干四人、以不能歸全屍、遂取其頭渉也兒的石河、……

 下のは『元史』巻122「巴而朮阿而忒的斤伝」からの引用です。『聖武親征録』じゃありません。直訳と言っていいほどそっくり!?

 トゥスカンは、この直前でクルトゥカン=メルゲンって書かれてるのに、ここだけトゥスカンなんだよねえ。まぁ、『集史』だから寄せ集めで別のソースなんだろうけど、実にあやしい。
 しかも、クドゥについては、トクトア(トクタイ)の息子を列挙するところにも出てくるんだけど、そこでわざわざ「彼の兄弟もまたクドゥという名であった」なんて断っていて、この部分の「彼の兄弟」っていうのはラシードが差し込んだっぽいんだよねぇ。他の信頼すべき筋からの情報でクドゥがトクトアの兄弟だと確信を持っていて、もともとは『元史』と同じようにトクトアの四人の子どもとなっていたのを書き換えたんじゃないのかな。

 ラシードは、プーラード丞相から講義を受けているから、中国の史書から引用した文章があってもおかしくはないけれど、ラシードが『元史』を見たり内容を知ったりするのは不可能なんだよね。 (『元史』の編纂は1369~1370年で、そのころラシードはとっくに刑死している)

 これってどゆこと?
 これについて解説する文があったら是非教えて欲しいのです。

 予想としては、これはウィグルの歴史書からの引用なんじゃない?ってこと。
 ウィグルにこんなに詳しい歴史書あるじゃん!テュルクものとしては、むしろそっちを見たいわ!! どっかから出て来ないかな!!!……ということなんですわ(笑)。

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2017年1月17日 (火)

「ラノベのようにすらすら読める集史」シリーズ第二弾が出たよ

 Kindleアンリミテッド人気にあやかろうと、始めた『ラノベのようにすらすら読める集史』シリーズ。ようやく第二弾ができました。もっとサクサク出そうと思ってたのに、めちゃめちゃ手間取ってしまいました。ひえ~。

 どうでしょう。読みやすくなっているでしょうか???

 でさでさ、イスタンブル写本系の特徴で、例の「トゥンガイドとトゥマウドの中身が逆になっている」ってヤツとか直してないんだよね。
「引っかからずにすらすら~ッと読める、っていうのがウリなら直せよ?」
と思ったりもしました。

 でも、自分ではラノベのように気軽に読めるようリライトしたつもりでいても、結局、読むのはそういう写本の違いまで熟知している歴史マニアだけだから大丈夫なんじゃないか???と思ってそのままなんですけど!(群雄堂版には、書いてあるしね!)

 どうでしょう? ご意見ご感想お寄せください。 

なるほど、違いがわからん!

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2016年12月26日 (月)

コミケット91に参加します@30西ほ-10a

 あわあわあわ……とあわあわしているうちに、もう年末ですよ。2016年も今週で終わりです。

 コミケット91、群雄堂は30日(金)西地区“ほ”ブロック-10a、新刊ありますよ~。……私はないですが。
 夏の「部族篇4」で力尽きました。これで『モンゴル史』「部族篇」は全巻揃ったのでどうかお許しを。……え?「序文」はどうなったかって? あーあーあーあーあー聞こえない(ぉぃぉぃ)。

 お詫びにこんなパンフレットを作ってみましたので、当日お立ち寄りの際は、もらってやって下さいまし~。

Organa

……うん、作った。大河ドラマ便乗ネタで作りましたよ。

でもね、いまだにオルガナ?オルキナ?ウルケネ?オルクナ?どれ? と迷ってて、コピーに踏み切れず悩んでるんです。うーん、うーん。どうしたらいいのか……。


「ラノベのようにすらすら読めるシリーズ」もちっとも進んでない~る~るるる~。(←壊れた)

 何もかも中途半端で当日に臨みそうな気がしますが、何卒よろしくお願いします。

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2016年9月 6日 (火)

「ラノベのようにすらすら読める集史」シリーズをKindleしてみたよ

 Kindleアンリミテッド人気にあやかろうと、ウチも「ラノベのようにすらすら読める集史」シリーズなるものを始めてみました。

Jami2
集史: 部族篇2 ラノベのようにすらすら読める集史

 →にある『届かなかったLove Letter』のラシードが語っている、というイメージで書いたので、少々調子に乗り過ぎな気もしますが、いかがなものでしょう?
 アンリミテッドで読める方、有料でも読んでやる、という親切な方、是非とも感想をお聞かせ下さい(「え?集史ってこんなんだっけ?」とか)。

 いや~、それにしても「部族篇2」翻訳してから3年、見直してみると随分いっぱいいっぱいだったんだなぁ、と感慨深いですな。序文のワケワカランぶりにうんうん唸った後でこれ見るとそんなに難しくなく読めて、「クソっ、クソっ、なんて自分はロシア語できないんだ」と思いながらも取り組んでいるウチに少しは進歩したのかな?……だといいな~。

 で、新シリーズ記念に、既発表のヤツの無料キャンペーン、9月11日までやってるるるr。
是非ダウンロードしてみてね~。

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2016年8月16日 (火)

コミケット90に参加したよ

先日は、暑い中来て下さった方々、どうもありがとうございます。

Comiket901

なにしろ、コミケ雲さえ出ませんでしたが、この有り様。

Comiket902
これは、港で船を待つ難民の群れ?

Comiket903
それとも、バターン死の行進?

……動きが鈍かったような気もしますが、まぁ、あの暑さじゃしかたありません。

そんな火炎地獄の責め苦をものともせず、「部族編」完結編となる第四章を手にとって下さった方々に感謝、感謝です。

これで『モンゴル史(集史)』の翻訳は一区切り。

ゴジラVSシリーズ風に、
「私の役目は終わった……」
というところですが、冬には群雄堂の20周年記念出版物が出るらしいので、また冬コミで会いましょう~~~。

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2016年7月29日 (金)

モンゴル史「部族編4」が我が家に着いたぁ@日東ヒ34b

 そ、そりゃないぜ、小澤さん…。

 小沢さんといっても「仮面ライダーアギト」の小沢澄子じゃないぞ(あたり前田のクラッカー)。

 スカヌウトの部族名の元になってる「スカイ」ってモンゴル語にねえなあってずっと探してたんだけどさ。

 なんのことはない、現代モンゴル語辞典みたら、まんま載ってたわ。しかも、キリル文字表記の現代語辞典だから探すの苦労なしで。なんなのこの「青い鳥は家にいた」みたいなオチは…。

……あぁ、我が家にいなかっただけなのね、ウチにある貰い物の超古くて簡単な現代モンゴル語辞典には出てなかったもんな。DA・KA・RAさんざん探してたんだけどさ。そりゃあ、いないよね、ウチに青い鳥さん……シクシク。

 ま、いいんだけどね、ラシードの解説が正しいって事を自分で納得するために調べてただけなので……。

 だって、もう「部族篇4」刷り上がっちゃったから!

Mongol41
ほれぼれする出来上がり

Mongol42
そしてこの注の量である(セミョーノフの注だよ、私じゃないので信用できる)。

 カノッサ編集長、ありがとうございます。

 さて、再来週の「部族篇4」は:
●シギ=クトクとヤギの*の話
●チンギスがボオルチュの尻を愛でる話
●チンギスに「おまえの娘なんかガマかカメみたいだ、このおれが娶るかよププ」と言って処刑されたアミールの話
…等々、見所たくさんだよ~。

みんな、見てね~!
Pop1
『モンゴル史』部族篇4
\1,000.-
「群雄」日東ヒ34b

……そしてますます秘史原理主義者になるわしであった……

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