2017年12月 8日 (金)

映画「ラスト・サマーウォーズ」

ラスト・サマーウォーズ [DVD]

2015年ロシア
監督:アレクセイ・ブィストリツキー
キャスト:
イヴァン・ザベーリン…ロマン・ポリャンスキー
アレクサンドル・アンドレーエフ…アレクサンドル・アレシキン
セルゲイ・マカロフ…ヴァレーリィ・オショムコフ
アリベルト・シーリン…デニス・ポポフ
秦彦三郎…ゲン・セト
オゾヒトシ…山本修夢
オゾの妻…中村しおん

 玉音放送の前後の満州国の話かー。この辺よく知らないので、どの程度史実に合っているかわからないんだよね。日本人はそんなに悪く描かれているわけではないが、時代考証がユルユルな気がする。横書きを左から右に書いてるとことか、オゾ(どんな字を当てるか不明)が
「中国人、韓国人、ロシア人、彼らは皆、日本人が大嫌いです!」
とか言ってるとことか。韓国ができたのは戦後だろ。でもまぁ、かなり頑張った。日本人役者がたくさん出てるからかな?

 あと、関東軍の戦車の張りぼて感がすごかったが、本当に張りぼてだったかもしれないしなー。
 この頃ソ連も日本もダグラス社製の飛行機を使ってて、形では見分けがつかないからハルビンまで飛行機で潜入するって作戦なんだけど、これ本当? 教えて!ぐのたの人!

 日本だとたぶんアウトなチャンコロとか台詞に入ってるのも、ロシア映画ならではかもな。当時の雰囲気を生々しく伝えるには、聞くに堪えない汚い言葉もバンバン入ってしかるべきだろう。映画と現実の見分けのつかないアホが日本人は大陸では、常に礼儀正しく振る舞ったとか勘違いしても困るし。

 それにしてもロシアの見方がわかってなかなかおもしろかった。日本側からの見方だと、日ソ不可侵条約を破ってソ連が一方的に侵攻って見方しかされてないけど、ドイツとの戦争が終わって故郷に帰れるって喜んでる兵士にしたら、やりたくない戦争だよなぁ。しかも、天皇が無条件降伏を受け入れるって放送したあとだし。ソ連的には、世界の共産主義の盟主だから、お上の決定に逆らって満州から絶対に撤退しない覚悟の(とソ連は見ている)日本の軍隊を駆逐して、中国の独立を助けなきゃならないわなぁ。もちろん、スターリン(最後にちょっと出てくる)の意図は別にあるにしてもだ。

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 1944年にカレリア戦線で無意味な作戦で多くの部下を死なせたザベーリン。死んだと思ったマカロフとアンドレーエフはドイツ軍に捕まったあと逃げて生きていた。捕虜になったら敵国のスパイ扱いされていた時代。ドイツが降伏したあとも、彼らは名誉回復のために満州に来て死力を尽くす。これに嫌な上官や戦場で恋愛、裏切り、中国拳法ありのTVドラマっぽいストーリィ。原題は「勲章」。

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2017年11月16日 (木)

映画「13デイズ」

13デイズ [DVD]

2000年アメリカ
監督:ロジャー・ドナルドソン
キャスト:
ケニー・オドネル…ケヴィン・コスナー
ジョン・F.・ケネディ…ブルース・グリーンウッド
ロバート・F.・ケネディ…スティーヴン・カルプ
ロバート・マクナマラ…ディラン・ベーカー
ジャクリーン・ケネディ…ステファニー・ロマノフ
ヴァレリアン・ゾーリン…オレーク・ヴィドフ
アナトーリィ・ドブルィニン…エリア・バスキン

 最近知ったんだけど、キューバ危機の時、米ソはミサイルを撃ち合ったんだって?

 もちろん、相手に向けて撃ったわけじゃなく、大気圏外での核兵器実験なんだけどさ。
 この映画の中では、アメリカが水爆実験を行って、ケネディ大統領が
「いったい何やってんだー」
とイライラしているシーンがあるんだけど、アメリカ側が10月20日と26日の2回、ソ連側も22日と28日の2回、核実験をしてるそうな。キューバ危機って、一般に公表されているよりももっとずっと、米ソの全面核戦争に近づいていたのかもしれないと考えると空恐ろしい。

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 1962年10月16日から29日まで、13日間のできごと。
 大統領特別補佐官のケニー・オドネルの視点で描かれるキューバ危機だが、ジョン・F.ケネディがこの危機に対する態度が見所。ジョンとロバートのケネディ兄弟が協力しあって危機的状況に立ち向かう姿がいい。やっぱり、兄弟は仲良くないとね。

……でも、問題解決してジョンとロバートが談笑しながら、
「こっち来いよー」
とオドネルを呼ぶシーンは、ハッピーエンドなのになんとも切ない。この人たちって、二人ともこのあと……って結果を知っているだけに……。

 ピッグス湾侵攻(CIAの作戦)失敗のせいで、
「軍人だからといって、将軍連中の言うことをそのまま聞いちゃだめ」
とケネディは語っていたそうな。
 本当にこれだけ強力な政治主導で、自分たちの専門分野で指図されたのなら、絶対軍人連中の恨みを買ってるよなぁ。そりゃあ陰謀論も湧くわな。
 国防長官のマクナマラも軍人じゃないんだが、最初見たときは誰この遣い走りの若造???って思っちゃったよ。本当に将軍連中に本当にこんな扱いされてたら酷い。国防長官なのに。

 だいたい、アメリカの偵察機が他国の上空を飛ぶのが当たり前の権利みたいに描かれてるけど、領空侵犯だよな。この辺、アメリカ人は疑問に思わないのかな? ナニサマ?って感じだし、撃墜されて当然じゃん!

 それにしても、フルシチョフの書簡が「強いストレスのもとで書かれた」なんて、全部分析されちゃってて笑える(笑いごとじゃないけど)。そりゃあ毛も抜けますわ。

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2017年10月 8日 (日)

映画「叙情」

叙情

2016年ロシア
監督:ニコライ・ブルラク
キャスト:
ゲンナディー・シーモノフ…セルゲイ・ヴァルチュク
シーモノフのファン…ガリーナ・ボカシェフスカヤ
プロデューサー…セルゲイ・ノヴォジロフ
アリビナ・ガリャーモヴァ…ダーシャ・サヴェリエヴァ
監督…アレクサンドル・テューヒン
スタス…マクシム・コロソフ
ヴァシリッサ・ブベンツォーヴァ…リーザ・アルザマソヴァ
審査員長…ユーリィ・チェルノフ

3話オムニバス形式、ちょっとほっこりする感じのコメディー。

第1部
ソ連時代はとても有名だったけど、今はすっかり落ちぶれた俳優のシーモノフが久々に地方巡業(ブラゴヴェシェンスクらしい)にお呼びがかかり、行ってはみたものの誰も彼を知らなくて情けなくなるが……というちょっと良い話。

第2部
大道具係のガリャーモヴァがなぜか舞台を仕切ってる。ボクシングのセコンドかってほど、俳優同士の殴り合いを焚きつけ、監督も匙を投げるドタバタに。

第3部
かわいいけど演技が下手な女優ヴァシリッサに惚れたディレクターのスタスが、あらゆる手を使って彼女に賞を取らせようと奮戦する。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

1は良かった。何かに打ちこんだことのある人なら感じるところがあるはず。これをシメにした方が良いんじゃないかなぁ、と思った。
2は声当てる人次第かも。ガリャーモヴァの関西のおばちゃんみたいなノリと妙な間はおもしろいけど、実際にあんなに引っかき回したんじゃ舞台が成り立たない(笑)。
3は、ヴァシリッサがアホの子っぽくて、コイツに大きな賞あげちゃいかんだろ、となんか同情できなかったなぁ。しかし、男はかわいい子に弱いから。

「ロシア映画祭 in 東京」で上映されたもの。で、字幕もなんか素人っぽいというか、普通の人がやったのかもしれない。普段自分たちは、「字幕日本語文法」的なものに慣らされているんだなぁ、と思えて新鮮だった。

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2017年7月28日 (金)

ジョージアでUFOが描かれたイコンが公開されてるぞ

 UFOが描かれているジョージア(グルジア)の聖像画がニュースになってるゾ。

Отец, Сын и внеземная цивилизация: в Грузии нашли НЛО на иконе(「父子と地球外文明:グルジアのイコンにUFO!」 RTより)

 トビリシ近郊ムツヘタ市にあるスヴェティスホヴェリ寺院のイコンにUFOらしき物が描かれているんだって。

 今発見!みたいなタイトルだけど、これって結構有名じゃなかった?
 ン10年前にその噂を聞いて行ったことある。たぶん、矢追純一の番組で見たんだろうけどさ。

Svetitskhoveli

↑画面中央がスヴェティスホヴェリ寺院

 ここまでモンゴル軍が来たって話を聞いたなー。馬に乗った奴らがそのまま入ってこられないように、入り口が低く作り直されてるとかなんとか。
 中の柱も二重になっていて、人が隠れられるようになってるんだって。

 当時はモンゴルのことよく知らんかったから、あんまり深く考えなかったが、スベエテイとかジェベが来てパカパカ走ってたのかねー。

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2017年6月11日 (日)

映画「THE CHOSEN」

「THE CHOSEN」トレーラー

2016年スペイン/メキシコ
監督:アントニオ・カヴァリアス
キャスト:
ラモン・メルカデル…アルフォンソ・ヘレラ
シルヴィア・アゲーロフ…ハンナ・マリー
レオン・トロツキー…ヘンリー・グッドマン
カリダード・デル・リオ…エルヴィラ・ミンゲス
レオニード・コトフ(エイチンゴン)…ジュリアン・サンズ
サラザール大佐…エミリオ・エチェヴァリア
ナターリヤ・セドヴァ…フランシス・バーバー
シケイロス…アレハンドロ・カルヴァ

 1940年8月20日、メキシコで起こったトロツキー暗殺事件を暗殺者のラモン・メルカデルの視点で描いた映画。
 事件そのものが劇的なだけに、全体的に抑えた感じになってるにもかかわらず、最後まで一気に見られる。怖いシーンもかなり怖かった。メルカデルがコトフ(エイチンゴン)の見守る中、ピッケルでヤシの実をガツンと練習してるシーンなんか、うっ、ときた。結末を知っているだけに……。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 あるとき、スペイン内戦の最前線で戦っているラモンのところに母カリダードが訪ねてくる。新しい任務に就くよう知らせにきたのだ。それから数か月……モスクワでの訓練を終え、ジャック・モルナールというベルギー人になりきったメルカデルは、自分の任務を知らないまま、パリに向かう。そこでシルヴィアという娘に会い親しくなるのが最初の任務だった……。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

「話せばわかる!」
「問答無用!」
じゃないけど、暗殺する相手としゃべっちゃうと情がわくからしゃべるな、っていうらしいけど、メルカデルはトロツキーの周囲の人とめちゃくちゃ親しくしちゃってるし、トロツキーとも一対一で会うようにもなってるんだもんな。いや、それくらい親しくならなきゃ近づいて殺せないんだけどさ、葛藤はあったんだろう。もともと殺す役ではなかったわけだし。
 トロツキーが即死しなかったっていうのも、その辺の迷いがあったんではないかな、と考えさせられる良い映画だった。そんな風にメルカデルについて思ったことなかったもんな。

 現代人の倫理観からすると、胸くそ悪いだけの話かもしれない。でも革命後の内戦からあまり経ってない当時の感覚からしたら、非情ではあるけれどもそんなに人の道からはずれるという感覚ではなかったのかもしれないな。 ましてやメルカデルは、スペイン内戦で戦ってた兵士なんだし。大義のために命令されれば人を殺さなければならないというのは、なんというか、「仕方ない」?

 一番迷いを生じさせたのが、ともに戦った戦友を殺さなければならないってところも、戦士らしいよね。シルヴィアについては、そんなに申し訳なく思ってなさそうに見えた……。うーん、どうだろう。他の人は違う見方をしてるかもしれないな。感想を聞いてみたいところ。

 そういえば、コトフことエイチンゴンは、宮城与徳を徴募した人だそうだね。スペインの映画でメルカデルを正面から取り上げてるぞ、なんだかすげーと思ったのは、日本でゾルゲの映画やドラマはあっても、宮城や尾崎が主人公の映画ってないからかもしれない。それは、ゾルゲ事件に日本人が真っ正面から向き合ってないってことなんじゃないだろうか。ゾルゲはドイツ人だもん、客観的に見やすいじゃん? 別の言い方をすれば、ゾルゲ事件を他人事にしか思ってないんじゃない?ってこと。

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2017年5月12日 (金)

ドキュメンタリー「なぜ我々は戦うのか:バトル・オブ・ロシア」

なぜ我々は戦うのか:バトル・オブ・ロシア[DVD] [Import]

1943年アメリカ
監督:フランク・キャプラ/アナトーリィ・リトヴァク
キャスト:
アレクサンドル・ネフスキー…ニコライ・チェルカソフ
ピョートル一世…ニコライ・シモノフ

 5月9日は、対独戦勝記念日なのでついさっきまで、赤の広場やら宮廷広場やらのパレード見てた。さすがに、リアルタイムじゃないけど、YouTubeにばんばんでてるからねー。
 そこで見たのと同じ赤の広場でパレードやってる映像で始まったので、テンション上がって全部見れたよ。

 挿入歌のせいか、なんかソ連の映画みたいだったな。なんつーかツッコミどころ満載で。
 そもそも、公式なプロパガンダ映画なのに、ロシアロシア連呼してるのはなんじゃ。ソ連だっちゅーに。あるいは、ロシアとソ連の違いさえわからない人(アメリカ人の大部分?)を教育するって意味合いもあるのかな。

 なんつったって、ロシア戦いの歴史をアレクサンドル・ネフスキーから説き起こしておる。そこから説明するのかい!!! っていうか映画そのまま引用だった。

1242年 氷上の戦い (映画「アレクサンドル・ネフスキー 」から)
1709年 ポルタヴァの戦い (映画「ピョートルⅠ世」から)
1812年 ナポレオンのモスクワ遠征(祖国戦争)
1915年 第一次世界大戦

 祖国戦争も映画かもしれないけどわからないな。第一次世界大戦は記録フィルムかな?

 侵略される歴史の次は、ソ連の地理の勉強。……だけど、カフカスの諸民族のとこ、間違ってないか? 英語字幕は確かにチェコになってるけど、チェルケスって言ってるように聞こえるぞ? イングーシの次に来るんなら、チェコはオカシイだろ。

 これさー、家々部屋部屋を防衛拠点にするとか焦土作戦とか、まるで良い戦略のように描いてるけどどん引きなんだけど。平和ぼけの現代人の感覚だからそうなるだけで、これを見た1943年時点のアメリカ人は違うのかな……。日本との戦争真っ最中だから、これでもソ連を助けようって気になったんだろうか。

 ともかくこの映画、パブリックドメインだから、字幕なし版ならYouTubeにもあるんだよね~。オリジナルは90分のはずなのに、Amazonビデオはなぜか35分になってるから、探してみるのもいいかも?

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2016年10月 4日 (火)

映画「アルメニア大地震」(仮)

「アルメニア地震」オフィシャルトレーラー(R12)

2016年アルメニア/ロシア
監督:サリク・アンドレアシャン
キャスト:
コンスタンチン・ベレジノイ…コンスタンチン・ラブロネンコ
ロベルト・メルコニャン…ヴィクトル・ステパニャン
アンナ・ベレジナヤ…マリヤ・ミロノヴァ
クラノフシク…アルチョーム・ブィストロフ
ガヤンツ…サビナ・アフメドヴァ

 アルメニアでは既に公開済み、ロシアでは2016年12月から公開される映画。原題はそのものズバリ「地震」。まぁ、日本で公開されるかわからないけど、仮に表題のようにしておいた。中国の「唐山大地震 」に倣い…といっても「余震」は原作の題名か。

 この地震は1988年12月3日に発生、ほとんどアルメニア共和国の半分を覆い、スピタク、レニナカン、キロヴァカン、ステパナヴァンの諸都市が壊滅。死者25,000人、負傷者19,000人、50万人が家を失った。

 この大災害の中、出会った二人の主人公・45歳のベレジノイと20歳のメルコニャン。
 実はこの二人には深い因縁があった…というようなお話、らしい。

 石積みやレンガの建物が崩れ落ちるシーンはトレーラーだけでも怖ろしい。だけど、「唐山大地震 」がおっけーなら、これもどこかで上映されても良さそうなもんだが、どこかやってくれないかな?

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2016年9月14日 (水)

ラーダ・ニーヴァが2015年に最も売れた車になったですと?

……まぁ、カザフスタンで、ですけど。
 カザフスタンのアジアアフト社(在ウスチ・カメノゴルスク)が生産してるモデルだそうです。

元ネタはこの辺とかいろいろ
ラーダ4×4(「ニーヴァ」)がカザフスタンで販売トップに

 ラーダ・ニーヴァはソ連時代(1977年)からある車ですね。ソ連車で唯一日本で販売された事のある車だそうで。今でも中古車で検索すると出て来ます。そもそも、コスイギンの音頭取りで開発が始まった、なんて話を読むと時代を感じます。

 もちろん、モデルチェンジが繰り返されて当時と同じではありませんが、外観はあまり変わっていませんね(もっとも、似たようなタイプの車、1970年からあるスズキのジムニーもあまり形が変わっていないのがあるような……)。

6_9
ラーダ4×4 5ドア(VAZ2131)アジアアフト社HPより)

 世界中どこでも走っているランドクルーザーが5位以内に入っていないのが意外なんですが、価格面で太刀打ちできないんでしょうかね? あと、現地生産していないからとか。中古では入っているのかもしれませんが、カザフスタンには行ったことがないのでわかりませぬ。

 でも、ヒュンダイやキアやシュコダを抑えて一位って地味にすごくないですかね?

Škoda Rapid registered March 2013 1598cc
シュコダ・ラピッド(wikipediaより)

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2016年9月 6日 (火)

「ラノベのようにすらすら読める集史」シリーズをKindleしてみたよ

 Kindleアンリミテッド人気にあやかろうと、ウチも「ラノベのようにすらすら読める集史」シリーズなるものを始めてみました。

Jami2
集史: 部族篇2 ラノベのようにすらすら読める集史

 →にある『届かなかったLove Letter』のラシードが語っている、というイメージで書いたので、少々調子に乗り過ぎな気もしますが、いかがなものでしょう?
 アンリミテッドで読める方、有料でも読んでやる、という親切な方、是非とも感想をお聞かせ下さい(「え?集史ってこんなんだっけ?」とか)。

 いや~、それにしても「部族篇2」翻訳してから3年、見直してみると随分いっぱいいっぱいだったんだなぁ、と感慨深いですな。序文のワケワカランぶりにうんうん唸った後でこれ見るとそんなに難しくなく読めて、「クソっ、クソっ、なんて自分はロシア語できないんだ」と思いながらも取り組んでいるウチに少しは進歩したのかな?……だといいな~。

 で、新シリーズ記念に、既発表のヤツの無料キャンペーン、9月11日までやってるるるr。
是非ダウンロードしてみてね~。

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2016年8月28日 (日)

モスクワに新しい観光名所ができる?

 モスクワ・クレムリンのスパスカヤ塔のすぐ内側にあった14番館取り壊しに伴い、発掘調査が行われているけど、そこでモスクワ最古の銘文が刻まれた礎石が出土したそうな。

モスクワ・クレムリンにおける新たな考古学的調査
(ロシア科学アカデミー考古学研究所・ロシア語、写真多数)

 ここにはもともと、1365年にアレクシー府主教が基礎をおいたチュードフ修道院があった場所で、ソヴィエト時代の1929年に破壊され、その上に14番館が建てられていた。
 14番館が取り壊されることになったので、2015年12月から発掘調査も行われていたわけだ。14番館もロシア革命後最初にクレムリンに建設された建物で、長らく最高会議幹部会が置かれていたということで、冷戦期を経験してきた者にとっては歴史的な建造物に思えるのだけれど、このたび完全に解体された。

Kremlin administration building 14
<14番館:背後にスパスカヤ塔がちょこっと見える>(wikipediaより

 何で英語でクレムリ「ン」と言うのかは知らんけど、クレムリというのはロシア語で城塞という意味。もともとこのモスクワ川に臨む高台の上に築かれた城塞(クレムリ)がモスクワの起源だから、あそこは掘れば何か出てくるわけ。しかも、文献史料からクレムリンの中でもあの場所がもっとも最初に建造物が建てられたことになってるから、期待値は高まっていた。

 で、期待通り/リンク先の写真の通りの興味深い結果が出た。
 文献通りであるなら、あの礎石に刻まれた銘文は、モスクワ最古の銘文ということになる。
 まぁ、草原者的に興味あるのは、13世紀半ばに激しい火災の跡があるって点だね。元記事(大元ウルスの記事という意味ではないぞ)には「バトゥの略奪?」なんて疑問符付きで書かれていて、それ直に見たい!って目が輝いちゃう(笑)。

 ニュースでもプーチンがこの発掘現場を視察する様子を流していて、ここを地下博物館にするよう任せたっていうことだから、そのうち、クレムリン内に新しい博物館が出来るかもね。

プーチン視察の様子(RT)

 余談だけど、アレクシー府主教っていうのは、ロシア映画「オルド」でスハーノフが演じてた主人公(一応)だよね。
 1365年っていうとあの映画のあとになるのかな。馬でトコトコ去るシーンで彼の出番は終わるけど、モスクワに帰ったあとこういうことやってたのかぁ、と妄想しながら遺跡見物をしたら楽しそう。

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