コミックマーケット100に参加します
群雄はコミックマーケット100(Comiket100)に当選しました。
2022年8月13日土曜日 東Q12bです。
世にも珍なる薛延陀ネタ「ウンゲトゥの石人」の準備はしているんですが、間に合うかなぁ……という感じです。
とりあえずは前回のコミケで出したバルトリドの「アニー マヌチェ・モスクのペルシャ語碑文」をよろしくお願いします。
あー、でも一般入場は今回も抽選でしょうから、まずはそれに当たらないといけませんが!
群雄はコミックマーケット100(Comiket100)に当選しました。
2022年8月13日土曜日 東Q12bです。
世にも珍なる薛延陀ネタ「ウンゲトゥの石人」の準備はしているんですが、間に合うかなぁ……という感じです。
とりあえずは前回のコミケで出したバルトリドの「アニー マヌチェ・モスクのペルシャ語碑文」をよろしくお願いします。
あー、でも一般入場は今回も抽選でしょうから、まずはそれに当たらないといけませんが!
2020年春に開催予定だったコミックマーケット98の中止に続き、年末の開催が予定されていたコミックマーケット99(C99)が来春まで延期されることが決まったそうです!
今年の5月に出そうとボチボチ訳していたバルトリドの『アニー マヌチェ・モスク壁面のペルシャ語碑文』(イル=ハン・アブー=サイードの令旨についての考察)は、挿絵の挿入や校正作業を経て、後は印刷に回すばかりになっていたのですが、それも来春までお預けのようです。
仕方がないので通販に力を入れることとし、在庫が切れている『モンゴル史』「部族篇」の1と4を増刷しようと考えています。で、増刷するならせっかくなので、その後判明した不確定な箇所を正し、完全版にしたいので、もう少し待って下さいまし。……決して「出す出す詐欺」じゃないですよ(汗)。
※まぁ本当は、上記バルトリドの翻訳も「部族篇」3の20頁に「参照せよ」とある論文なので、「部族篇」1~4読む際のお供に連れて行って欲しかったんですけどね~。
群雄堂書店の本は「薄い本」といっても、家族に見られても恥ずかしくない・むしろ見せびらかして自慢して欲しい本なので、ふるって注文していただきたいところ……なので、頑張って完全版作りに励みたいと思います。
コミックマーケット98は、やるのかやらないのか?何だか不透明な今日この頃ではありますが、My出し物の方はV. V. バルトリドの「アニー マヌチェ=モスクのペルシャ語碑文」(コード名「アニーにおまかせ」)の翻訳が着々と進んでおります。っていうか、下訳は終わっているので、読みやすさや訳語の統一等々の細々した問題に目をつぶれば、「出す」重視で内容を問わないなら出せる(笑)状態です。
冬コミ・春コミ間の期間が短いので、短めのをちょこちょこっとやろうと思ってこれを選びました。内容も、アニーの住民から不当な税金を取り立ててはいかん、というアブー=サイードの令旨の碑文で、杉山正明氏の「八不沙大王の令旨碑より」と似ており、東西のモンゴル王の命令を並べてみたらおもしろかろう、という思いつきもあってのことです。
しかし、ペルシャ語?アラビア語?の部分が多くてとんだ地獄を見ました(笑)。とはいえ、一応入力は終わっています。ただ、文字の識別が困難な箇所があって、あまり自信はありません。
特にファーとゲイン。この語中形をどうやって見分けるんだ???と、悩んでいましたが、打ち込みが終了して「原稿作りも一段落!」と、息抜きにネットサーフィン(死語)をしていて良い資料をみつけました。
それがこれ。「アラビア文字の基礎知識」。
超初心者向けのペルシャ語入門の語学書を読んでもサッパリわからなかった事、致命的な欠陥ではないけれど美観的にどうにかならないかと思っていた箇所がバッチリ出てました。
のみならず、『モンゴル史』「部族篇」で「???」となっていた箇所も「あっ、あれってこれじゃん!」と、わかってきました。……それにしても、2005年版かぁ……もっと早くに出会っていれば!
でも言われてみれば当然で、ネットやパソコンでのペルシャ語やアラビア文字の表記の問題なのだから、ネット上でなにかしらの議論が繰り広げられていたはずです。しかも、ペルシャ語そのものを学ぼうというわけではないのだから、最初からネットで探すべきでした。
※たとえば、Tahomaのアラビア文字フォントは「漫画チックな(もっと言えばふざけた)印象を与える」とか、アラビア文字の「Unicodeにおける文字名称は、ヤケクソ(?)で付けられた物が多数ある」なんて箇所は、読んでいて笑えるような笑えないような、「あ、やっぱりそう思うよね?」と、とても共感。
※また、「アニー……」の中では、日本語フォントとアラビア文字ペルシャ語のフォントを同じポイント数によるとアラビア文字が小さく見えるんだけれど、かといってアラビア文字部分だけポイント数を上げると行間が空いてしまう、というような問題も取りあげられていました。だいたい、原稿を作っていてきれいな見た目にしたいなぁ、と思ったときに問題になった点は、既に議論し尽くされていたというわけ。ま、解決はしてないようですが……。
とはいえ、チャットのような場所で繰り広げられた議論を今から追いかけるのは難しい……というかメンドウクサイので、ここまでスッキリわかりやすくまとめてある文書は大変重宝します。いま日本語ワープロで多言語混在、しかも左→右文も右→左文もガツガツ混在できるのも、こういった試行錯誤があったからでしょう。
ちょうど売り切れている「部族篇1」の疑問だった箇所もこれのおかげで直せそうです。コミックマーケット98にむけ、ぽちぽちとでも確実に準備を進めて行きますよん。
第五回三笠宮オリエント学術賞授賞式の記念講演なのかな?
家島彦一氏のイブン・バットゥータについての講演会を聴きに行ったよ。
一般の人(私のような)も混じっているということで、あまり専門的な話ではないということだったけれども、イブン・バットゥータについて話しても話しても話し足りない、彼の旅行や手稿本について調べるのが楽しくて楽しくて仕方ない、というのがバンバン伝わってきて、平凡社東洋文庫の『大旅行記』もジョチ=ウルス関連のところしか読んでなかったけれども、そんなにおもしろいなら、他のところも読みたくなってきた(←思惑通りの反応?)。
だいたい、私の担当(?押し?)の時代は、テュルクでもモンゴルでもイスラムじゃない時代なので、イスラム世界の常識がイマイチわかっていないんだよねー。だから、ラシードの言ってることがナンノコッチャってところがある。特に『モンゴル史』第1章。『大旅行記』は註も充実しているから、楽しみながら読んでイスラムに親しんでおこう、と思った。
……てなことを考えながら地下鉄に乗っていたら、つい九段下まで乗り越してしまい、仕方なく降りる羽目に。で、久々にナウカに行ったら、オルホン、イェニセイだけでなく、タラス及びチュー、イルティシ、イリ、シル=ダリヤ、ヤイーク(ウラル)といろいろな場所で発見された古代トルコ=ルーン体(突厥)文字碑文・銘文の載ってる本があった!
昨年のウィグル・ルーン体文字碑文の薄い本を作った時は楽しかったなぁ、やっぱ突厥・ウィグル碑文関連で何かやりたいよなぁ、と思ってしまった。
夏には、『モンゴル史4』の改訂版を準備中。そろそろこれで部族篇も完成だからと、底本になっているロシア語訳『集史』の訳者ヘタグーロフさんに関するお話「交響曲第七番 レニングラード」をweb上で読めるように公開しておいた。
しかし、ルーン文字関連のもやりたいし、ロシア人名に関する本についても相談中だし、あれもこれもやりたいこと多すぎ(笑)。
やりたいこと全部にどっぷり浸かれるだけの時間と体力と集中力が欲しいもんじゃのぅ。
先日のコミケット95、歴史サークル「群雄」に来てくださった皆さま、どうもありがとうございました。
こんな感じで、「群雄」の中でも目立つところにおいてもらいました。
前日まで、大掃除の一環でロシアの本を干したりはたいたりしていたら、目が腫れる腫れる。だけど、もう眼科は年末年始休暇で営業してない……ってんで、片目を腫らしたままで座ってました。うーむ肝心なときに……。しかも、帯とか考えたのに忘れてるし。
『モンゴル史』はともかく、古代トルコ・ルーン体文字碑(ウィグル可汗国時代)とか、作ってるときは熱中しているから気付かなかったけれども、実際モノができてみれば、「こんなマイナーな時代・地域って興味ある人いる~?」って、心配になってました。
が、終わってみれば、多くの方に興味を持ってもらえたようでよかったです。
前々から、『集史』のところどころ、突厥・ウィグル碑文に似てるなー、と思っていましたが、改めてじっくりウィグルの碑文を見てみると、「コピペ?」と思えるくらい似てる箇所が多々あるんですよねー。この辺を追求して行きたいけれど、ますます「需要あんのかソレ?」な沼に嵌まる……いや既にズブズブはまってるかもしれませぬが(笑)。
はてさて、次に何をやったら良いものですかね~。
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2018年日本
監督:栗山貴行
原作:たかぎ七彦
キャスト:
朽井迅三郎…小野友樹
輝日…Lynn
鬼剛丸…小山力也
阿無志…堀江瞬
火垂…竹内良太
導円…小林裕介
長嶺判官…小野賢章
貝谷権太郎…ボルケーノ太田
鹿乃…小松未可子
タツ…米山明日美
サナ…原奈津子
ササラ…小林直人
ひし六…島田裕志
庄ノ太郎入道…松田修平
劉復亨…子安武人
洪茶丘…中谷一博
夜が明けて、モンゴルとの最終決戦に臨む迅三郎。ササラに
「ダンナは何のために戦いなさる?」
と聞かれ、
「別に島を守っているわけではないが……」
と答える迅三郎。答えはウェブで! あ、ディスクでもいいかも。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ウリヤンエデイ隊とは比べものにならない大軍団に四方八方から攻め立てられ、初っぱなから東壁は破られそう。東壁は市郭に近い。長嶺の頼みで迅三郎はそっちへ加勢に行く事になった。ちなみに、東壁を守っているのは、輝日ら宗家の一族郎党。
かといって、どこも守兵が足りているわけではないので、迅三郎がいなくなった後に南門が破られ、長嶺、タツら刀伊祓らは戦死した。もはや、金田城を捨てて山中に逃げ延びるしかない。
山頂に向かう迅三郎たちを、文身をしたよくわからん格好をした連中が追って来た。あれは女真?と見えたところに、鬼剛丸が戻ってきた。さすが鬼。鬼剛丸が棍棒を振るうと、敵兵がふっとんだ!
鬼剛丸が殿を守って迅三郎を先に行かせたところに、やっぱり出た。劉復亨! やっぱりあの変な風体の奴らはコイツの部下だった。佐須の決着がここでつくか?
一方、輝日を守ってきた宗家の家臣も散っていき輝日ももう後がない。危機一髪のところで迅三郎が追いついて来た。
しかし、迅三郎のめざましい戦い振りを目にした洪茶丘、てつはうを使うよう命じた。爆発とともに迅三郎がふっとんだ!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
「水落ちは死なないフラグ」だよなぁって思っちゃうのは、某特撮(「これもみんな乾巧ってヤツの仕業なんだ」ってアレ)の見過ぎですかねー? アレの主人公も狼だから、劉復亨が狼と呼ぶ迅三郎に合ってるし、まぁいいか(謎理論)。
今回はみんな死んじゃったねぇ。導円や火垂もそれらしい見せ場があって、それらしい最期を遂げた。 火垂が「弓矢に勝る飛び道具はない」って言った時には、モンゴルこそアーチャー(弓手)民族と言われているんだけどなーと思ったら、ちゃんとモンゴル兵の弓兵がいた。すばらしい!
洪茶丘の軍には、漢字とパクパ文字の旗指物が掲げられていたので、読もうとしたけど、最初のmongくらいしか読めん。本当にちゃんとモンゴル・ウルスとか大元ウルスとか書いてあるのか~? 自分が読めないことを棚に上げて疑っちゃうよな(笑)。
劉復亨を取り巻いていた連中が女真兵ということなら、逆に言えば、高麗兵に取り巻かれている洪茶丘は高麗人? 名前が漢字になってるとサッパリわからないよな。
そういや、最初の佐須の時には見かけなかったけど、この辺りから高麗人部隊に太極旗が掲げられているんだよね。朝鮮半島の歴史は全く知らないんだけど、アレ正しいの? 違和感を感じてWikipedia見たら、太極旗を使ってたのって李氏朝鮮になってるんだけど? どゆこと?
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2018年日本
監督:栗山貴行
原作:たかぎ七彦
キャスト:
朽井迅三郎…小野友樹
輝日…Lynn
鬼剛丸…小山力也
白石和久…乃村健次
張明福…斎藤志郎
阿無志…堀江瞬
火垂…竹内良太
導円…小林裕介
長嶺判官…小野賢章
貝谷権太郎…ボルケーノ太田
鹿乃…小松未可子
タツ…米山明日美
サナ…原奈津子
ツシマヤマネコ…矢野優美華
洪茶丘…中谷一博
少弐景資…立花慎之介
まずは裏切りが発覚した白石と迅三郎が対決。
義経流の迅三郎は強いから負けないんだろうけど、三本脚のカラスの刻印のある短刀……源義経の佩刀出たぁ! 初見じゃそこまで気がつかなかった。芸が細かいな。
今回は、ウリヤンエデイ隊が引き揚げた後、幕間のようにみんなが一息ついているところなんだけど、いろいろと不吉な予兆が……。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
日が暮れ、刀伊祓の長老がカメの甲羅を燃やしてモンゴルとの戦の行く末を占うと、甲羅は火を吹いて燃えだした。いまだかつてない占いの結果に長老はショック死(?)してしまった。
更に、金田城の南門にシカやイノシシが押し寄せる。これは、隙間のないほど密集した大軍がこちらに向かってくるからで、巻き狩りのような効果で、山の動物たちが逃げてきたのだろうと迅三郎と長嶺は言いあう。やがて、夜の山を覆わんばかりの無数の松明が暗闇の中に浮かび上がる。
小舟を見つけた張明福は、対馬から逃げようと流人のみんなを誘うが、阿無志も火垂も乗ってこない。九州方面へ向かう風のある事を見た鬼剛丸だけが、張明福とともに小舟に乗って島を出た。しかし、その先に無数の船の灯りが現れた。それは、モンゴルの船団だった。
一方、博多の少弐景資は……。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
白石なんかは元は地頭だったということだから、一国一城の主だもんな、好きに君主を選んで良い立場だ。刀伊祓からすれば、自分たちの先祖伝来の城を売った憎い裏切り者でも、迅三郎は結構サバサバしてる。なんか、裏切られても裏切られてもジャムカを許すテムジンみたいだわ。まぁ、本来武士は一人一人がみんな一国一城の主で、主君を自由に代えて良い我々草原者の感覚とあんまり変わらないものなのかもしれないな。「武士道」はいつから奴隷根性満載になったなったのかね? 実際の戦がなくなった江戸時代かな?
鬼剛丸の海賊らしいところがようやく出てきた。海戦があったら活躍しそうだけど、陸でしか戦ってないんだもんな。確かに活躍はしてるけど、単に力業じゃあ、「海賊」らしさが薄いんだよなぁ。迅三郎も海賊退治で名高いのなら、海戦シーンがあっても良さそうなんだけど。
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2018年日本
監督:栗山貴行
原作:たかぎ七彦
キャスト:
朽井迅三郎…小野友樹
輝日…Lynn
鬼剛丸…小山力也
ササラ…小林直人
白石和久…乃村健次
貝谷権太郎…ボルケーノ太田
長嶺判官…小野賢章
タツ…米山明日美
ウリヤンエデイ…利根健太朗
カラウン…山本兼平
チョークル…佐治和也
オチルバト…梶川翔平
遂に金田城にモンゴル軍がやって来た。
刀伊祓に流人衆、地頭勢の残党が加わっても、モンゴル軍に比べても人数はわずか。南門に主力を置き、ここにモンゴルを引きつける作戦を採った。
一方、白石は自ら名乗り出て、西壁に向かった。モンゴルの別働隊をここから侵入させる作戦なのだが……。
...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
それにしても迅三郎は、敵の中に斬り込んでいくの大好きだよな。理屈を付ければ付くのだろうけれど、やっぱりやりたくて戦ってる気がする! 南門にモンゴル軍の注意を引きつける目的もあったんだけど、結局、モンゴルもこっちは陽動作戦だったんだもんな。
・タツたち刀伊祓の女たちの石はじき(投石器)
・刀伊祓の長老たちが放つ火攻め
など技巧を凝らしてみごとモンゴル軍を撃退。地の利があるから強いよね。
戦闘の結果、白石の裏切りが露見したぞ。
迅三郎が西壁に確認に行ったが、さて、どうなる?
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2018年日本
監督:栗山貴行
原作:たかぎ七彦
キャスト:
朽井迅三郎…小野友樹
輝日…Lynn
鬼剛丸…小山力也
白石和久…乃村健次
張明福…斎藤志郎
阿無志…堀江瞬
火垂…竹内良太
導円…小林裕介
男衾三郎…浜田賢二
長嶺判官…小野賢章
貝谷権太郎…ボルケーノ太田
鹿乃…小松未可子
ウリヤンエデイ…利根健太朗
前回からの続きで、男衾三郎が白石にパイザを見せて、 「武士なら恩賞のために戦うべきじゃないか」 と、モンゴル側に行こうと白石を誘うところから。
で、この男衾の持ってたパイザの文字が、パクパ文字でなくてウイグル文字っぽかったので、読めるかと思ったが挫折した(笑)。どこかのパイザを見て作ったのかな?
でも、上に炎を書くなら先っぽは三つに割れていないとな。現在、過去、未来の時を示すっていうのは仏教だったか。クビライの時代にそんな常識があったかどうかは知らんけど(ザ・いい加減)。
☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*
今すぐ金田城を捨ててできるだけ遠くに逃げろと主張して、迅三郎は刀伊祓たちの反感を買った。しかし、刀伊祓の若者とやり合ううちに、金田城を守ることこそ彼らの一所懸命であり、そこを捨ててしまったら頑張る気力も湧かないと気付く。そして、長嶺判官とも和解して、一緒に金田城を守ることに決めた。
その間、白石は男衾を斬り捨て、パイザを持ってモンゴルに投じていた。
金田城の正確な位置を知り、一直線にモンゴル軍が攻めてきた。
☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*
ウリヤンエデイって白石と並ぶとでけぇな。シンプルな顔だちなので、すぐ死にそうと思っていたが、そうじゃなかった。割としっかりモンゴル力士辺りのモデルがいたりして。相撲知らないので誰かはわかんないけど。どこぞの部族の出身とかわかる、何かしらのエピソードとかあったらおもしろいのに。
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2018年日本
監督:栗山貴行
原作:たかぎ七彦
キャスト:
朽井迅三郎…小野友樹
輝日…Lynn
鬼剛丸…小山力也
白石和久…乃村健次
張明福…斎藤志郎
阿無志…堀江瞬
火垂…竹内良太
導円…小林裕介
男衾三郎…浜田賢二
長嶺判官…小野賢章
貝谷権太郎…ボルケーノ太田
鹿乃…小松未可子
タツ…米山明日美
サナ…原奈津子
安徳天皇…石田彰
本家八艘飛びで、今日も「アンゴルモア」始まるよー。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
霊峰・白嶽山頂で安徳天皇に会った迅三郎。数日前、迅三郎が少弐景資から譲り受けた源義経の守り刀は、もともとは安徳天皇の持ち物だったことが判明。昔話をしているところで、輝日も山頂に上ってきた。輝日は刀伊祓の長嶺判官宛のひょうたん入り勅書を託された。刀伊祓は、浅茅(あそう)のうみ(淺茅湾)方面に勢力を張っており、そこを頼るようにと帝の仰せだ。
非常に入り組んだリアス式海岸の浅茅のうみには、モンゴル軍もわずかしか入ってきていない。宗家の残党と流人衆は、そこで地形を利用して巧みに戦う刀伊祓と出会う。
輝日のもたらした勅書のおかげで、迅三郎らは刀伊祓の根拠地・金田城(かなたのき)に招き入れられる。そしておいしい食事で歓待された。流人衆は久しぶりのまっとうな食事で大喜びなのに、迅三郎はあいかわらず遠慮会釈なく、この城ではむしろお荷物になると言い放って、先祖伝来の役目に誇りを持っている刀伊祓の一同の反感を買う。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
むむむ、そりゃあさ、迅三郎より輝日の方がずっっっと信用できるかもしれないけど、もともと呼んだのは迅三郎だけじゃなかったっけ? それなのに、後から勝手に着いてきた輝日に勅書を渡しちゃうんだ? 結構行き当たりばったり?>安徳天皇
ところで、刀伊って朝鮮語で「夷狄」って意味なんだって? 今回刀伊祓に退治された刀伊は弁髪を結った女真だったけど、朝鮮も日本も夷狄じゃん。
……っていうのはまぁ良いんだけど、教科書的には、「刀伊の来襲」は1019年だよねぇ。防人の末裔=刀伊祓ってのは、時代錯誤にならないのかねぇ? それとも、昔から民族問わず海賊行為をする連中を刀伊と呼んでいたとか? あるいは防人の子孫であることはその通りなんだけど、刀伊の来襲の以降、その人たちに改めて刀伊祓っていう名前が付いたとか?
最後、いままでどこかに逃げていて戦闘に加わっていなかった男衾が白石にパイザを見せびらかしたところで、次回に続く。
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