コミックマーケット106に参加します@日南e-28b
「群雄」は、日曜日 南地区 “e”ブロック-28b(南2ホール) です。
南地区なんですね。珍しい。
『モンゴル史』「チンギス=ハン紀」[3]は、間に合いそうです。
……っていうか、間に合ってないのかもしれませんが、編集長の尽力でなんとか間に合いそうです。いつも遅くてスミマセン。
かなりの突貫作業でやったので、やや不安が残りますが、まずはみなさんに見ていただいて、ああしろこうしろと言ってもらう方が、自分だけで悩んでいるよりも良いんじゃないかなあ、なんて。
表紙はこんな感じで、皆さんもこの夏にテレビで何度かご覧になった(確信)スフバートル広場です。テムジンがチンギス=ハンになるのは「チンギス=ハン紀」[4]で、ちょっと気が早いんですが。
この「チンギス=ハン紀」[3]では、テムジンがオン=ハンに、「俺はあんたにあんなこともこんなこともしてやったのに!」とながながと述べるシーンがあります。自分的には、これがどうも納得がいかないんですよね、そんなに言い訳する必要ある?と。
突厥の[口旦]度設を挙げるまでもなく、匈奴の冒頓単于のむかしから、実の親だろうが主君だろうがサクッとヤっちゃってるわけですし。そもそも『集史』「モンゴル史」に同時代人の話として入っているテュルク系イスラム諸国の部分なんかそんな話ばっかりです。
ましてや、オン=ハンはテムジンの肉親でもないし、主君でもありません。若くして父を亡くし(といっても『集史』では十三歳だから、若武者と言っても良いくらいの歳)、後ろ盾になってくれたこともあるとはいいつつ、ここでテムジンが縷々述べているように、むしろテムジン側が助けてやった事の方が多くないか?くらいに思えるほどです。別に言い訳しなくたって、良いじゃありませんか。なのに、『元朝秘史』はともかく、『聖武親征録』『元史』『集史』全てに長々と記録されています。くどい。くどすぎます。
まぁ、しかし、こういうイレギュラーなところにこそ、テムジンのオン=ハンに対する思いがにじみ出ているのかも知れません。
そんな感じの「チンギス=ハン紀」[3]。是非、手にとって見てくださいまし~。


























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