2017年9月17日 (日)

南ウラルで新しい岩画が見つかったって!

Daiougusokumushi

 先日、「深海展」見に行ったついでに科博の常設展でヨーロッパ古代の洞窟画(岩壁画)の展示を眺めてニヤニヤしてきたところに、こんなニュースが出てくるとはタイムリーだなー。

 モスクワ大学の学生が南ウラルの洞窟で新しい石器時代の線刻画を発見(タス通信)※画像あり

 旧石器時代の岩画ということだけれど、ひっかき傷っぽくもあるけど、何かを示しているような……? ヨーロッパの岩画とは、画のスタイルが違うとのこと。確かにこないだ見たヨーロッパの岩画にこんな感じのは、なかったかもなあ。

 場所は、チェリャービンスク州のイグナチエフ洞窟(ヤマズィ=タシ→Wikipedia)と、バシコルトスタン共和国のカポヴァ洞窟(シュリガン=タシ→公式サイト)。

 イグナチエフ洞窟に旧石器時代と見られる岩壁画があるってことは、18世紀から知られていたみたいね。Wikipediaに赤で描かれた狩りの様子やヘビの画が出てるゾ。 赤い顔料はどこでも使われるんだね。血の色だから、力のモトだとどこの誰でも考えるのかな? 血がなくなると力抜けちゃうもんね。

 カポヴァ洞窟の岩画は1959年発見だそうで、毛サイやマンモスの岩画でこちらも知られているんだそうな。サイトを見る限りでは、観光でも行けそう。

 こういうの見て回ったら楽しいだろうな。今ならロシアでも、丹念に調べて岩画巡りできそうな感じがするね。でもさ、きっとロシアの地図見て回れそうに見えても日本と縮尺が違うから、「おっ、近いじゃん。ちょっと足延ばして……」と思ってもすごく離れているんだろうな。

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2017年8月 1日 (火)

映画「僕たちの家に帰ろう」

僕たちの家(うち)に帰ろう [DVD]

2014年中国
監督:李睿珺
キャスト:
アディカー…湯龍
バーテル…郭崇濤
お爺さん…白文信
お父さん…郭建民
老ラマ僧…馬興春

 裕固(ユグル)の幼い兄弟が、お爺さんの死をきっかけにお父さんが遊牧している家に帰ろう、というお話。
 最初にちょっと甘州ウィグルが西夏に滅ぼされ、現在の裕固につながっているという説明があるよ。IMDbには、言語ターキッシュって書いてあるな。現代トルコ語と同じには全然聞こえないけど、アメリカから見れば同じ括りになるんだろうか。

 原題は「家在水草豊的地方」。
 兄弟が幼い頃を家族そろって過ごした家のあった場所のような、豊かな水、草の地はあるのだろうか……と書いちゃうと、だいたい結末がわかってしまうと思うけど、予想していたより惨い結末だったよ。

 兄弟でお爺さんの所に預けられた時期に差があるので、兄弟で草原に対する知識も認識もずれているんだよね。兄(バーテル)は先に草原から離れてしまっているから、彼の草原に対する認識は昔のまま。といっっても、数年しか違わないはずなんだけどな。その勢いで草原の縮小は続いているから、最近父と一緒に暮らしていたはずの弟(アディカー)でも、戸惑うほどの変貌ぶり。

 昔、家族が幸せだった頃に遊牧していた場所を覚えていたラクダが、その場所にたどり着いても水は既に涸れ果てていて死んでしまうのは、絶望的な気分になる。
 その後、老ラマ僧に助けられるところで、少しは希望が見えたかと思ったんだが。

 結局兄弟は、放牧に行っている(?)お父さんを捜し当てる。
 めざましい発展の影で伝統的な生活が急速に失われていくのは、中国だけの話ではないもんな。日本の田舎だって、他人事じゃないくらい変わってきてる気がする。

 兄弟は日本で言えば小学生だろうけど、この歳でラクダをしっかり管理して乗り物として使っているのはすごいと思った。でもその技術も、町の暮らしでは役に立たないだろうから、彼らの代で忘れ去られていくんだろうなぁ。

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2017年7月31日 (月)

モンゴル史「部族編2」改が我が家に着いたぁ@日東S06a

モンゴル史「部族篇2」改訂版ができました!

Mongol2

よく見たら、諸ハン初版から10ページ増えてる!

ラノベのようにすらすら読める集史』シリーズの成果を取り入れて、改良されているとは言え、何がそんなに増えたんだ??? まぁ、「部族篇4」まで終わったから、その成果ってのもあるんだけど。チンギス=ハン紀とか詳しくやったら、きっともっと発見があるんだろうけど、金がないからなぁ……(←時間は金で買えるので)。

いやいや、そんな嘆いている暇ないで! 本番まであと2週間ですぜ!

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2017年7月18日 (火)

ドラマ「マルコ・ポーロ」シーズン2(10.同類)

「マルコ・ポーロ」シーズン2オフィシャルトレーラー

2016年アメリカ
監督:ジョン・ファスコ
キャスト:
マルコ・ポーロ…ロレンツォ・リチェルミ
フビライ・ハーン…ベネディクト・ウォン
コカチン…チュウ・チュウ
チャブイ皇后…ジョアン・チェン
チンキム皇太子…レミー・ヒー
ハイドゥ…リック・ユーン
百の眼…トム・ウー
アフマド…メヘシュ・ジェドゥ
ビャンバ…ウリ・ラトゥケフ
クトゥルン…クラウディア・キム
スーク…ダニエル・トゥイアラ
カサル将軍…ジェーソン・チョン
老オルロク…ゲン・サトー
カバン将軍…ビャンバドルジ・アルタンフヤグ

 マルコ・ポーロもついに最終回。
 これ、かなり衝撃的なんだけど、もうずいぶん経ったからネタバレ書いちゃうよ?
 これから見る人は、この先読んではいけませんゾ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 例の酒のでる木から色とりどりの酒が吹き出してお祭り気分が盛り上がっているカラコルムでは、クリルタイが開かれる。
 何食わぬ顔で並んで座っているフビライとハイドゥ。裏ではフビライとハイドゥだけでなく、マルコとクトゥルン、チャブイとシャプカナといった組み合わせで嫌みや皮肉を言い合ってる。

 マルコはカラコルム(だよね?)に残っているけど邪魔者扱い。
 マルコがコカチンの秘密を知っていることをチャブイは知っている。というか、コカチンがマルコに惹かれていることとか、マルコもコカチンに特別な感情を持っていることとか、そのあたりの機微はチャブイにはみんなお見通しだ。それでも、チャブイはマルコに恩を感じ、フビライにいろいろばれてまずいことになる前に、秘密を守って国に帰れと勧告する。

 クリルタイはといえば、ハイドゥが裏でやってた工作が明るみに出て、フビライ優勢が決定的になり、すべてが丸く収まりそうに見えた。
 ハイドゥ陣営からしてみれば、八方ふさがりのようになっていた時、アフマドから文が届く。それは、コカチンの子の秘密を暴露するものだった。

 一方、アフマドがフビライをうまく追い払って占領している大都。
 アフマドはフビライの命令と偽って自分の腹心の部下というか、何でも言うことを聞く忠実な奴隷スークをオルロク(元帥か?)に任命したりして、将軍カサルあたりは何かおかしいと不審に思い始めている。チンキムやビャンバ、百の目は彼に捕らえられてアフマドの前に引き立てられていくのだが、カサル将軍の無言の助力もあって、アフマドと対決することになった。
 アフマド自身は強くないから、スークが必死で戦っている間に自室に逃げ込む。そこでアフマドを待っていたのはメイリンだった……。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 大筋はこんな感じ。
 それにしても、「オルロク」ってなんだろうね?
 たぶん、Өrlөg「式武官、元帥」なんだろうと思うけど、そんなのあったっけ? それに当たるような言葉は「集史」はペルシャ語だし、「元史」は漢語だろうしあんまり聞かないよね。歴史の用語で普通に使ってる?
 とりあえず、英語版字幕もorlokって書いてあるだけだから、どうしようもないっちゃーないんだけど、字幕くらいどうにかならなかったのかね。わからなかったらモンゴル学者に聞けばいいのにね。ちうか、ハルハの人っぽい名前のキャストがいるんだが。

 この回の最後、チンキムとビャンバが帰ってきたカラコルムは荒廃しきっていて、背後にプレスター・ジョンらしき人の影……と思わせぶりな終わり方をしてるけど、これで打ち切りなの?

 まぁ、歴史無視でファンタジーどころの話じゃなく、かなりすごいことになってるからなー。なにしろ、マルコがハイドゥを刺し殺しちゃってるし……(笑)。妙に大風呂敷広げすぎちゃって、まとめるの大変だから放り投げたか。

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2017年7月 7日 (金)

コミケット92に参加します@日東S06a

 コミックマーケット92「群雄」当選しております。日曜日東S06a。

 今回は、私も朝早く行く所存でございます。
 いつも出遅れて、せっかく来てくれた人と会えてないという事案が発生していたようで申し訳ございません。この夏は、何とかがんばりたいです。

 とはいえ、今回は『モンゴル史』「部族篇2」の改訂版をまだやっていて、新刊にぜんぜん取りかかれてないというていたらく……。
 そして『モンゴル史』なのに突厥碑文を持ち出すという暴挙に出る始末……。だってだって、わしはモンゴルの人じゃないモン、テュルクの人だもん!モン!

 それがねぇ、「部族篇2」は見直してみると結構妙な、というか不審なところのある章でして、なかなか手強い。

 もっともクサイと思ってるのはメルキドのこの部分(「チンギス=ハン紀」で補整)。

トクタイ=ベキは戦闘中に射落とされて殺された。彼の兄弟クドゥと彼の息子たちチラウン、マヂャル、トゥスカンは四人全員で下馬してトクタイの屍を拾い上げようと欲したが、充分な時間がなかったので、大急ぎで彼の頭を取り、イルディシ河岸から逃走した。

……射其子脱脱殺之。脱脱之子大(火)都、赤剌温、馬札兒、禿薛干四人、以不能歸全屍、遂取其頭渉也兒的石河、……

 下のは『元史』巻122「巴而朮阿而忒的斤伝」からの引用です。『聖武親征録』じゃありません。直訳と言っていいほどそっくり!?

 トゥスカンは、この直前でクルトゥカン=メルゲンって書かれてるのに、ここだけトゥスカンなんだよねえ。まぁ、『集史』だから寄せ集めで別のソースなんだろうけど、実にあやしい。
 しかも、クドゥについては、トクトア(トクタイ)の息子を列挙するところにも出てくるんだけど、そこでわざわざ「彼の兄弟もまたクドゥという名であった」なんて断っていて、この部分の「彼の兄弟」っていうのはラシードが差し込んだっぽいんだよねぇ。他の信頼すべき筋からの情報でクドゥがトクトアの兄弟だと確信を持っていて、もともとは『元史』と同じようにトクトアの四人の子どもとなっていたのを書き換えたんじゃないのかな。

 ラシードは、プーラード丞相から講義を受けているから、中国の史書から引用した文章があってもおかしくはないけれど、ラシードが『元史』を見たり内容を知ったりするのは不可能なんだよね。 (『元史』の編纂は1369~1370年で、そのころラシードはとっくに刑死している)

 これってどゆこと?
 これについて解説する文があったら是非教えて欲しいのです。

 予想としては、これはウィグルの歴史書からの引用なんじゃない?ってこと。
 ウィグルにこんなに詳しい歴史書あるじゃん!テュルクものとしては、むしろそっちを見たいわ!! どっかから出て来ないかな!!!……ということなんですわ(笑)。

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2017年4月22日 (土)

ドラマ「マルコ・ポーロ」シーズン2(9.跡継ぎ)

「マルコ・ポーロ」シーズン2オフィシャルトレーラー

2016年アメリカ
監督:ジョン・ファスコ
キャスト:
マルコ・ポーロ…ロレンツォ・リチェルミ
フビライ・ハーン…ベネディクト・ウォン
コカチン…チュウ・チュウ
チャブイ皇后…ジョアン・チェン
チンキム皇太子…レミー・ヒー
ナヤン…ロン・ユアン
ハイドゥ…リック・ユーン
百の眼…トム・ウー
アフマド…メヘシュ・ジェドゥ
ビャンバ…ウリ・ラトゥケフ
クトゥルン…クラウディア・キム

 アフマドの反逆を知ったフビライは、白馬の群れに火を付けてナヤン・ハイドゥ・十字軍の陣営に突っ込ませる。ここは、ナヤンの領地の双子川と呼ばれているが、ザナドゥ(上都)から西に半日行程のところにあるらしい。前にナヤンは、自分の所領は大都の北の方だと言っていたが、どの辺を想定しているのかな。

 この作戦で、馬群が幕営地の真ん中に集積してあった火薬庫に突っ込んで大爆発。……なぜそこに置いた?

 この混乱に乗じて、アフマドの策略で少人数しかいないフビライの軍が突撃。両軍入り乱れての大混戦になる。
 前線に出て戦うフビライはなかなか格好良い。皇帝だけど、馬上大刀を振るっているよ。まぁねぇ、だいたいこの物語の登場人物はみんな強いんだけど、ニコロ・ポーロまで戦ってるのにはびっくりだ。

 オロスとチンキムの因縁の対決あり、ビャンバを助けてしまうクトゥルンあり。百の目がバケツ兜と鎖帷子姿の十字軍兵士と戦っているのなんかも見ものだ。

 ナヤンから、反逆の首謀者がアフマドだと聞いて、息子と可愛がってやったのにと大ショックを受けるフビライ。でもさぁ、フビライがアフマドのこと息子って呼んでても、わしらの時代で言う仮子なんだろうから、たぶん、裏切りっていっても腹心の部下が裏切ったくらいの感覚だろう? 肉親に裏切られたみたいにいうのは何か違うよね。……っていうか、冒頓単于の昔から、息子が父親を殺すのなんかザラだよね。でもこれ、この物語的には、なんか、まずいことの伏線の気がするよ(笑)。

 ちなみに、ナヤンは磔の刑に。本当にキリスト教信者なら本望だろうよ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 そしてここでタイトル入る。アバンタイトル長いな!(笑)
 この戦闘シーンが第2シーズン最大のアクションの見せ場ってことだ!

 フビライはクリルタイに、チンキムはアフマドをやっつけに大都に向かうといったところで、コカチン(ネルグイ)が産気づく。この一番精神の弱った状態で、コカチン(ネルグイ)が側にいて欲しいと願ったのはマルコだった。これはさすがに鈍いチンキムでもオカシイと気付くわな。ますますマズイぞ、マルコ~、どうなるんだ~。

 次回、最終回へ続く。

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2017年4月19日 (水)

ドラマ「マルコ・ポーロ」シーズン2(8.駆ける白馬)

「マルコ・ポーロ」シーズン2オフィシャルトレーラー

2016年アメリカ
監督:ジョン・ファスコ
キャスト:
マルコ・ポーロ…ロレンツォ・リチェルミ
フビライ・ハーン…ベネディクト・ウォン
コカチン…チュウ・チュウ
チャブイ皇后…ジョアン・チェン
チンキム皇太子…レミー・ヒー
アフマド…メヘシュ・ジェドゥ
ビャンバ…ウリ・ラトゥケフ
蓮華…ミシェル・ヨー
ニコロ・ポーロ…ピエルフランチェスコ・ファビーノ

 さて前回、南から黒色火薬を追ってきてマルコたちに合流してきたビャンバ。
 はいはいはい。だんだん役者が集結してきましたよ~。ビャンバはさくっとニコロを捕らえてマルコのところに連れて来た。彼の口から衝撃の(視聴者にとっても)事実が語られる。いや、ビックリ。っていうか……時々プレスター・ジョン?の存在をにおわせるカットがあったから、史実から思いっきり外れますよぉ、という布石だったのか?(笑)。

 一方、リンリンと一緒に逃げるメイリンには、アフマドの追っ手が迫る。
 でも、普通の兵士なんかより、メイリンは強いからな。多勢に無勢で戦っているところに蓮華が現れた! このコンビ、無敵。でも、このままでは次から次へと追っ手がやってくることは必至。そこでメイリンは、追っ手をよこしたアフマドを倒すために、カンバリクへ戻ることを決意した……。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 う~ん、もお。いつもニコロは余計なこと言うよなぁ。出てくる度にいやな気分になるんだけど!
 チンキムの口からアフマドの陰謀を聞いたフビライと、コカチン(ネルグイ)の口から本心を聞いたチャブイ。いよいよ、アフマドがやっつけられる時が近付いて来たと期待が高まる反面、ニコロとかコカチンとか、マルコにマズイ条件がひとつひとつ積み重なってくるようで……。

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2017年4月17日 (月)

ドラマ「マルコ・ポーロ」シーズン2(7.失われし秘術)

「マルコ・ポーロ」シーズン2オフィシャルトレーラー

2016年アメリカ
監督:ジョン・ファスコ
キャスト:
マルコ・ポーロ…ロレンツォ・リチェルミ
フビライ・ハーン…ベネディクト・ウォン
コカチン…チュウ・チュウ
チャブイ皇后…ジョアン・チェン
チンキム皇太子…レミー・ヒー
ナヤン…ロン・ユアン
ハイドゥ…リック・ユーン
百の眼…トム・ウー
アフマド…メヘシュ・ジェドゥ
ビャンバ…ウリ・ラトゥケフ
クトゥルン…クラウディア・キム
蓮華…ミシェル・ヨー

 いろいろの転機が訪れるこの回。

 百の目は謎の女……昔の恋人・蓮華に会って心が揺れる。フビライに暇を請うがもちろん許されるはずもない。

 メイリンは、アフマドと一緒にザナドゥ(上都)に到着したことを利用して、リンリンと逃げる計画を決行。

 コカチン(ネルグイ)の幻影を悟ったチャブイは、彼女を他の者に接触させないように自分だけで面倒を見ることを決意する。

 ハイドゥの命でクトゥルンとオロスは、フビライの手の者と偽って、フビライを支持しかねない部族を襲撃。そして、チンキムの命をねらう。

 そして、肝心のマルコ。
 メイリンの頼みでリンリンを連れ出した見返りに、アフマドの陰謀を教えてもらった。第一シーズンから、マルコがにらんでいたとおり。フビライに申し出て、チンキムに付き添い、彼の危機を救った。

 マルコの方は、普通にフビライ好きみたいなんだけどね、このドラマではね。でも、何で?何で?違うだろ?違うだろ?ってしつこく問われるのが、お約束みたいなんだな(笑)。またまたそんな状況になってきた。

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 チンキムと一緒に、アフマドの陰謀を暴こうとアフマド・ナヤン・ハイドゥの軍の集結しているところに着いてみれば、何か変な連中がいる……十字軍兵士?! なんじゃそりゃ、と驚いている場合ではない。ニコロ・ポーロもいる! この人が出てきてマルコに良いことあった試しがあっただろうか? なにやらイヤ~な予感が……。

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2017年4月12日 (水)

ドラマ「マルコ・ポーロ」シーズン2(6.忍び寄る反逆の影)

「マルコ・ポーロ」シーズン2オフィシャルトレーラー

2016年アメリカ
監督:ジョン・ファスコ
キャスト:
マルコ・ポーロ…ロレンツォ・リチェルミ
フビライ・ハーン…ベネディクト・ウォン
コカチン…チュウ・チュウ
チャブイ皇后…ジョアン・チェン
チンキム皇太子…レミー・ヒー
ナヤン…ロン・ユアン
ハイドゥ…リック・ユーン
百の眼…トム・ウー
アフマド…メヘシュ・ジェドゥ
クトゥルン…クラウディア・キム
スーク…ダニエル・トゥイアラ
チュルーン…伊川東吾

 フビライが大ハーン選出のクリルタイでハイドゥと対決するためにザナドゥ(上都)に向かった頃。なぜか大都に現れた黒い馬車。中からは何と、シャプカナとハイドゥが!

 大都に残って留守を守っていることになっているアフマドが陰謀を巡らせているのだ。そしてもう一人、ナヤンも大都に帰ってきた。
 この三人、お互い嫌いだろうに、一緒に反フビライの同盟を結ぼうって言うんだから、無理がある。ナヤンなんかほとんどだまし討ちのようなもんだ。しかもナヤンを懐柔するためにメイリンの娘リンリンを使おうというのだから、メイリンの心は波立つ。表面上は、アフマドに協力しているように見せて、あんなロリ野郎(ナヤン)に娘をやるものか、と決意したようだよ。
 シャプカナの語るオグル・ガイミシュの最期、語りだけでもグロい。ここいらの過去の因縁にハイドゥまで巻き込むからいかんのだよな。こういうのを毒親っていうのかもな。ハイドゥもハイドゥで、アフマドもナヤンも嫌いなら、陰謀に加わらなきゃいいのに。

 一方、コカチン(ネルグイ)を悩ませている本物のコカチン姫の正体が明らかになる。 ……そう、本物のコカチンが生きてるはずがないんだよ。コカチン(ネルグイ)の罪悪感の見せた幻覚だったのだ。聡明なチャブイはそれさえ受け入れて彼女の世話を焼くが、その甲斐もなくじわじわ心が壊れていって、いろいろ抑制が効かなくなっていく。
 マルコを以前から慕っていたことを隠して振る舞うこともできなくなってきた。それもチャブイに感付かれたみたい。これまずいんじゃないかなぁ……。なのにマルコは呑気に美人の歌姫といちゃいちゃしている。気をつけろー、マルコ! 余計な事を聞いちゃうと命が危険だぞー!……といっても自分から知ろうとして知った訳じゃないから避けられないんだよなぁ。

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 この回、印象的だったのは、フビライに忠告してる老将軍チュルーンって人。諸将の長みたいな感じだけど、実在するのかな?
「昔から仕えてきたので、こんな白髪になってしまいました」
なんて将は、フビライにいたっけ? 代々トルイ家に仕えてる人たちって、アリク・ブカやモンケの所に行っちゃってるような気もするけど……。

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2017年4月 8日 (土)

ドラマ「マルコ・ポーロ」シーズン2(5.子守唄)

「マルコ・ポーロ」シーズン2オフィシャルトレーラー

2016年アメリカ
監督:ジョン・ファスコ
キャスト:
マルコ・ポーロ…ロレンツォ・リチェルミ
フビライ・ハーン…ベネディクト・ウォン
コカチン(ネルグイ)…チュウ・チュウ
チャブイ皇后…ジョアン・チェン
チンキム皇太子…レミー・ヒー
ナヤン…ロン・ユアン
ハイドゥ…リック・ユーン
アフマド…メヘシュ・ジェドゥ
ビャンバ…ウリ・ラトゥケフ
クトゥルン…クラウディア・キム
謎の女…ミシェル・ヨー

 出た! 厭な話詰め合わせ回!
 シーズン1の最終回でほのめかされていたように、シーズン2のラスボス(?)はアフマドだから、最後は倒されるんだろうと予想はできた。

 この第5話で、アフマドの過去話が披露されて、死亡フラグ確実となりましたぁ。パチパチパチ。それにしても、どんどん厭な話になっていくなぁ。

 前回、チャブイが「例の件」で目に見えて不安定になってたけど、コカチン(ネルグイ)は、表面上、大丈夫そうに見えてた。でもそうじゃなかった。

 死んだはずの本物のコカチン姫が彼女の前に現れて、恨み言を言い出す。コカチン(本物)は全てを知っているような口ぶり。あの状況でよく生き残れましたね、とネルグイは恐れおののく。いやー、遂にドラゴンボールみたいに死んだ人が生き返り始めたぞ、と思ったけど、あの状況で生きてたってのはさすがに無理がある。

 一方、ハイドゥも母シャプカナに何か食わされて(多分ベニテングタケかなんか)トリップしたり、火渡り神事みたいなことまでやっててなんか変。
 最初、ハイドゥが真っ赤に焼けた炭の道を歩いているの見たとき、これで人格改造ができて中央アジアに君臨するのに相応しい男になるのかと思ったが、そうでもないんだよな。おかしな新興宗教にのめり込んだ人みたいになってる。うーん、シャマニズムもそういう文脈で使われてるのかぁ。日本の火渡り神事も、アメリカから見たら頭がオカシイってことになってるのかも。

 いや~、今回はハイドゥもアフマドも尻出しまくってたなぁ。おっぱいよりずっと多かった! これって視聴者サービスになるのかなぁ(笑)。

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