分水嶺を越えていく
お天気のお姉さんが言っていた。
「…駐車中の車内の温度は30分で50℃にもなります。少しの間だからとお子様やペットを置き去りにせず…」
それはエアコンのないわしの部屋のことぢゃあないか?
いやいや、さすがに50℃にはならないぞ。
みんな、ありがとう!
みんなががクールビズとやらでクーラーの温度を28℃に設定してくれたおかげで、私の部屋は38℃だ!
いやー、本当にみんな、ありがとねっっっ! はっはっはっはっはっは…(汗)はぁ暑い。
それにしても暑すぎる。
パソコンも立ち上がらん…。
こういう暑い日には、そおだっ、外出だ! 散歩だ!!
以前、草野川の水源はどこかな、と歩いていった時、宮野木ジャンクション下でしょんぼりなくなっており、なんだか不完全燃焼でありました。
宮野木ジャンクションの下あたり
「暗渠のフタを開けてみる」の続きですが、あまりにもしょんぼりだったので、何も書く気になれなかったものです。
そこで、もう一つの支流の方に沿って歩いてみる事にしました。
…といってもこういう
半分干上がった様子
ばっかりだと余計暑いので、今回は少し涼しげな写真を。
逆から見るといかにも谷川、この辺にわき水でもあったのか、という感じでかつて清流と呼ばれていた事も想像できるよい風景です。
でも地下からは水の流れる音がしています。
そこで、また地上に出ているか、湧水が寺社等のかたちで残ってないかと河の延長線上に沿っていってみると、大型ショッピングモール(ワンズモール)でした。今地図を見ながら考えると、おそらくこの辺りが頂上で、分水嶺になっていたのだと思います。
しかし、未練たらしく更に先に行ってみると「草野神社」という小さな神社があった(草野地区だからだと思うけど)ので気をよくし、更に延長線上に歩いていくと谷川のような細い川がありました。
看板には六方水と書かれています。でも、流れが全く逆です。
分水嶺というと、ヒマラヤ山脈かアルタイ山脈か?くらいの感じですが、ほとんどアップダウンもないような所でもそういう場所があるとは、とちょっと感動して、六方水を遡ってみました。
途中暗渠になって、駐車場になっている箇所を過ぎると小さいダムのような所に出ました。
そもそも、ワンズモールの辺りが長沼町といういかにも水分が多そうな地名です。
歩いてみた印象では、木陰もなくすさまじい照り返しでひたすら暑く、土も赤土でかぱかぱだったので、水が豊かという実感がなかったのですが、調べてみるとこの一帯は、豊かな水で有名だったとのこと。
なお、六方水は葭川(よしかわ)の上流でした(葭川の水源と言われているのは紅嶽弁財天の湧水で、別の場所)。葭川は都川に合流して、草野川同様東京湾に注ぐから、こういうのはひょっとして分水嶺とはいわないのかな?(笑)
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