世界初のマヌル研究センターがアルタイにできるよ
ネットですっかり人気者のマヌルネコ。でも、大型ネコ類の御多分に漏れず絶滅危惧種なのです。
(2008年にブレイクしたというからこのYouTubeくらいが最初か?確かに、初期にこの映像を見た記憶がある)
ロシアでは、ザバイカル、トゥバ、アルタイ辺りに生息していて、レッドデータブックにも載っていて保護されているけれども、隣接するモンゴルでは毛皮獣として今でも狩られているような状態です。
中央アジアの他の国々にもマヌルはいます。でも、どうもはっきりした個体数とかはわかっていないみたいです。それぞれの国の様々なデータや経験が単発・個別的にあるだけでまとめられていなかったんですね。まぁ、同じ個体が国境を越えていたり、国によって調査の手法が違うとまとめにくそうではあります。
2016年9月14、15日ノヴォシビルスクでロシア、アメリカ、イギリス、タジキスタン、カザフスタン、スウェーデン、モンゴル、ウクライナの学者が参加して開かれていた国際フォーラムで、こういったモノをまとめようと話し合われ、ある程度設備のあるアルタイ共和国のサイリュゲム国立公園に集約したらどうかということでまとまったとのこと。 世界初のマヌル研究センター(?)になりそうです。
元ネタはこのあたり:
ノヴォシビルスクでマヌル研究に関するカンファレンスが行われた(ヴェスチー・ノヴォシビルスク)
サイリュゲム国立公園がマヌル研究の場になる(サイリュゲム公園公式)
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