2016年9月18日 (日)

世界初のマヌル研究センターがアルタイにできるよ

 ネットですっかり人気者のマヌルネコ。でも、大型ネコ類の御多分に漏れず絶滅危惧種なのです。

(2008年にブレイクしたというからこのYouTubeくらいが最初か?確かに、初期にこの映像を見た記憶がある)

 ロシアでは、ザバイカル、トゥバ、アルタイ辺りに生息していて、レッドデータブックにも載っていて保護されているけれども、隣接するモンゴルでは毛皮獣として今でも狩られているような状態です。

 中央アジアの他の国々にもマヌルはいます。でも、どうもはっきりした個体数とかはわかっていないみたいです。それぞれの国の様々なデータや経験が単発・個別的にあるだけでまとめられていなかったんですね。まぁ、同じ個体が国境を越えていたり、国によって調査の手法が違うとまとめにくそうではあります。

 2016年9月14、15日ノヴォシビルスクでロシア、アメリカ、イギリス、タジキスタン、カザフスタン、スウェーデン、モンゴル、ウクライナの学者が参加して開かれていた国際フォーラムで、こういったモノをまとめようと話し合われ、ある程度設備のあるアルタイ共和国のサイリュゲム国立公園に集約したらどうかということでまとまったとのこと。 世界初のマヌル研究センター(?)になりそうです。

元ネタはこのあたり:
ノヴォシビルスクでマヌル研究に関するカンファレンスが行われた(ヴェスチー・ノヴォシビルスク)
サイリュゲム国立公園がマヌル研究の場になる(サイリュゲム公園公式)

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2015年10月27日 (火)

映画「ヒックとドラゴン」

ヒックとドラゴン

2010年アメリカ
監督:クリス・サンダース/ディーン・デュボア

 恐竜好きなので、ドラゴンの出てくる映画?と思ってなにげなく見たらとてもおもしろかった。
 なによりも飛び方が今まで見たどんなアニメ・特撮よりリアル。ドラゴンの翼はコウモリのような皮膜タイプなのだけれども、普段は鳥のような力強い羽ばたきで飛ぶ。それでいて皮膜を利用しグライダーのような帆翔あり、魚のようなしっぽのイメージ通りの水中を泳ぐ魚のように見えることもあり。
 翼竜はこれほど自在に飛べたとは思えないけど、爬虫類好きならゼヒ見るべき。これ見ておくと、例えばプテラノドンの化石を見た後に生き生きとしたイメージが広がる事請け合い。

 主人公のドラゴン・ヘンな歯のトゥースちゃんは、にやーっとした表情がネコバスみたい。人間側の主人公ヒックに獲物を分けて得意げな表情や鼻キッス、マタタビに酔っぱらうような表現は完全にネコ。ヘンな歯もネコの爪が出し入れ自由ってのが原型だろうねぇ。

 でも、まぁ、彼らが積年の恨みを忘れて和解できたのは、人間とペットというふうに完全にカーストが固定されているからなんだろうな。もし、双方が人間で歴史を持ち、対等な関係を結ぼうとしたらうまくいかないんじゃないかと悲観してしまう。ドラゴン族と仲良くなったヒックなんかは、「裏切り者」ってことであの時点で処刑されていたかもしれない。

 そして歴史好きにはボーナストラック。
 ルーン文字でドラゴンの解説本が書かれていた!
 北欧のルーン文字には詳しくないのでよくわからないけれども、碑文の文字っていう印象があるよね。ああいうふうに本を書く時にも使われていたんだろうか。何語で書かれていたのかはちょっとわからない。ルーン文字を読める人に聞いてみたい。ノルド系の言葉で書かれていたらおもしろいのだが。でも、あのルーン文字見たときには吹き出したし、興奮したなぁ。

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2007年7月 3日 (火)

映画「かもめ食堂」

かもめ食堂

2006年日本
監督: 荻上直子
キャスト:
サチエ…小林聡美
ミドリ…片桐はいり
マサコ…もたいまさこ
トンミ・ヒルトネン…ヤルッコ・ニエミ

 これを見たあと、きっと料理がしたくなる。
 いや、自分自身は料理はしても上手い訳じゃないんだけど、たとえて言えば、アクション映画を見た小学生が主人公の真似して必殺技のポーズをとりがちなのと同じ。自分でもおいしい料理を作れるような気になってる(←「美味しんぼ」読んだ後もそうなりがち…笑)。
 カツをじゅわーっと揚げてるのなんかよだれじゅるるる…。
 揚げたてサクサク~!

 やっぱ加工食品や出来合いの弁当でなく、自分で素材をシンプルに料理したのが一番美味そうだよ。…たぶんそれが一番腕が問われる料理法なんだとは思うが。
 とりあえず、シナモンロールを買いに走った15の夏…って意味不明だし(←シナモンロールが見つけられずに錯乱してる)。

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 サチエはフィンランドで一人、食堂を開いている。
 でもお客は全然来てない。ようやくやってきた第一号の客がトンミ・ヒルトネン。彼がサチエにガッチャマンの歌の歌詞を尋ねた所から歯車が回り出す…。

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 舞台がフィンランドである必然性は、ガッチャマンとムーミン???
 トンミ・ヒルトネンがいかにもジャパニメーションオタクっぽくておかしい。それでさちえたちの中に混じってきても浮いてない。
 笑いのツボがどんぴしゃりだ。殺伐とした映画ばかりでなく、こういうのもええですなぁ。

 それにしても、あのネコのおじさんが意味不明でおかしい(笑)。

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2007年4月 5日 (木)

映画「こねこ」

こねこ

1996年ロシア
監督:イワン・ポポフ
キャスト:
フェージン…アンドレイ・クズネツォフ
チグラーシャ
ワーシャ
イザウラ
ジンジン
シャフ
プショーク
ペルシーク

 ありえないものを見てしまった…。

 犬や馬、あるいは象なら訓練次第で演技をするだろうが、猫が演技をするものだろうか?
 じゃあ、猫の普段の行動を撮ってるだけなのだろうか?

 確かに、困ってる猫を自分ちに連れてくる猫がいるって話は聞いたことがある。
 飼い主に登る猫もいるだろうし。
 わざわざテレビの画面の前で尻尾を振る猫もいかにもいそうだ。
 べろが出たままの猫がいるってのも聞いたことがある(←これはシャフ)。
 鴉が木に登った猫をみんなでつついているのも、近所でたまに見かける。

 でも…。
 飼い主を助けようと、地上げ屋にいっせいに襲いかかったり、落ち込んだ飼い主を慰めようとするのも、あれも自然な行動なの~?
 なにより、複数の猫の自然な行動を待っていたら、ストーリィに沿ったエピソードを全部撮るって不可能な気がするんだけど。
 じゃあ、演技してるって事か?
 でも、演技には見えないし…。
 どうなってるの???

 わかった!
 猫だ、猫が撮ってるんだ。猫同士なら話し合いで解決できるしね!…って、んなわきゃないよな。うーむ?? 本当にどうやって撮ったんだろう???

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 誕生日におばあちゃんに買ってもらった子猫のチグラーシャ(チグル=虎の意。トラ猫なので)。スズメを捕ろうとして窓から転落、たまたまトラックの幌の上に落ちたので助かったが、トラックが発車して迷子になってしまう。
 モスクワは真冬。なんとか暖を取ろうとマンホールのフタに座っていると野良犬に追い払われる。木に登れば鴉に足をかじられる。落ちてドーベルマンに追いかけられているところを、トラ猫・ワーシャ兄貴に助けられる。
 兄貴について行ってみると、そのアパートの部屋は猫まみれだった。フェージン(人間)はチグラーシャにも優しくしてくれるが、部屋は地上げにあっていてコワイお兄さんが連日やってくるし、仕事も日雇いのようで先が見えない。

 一方、チグラーシャがいなくなって「家族は毎日泣いて暮らしている(父・談)」。食器や花瓶を落としたり、フルートケース(父はフルート奏者)の中にそそうをしたり、いたずら者でみんな怒っていたのに。
 家族総出で近所を探し回ったが見つからない。迷い猫の張り紙を見て何件か問い合わせがあるが、どれも違う猫。
「猫は賢いので、絶対自分の家に帰ってくる。」
と子供たちは信じているが…。

 結局、一番頼りになるのは人でなく猫!ということなんでしょうかね~(笑)。
 最後の猫パンチもぱんっ、と決まってる。

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