2018年6月16日 (土)

コミケット94に参加します

コミケット94 「群雄」は土曜日 西地区“う”ブロック-29a です。

お近くにおいでの際は、ぜひお立ち寄り下さい。

夏はこれ↓の増補版を出す予定です。さぁ、頑張って、最後の追いこみしなければ~。

紙の方も、「ラノベのようにすらすら読めるシリーズ」くらいの訳文にした方が良いのかのぉ……うーんうーん(ご意見承り中)

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2018年6月 1日 (金)

ドラマ「復活:エルトゥールル」日本でも放送しないかなぁー

 今はまってるテレビドラマ「復活:エルトゥールル(直訳)」。

 13世紀アナトリアで、オスマン一世の父にあたるエルトゥールルが、テンプル騎士団やモンゴル人と戦ったりする。オグズのカイ部族を率いてアナトリアに入るとかそういう辺りの話らしく、「おっ、そのオグズの話、今『部族篇1』でやってるぜ! 良いタイミング」と盛り上がってるわけ(自分だけ)。

 トルコのドラマなんで言ってることは全然わからないんだけど、半分くらいソード&アックスアクションなんで、それやら衣装やら馬乗ってるところやら見てるだけでもいいんだな。


サムネがバイジュ=ノヤンじゃん(たぶんあってる)
「私が小アジアを降したのだ!」とか言ってそう

 最近YouTubeに配信始まった第120話(!)はこれなんだけど、どうやらバイジュ=ノヤンの幕営にオゴデイ崩御の知らせが到着して、モンゴル軍がみんなで嘆き悲しむところらしい。

Ertugrul
主人公はこっち。バイジュ=ノヤンの本営に連れて来られたエルトゥールル

 2014年から続いている人気TVシリーズで、旧ソ連や旧ユーゴスラビアでも放送してたらしい。それも、テュルク系のアゼルバイジャンやカザフスタンだけでなくロシアとかマケドニアとかでも。日本でもやらないかなぁ? ホラ、「エルトゥールル」って名前だけはよく知られてるでしょ?

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2018年5月 8日 (火)

「部族篇1」増補改訂版できました

 こっこっこっこっこけっこー! 校正終わったぁ!
『モンゴル史』「部族篇1」の増補改訂版の校正ができましたぞ。

 どの辺が増補なのかっていうと、今までの「部族篇」へ向けての序の前に、ラシードの『集史』全体への序文……ガーザーンに捧げた序文に加えて、オルジェイトゥとの対話が入っている……を新たに訳したところが『増補』なのです。ちなみに、分量は2倍以上に増えました(にゃー)。

 増えた文の半分くらいはガーザーンを讃える文? あとの半分はオルジェイトゥを持ち上げるフダーバンダ(意味不明)?
 これ需要あんの??? と思わなくもないですが、「部族篇1」はどういうわけか、すぐなくなっちゃうので、どちらにしろ増刷はしなくちゃならなかったわけです。

 まぁ、どういう経緯で、どんな目的で『集史』全体ができあがったのかっていう説明が書かれているので、資料の性格を知る上では知っておいた方がいいかもです。
 あと、全体の目次が付いているので、「部族篇」訳し終わってもうやるべきことは終わったような顔をしている人がいるけど、そんなの『集史』全体のほんの一部だってことがバレますな(笑)。でもまぁ、漢文史料が読めないので、「チンギス=ハン紀」とか「クビライ=カァン紀」とかできる訳ない。そもそもロシア語版だって『集史』全体でなく『モンゴル史』部分しかないので、充分がんばったと思う。

 ベーシックインカムでも導入されれば、働かずにこの続きをやって暮らすのだけれど、生きているうちには間に合いそうもないですな。

 というわけで、完成記念に「ラノベのようにすらすら読める集史」シリーズも「部族篇1」をアップしました。ただし、こちらは今回増補した分は入っていません。夏まで待てないという方は、こちらをぱらぱらめくってお待ちくださいましまし。

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2018年2月 8日 (木)

映画「フューリアス 双剣の戦士」

フューリアス 双剣の戦士 [DVD]

Furius

2017年ロシア
監督:ジャニク・ファイジエフ/イヴァン・シュルホヴェツキー
キャスト:
エフパーチー・コロヴラート…イリヤー・マラコフ
バトゥ=ハン…アレクサンドル・ツォイ
カルクン…小アレクサンドル・イリイン
ラーダ…ユリヤ・フルィニナ
ナースチャ…ポリーナ・チェルヌィショーヴァ
リャザン公ユーリィ…アレクセイ・セレブリャコフ
ネストル…アレクセイ・ヴェルトコフ
スブダイ…ダウレト・アブドィガパロフ

 こっわ~。
 バトゥ恐わわわ。怒らせちゃいかんヤツを怒らせちまった感がよく出てる。……って喜んでいる場合じゃないわ!
 スブダイ(スベエテイ)には思い入れがあるのでちょっとかわいそうだったなぁ。最初に出てきたところでいやな予感はしてたんだ。だって最初の場面で主人公を殺しかけるってある意味高々と掲げられたフラグじゃん!(演じている役者さんは、「オルド」や「マルコ・ポーロ」「レッド・ウォリアー」「ダイダロス 希望の大地」にも出ているらしい……もう一度見てみるか)。

 バトゥは黄龍の刺繍されたガウンを引っかけてると皇帝みたいだよ。または、映画「300〈スリーハンドレッド〉」のペルシャ皇帝・クセルクセス?
 やっぱり、すごく偉そうなんだよね。何で偉そうなんだろうかね。大ハーンじゃないのに、大ハーンより威張ってそう。

 でも、トレーラーやパンフにあるアオリの「極悪非道で知られる」って感じじゃなかった。

 ステレオタイプで描かれるモンゴルのハーンのように、酒食にふけってるわけでもなし。マンジャニーク(投石機=catapult)の模型を使って戦術でも研究してるのか書き物してたり、お忍びで軍団内の様子を見て回ってたり、戦争に真摯に取り組んでいるように見えた!
 「マルコ・ポーロ」のフビライよりよほどストイックだよ。それに、あのアメリカのドラマのように「皇帝がそんなことするか?」ってなことはしないから、ある意味ホッとした。アメリカ人には、「皇帝」についての皮膚感覚がないのかもねぇ。

……とバトゥの事ばっかり書いて、感想が終わってしまった。

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 リャザン公国のユーリィ公(クニャージ)の守備隊長、コロブラートは13歳の時、モンゴルの部隊に遭遇して殺されかけ、命は助かったものの記憶に障害が残っている。いったん眠ると、13歳の時まで記憶が戻ってしまうのだ。

 1237年の冬、バトゥ率いるモンゴルの軍勢がリャザンに接近しているとの報を受ける。リャザンはどう対応するか迫られる。戦争か降伏か。交渉の余地があるかどうかを探るため、ユーリィ公は息子フョードルを使者としてバトゥの本営に遣ることにした。その護衛には、最強の戦士コロブラートを付けた。しかし、この一行、フョードルはじめ、みな血の気が多い。バトゥと交渉するどころか、喧嘩を売ってしまい、乱闘の中でフョードルは殺されてしまう。

 生き残った者たちは、ロシア人もびっくりの猛吹雪に遭遇。隠遁している聖者ネストルと大熊の導きでなんとか彼の洞窟に避難することができた。吹雪が過ぎるのを待って帰り着いてみると、リャザンは完全に破壊し尽くされた後だった……。

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 「ロシア人は大砲を偏愛している」なんて言われるけど、カタパルトで砲撃しまくるシーンが多いこの映画を見ると納得せざるを得ない(笑)。

 ラストシーンはわかりにくかったけど、5年後って言ってたから、アレクサンドル・ネフスキーの「氷上の戦い」だな。ドイツ騎士団を前にしてコロヴラートを回想して
「あの時は……」
って言ってるんだよね。なぜかモンゴルにはやられたけど、ドイツには勝つ!って〆になるパターンが多いような気がする。不思議に思ってたけど、モンゴルとの戦いは内政問題だととらえられているからなんだろうか。まぁね、今やロシアの国防相もトゥバ人(旧称ウリャンハイ)なことだし……。

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2018年1月23日 (火)

ハザールの「旧約的」歴史観は『集史』に影響を与えたのだろうか?

 ふぅ、ようやく『集史』の総序に当たる部分の翻訳できた。

 今かよ! おせーよ! 冬コミ間に合わなかったじゃん!……というツッコミは自分でしとくとして。

 なんか、まだ、「???」って箇所があるんだけどねぇ。とりあえずは出来た!!!

 あんまりぐだぐだやっててもしかたないんで、なんとか『モンゴル史』「部族編1」の改訂にくっつけて夏までには出したいもんだ。なぜか「部族篇1」が一番出るんだよなぁ。なんで?

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千葉県花なので(?)もう咲いてるよん

「部族編1」は、イスラム教的世界史の中に、モンゴルをどうやって位置づけるかってことでオグズ説話が出てくる章だ。

 なので、『集史』にも言及している『普遍史の変貌―ペルシア語文化圏における形成と展開―』を読み始めた。

 ところで最近、別件でハザール可汗国のことを調べていて、ハザールの可汗ヨセフがアンダルス(後ウマイヤ朝)のハスダイに出した返書をじっくり読んだ。そしたら、ヨセフが物語るハザールの位置づけが「部族篇1」に出てるオグズの位置づけによく似てるじゃあーりませんか!

 ハザールはオグズじゃないしムスリムでもないから、オグズ説話は出てこないんだけど、ハザール族の祖とされるハザールを、やはりノアの子ヤペテの曾孫の位置に入れているんだよね。オグズ(グズ)とも兄弟になってるし、よく似てるなーと思って。ひょっとして、ハザールの歴史観が『集史』に継承されているんじゃね?

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ハザールの海……ではない

 ラシードも、参考にした書物にユダヤの五書を挙げてるから、元ネタは同じなのかもしれない。そもそも、ラシードはユダヤの書物に詳しいかもしれないし。それにしても似た感じがするんだよなぁ。『王書』だと、テュルクの祖はフェリドゥーンの息子から出てるはずだから、全然ペルシャ的ではなさそう。

「普遍史」にテュルクを組み込む試みってのは、イスラム世界の世界観に先行して、ハザールのユダヤ教的世界観があったのかもしれないなー、なんて考えたりして。

『普遍史の変貌』には、その辺、書いてあるかなー? 目を皿のようにして読みますぞー。

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2018年1月 5日 (金)

バトゥの映画が来るー! 今年の「未体験ゾーンの映画たち」は見どころいっぱい

今年の「未体験ゾーンの映画たち」はなんかすごい!

草原者としては何と言っても「フューリアス 双剣の戦士」でしょう!

バトゥが出てきますよ!

しかし、説明文の「13世紀半ば、悪逆非道な暴君として知られる総司令官バトゥ率いる強大なモンゴル軍の……」にはフイター!

いやいや、一応、「サイン(良い)ハン」って呼ばれてるんですが、バトゥ……。

(先日のコミケでお隣のS-MIXさんと、「バトゥって大魔王……」って話し合っていたのはヒミツ。)

歴史モノでは、以前、ここでも紹介した「バイキング 誇り高き戦士たち」がロシア・リューリク朝時代の歴史モノ。

これも捨てがたいけど、なんとなく「アレクサンドル~ネヴァ大戦~」に似た匂いがするので、一つ選ばなければならないのなら、やっぱり「双剣の……」の方を選びたいですね。

あとは、ツィオルコフスキーやコロリョフのことを調べたところなので、「サリュート7」も捨てがたいです。

ワールドカップ効果ですかね? ロシア映画3本とは超豪華で目移りしちゃう!

歴史モノとしては、明時代の倭寇の話「ゴッド・オブ・ウォー」、ハンガリーの映画ですが、第二次世界大戦ものの「ウォーキング・ウィズ・エネミー / ナチスになりすました男」なんかも金と暇があれば、劇場でみてみたいものですが……。


↑バトゥに興味ある人はここにも出てまっせ!(CM)

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2018年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

Akeome1

今年はもっとバリバリ書くぞー!!!

戌年なので犬画像を貼っておきますぞ……蠱毒の話だけど(笑)。

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2017年12月 5日 (火)

ドキュメンタリー「ザ・スレッド」

「ザ・スレッド」オフィシャルトレーラー

2015年アメリカ
監督:グレッグ・バーカー

 2013年4月15日、ボストン、ボイルストン通り。
 多くの人が現場にいて、また、中継を通じて目撃したボストンマラソン爆弾テロ事件。
目撃しただけでなく、観客やマラソン参加者の多くが、スマートフォンなどであらゆる角度から爆発の一部始終を動画・写真に撮っていて、即座にインターネットに投稿した。

 既存のメディアが、おそらくウラ取りしていたからだろうが、「最新情報」がなかなか更新されない間に、当事者からの直の情報が続々と書き込まれるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に、多くの人のアクセスが殺到した。

 その中でも、翌日には犯人探しのスレッドの立ったことが確認されるソーシャル・ニュース・サイト、レディットでの出来事を中心に話が進むドキュメンタリー。

 レディットのスレには、既存のマスメディアよりも早く死傷者情報が流れていた。そんなことから、「既存のマスメディアの時代は終わった」と息巻くレディットの住人たちが、警察やマスメディアより先に犯人を見つけようと犯人探しに血眼になって、ネット探偵たちが自分たちの推理を顔写真、実名入りで書き込み、「犯人」と名指された人物(もちろん無関係)が、自殺死体で発見されるという最悪の結果に……。

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 なんだか日本でも見たような光景だよね、これ。

 既存のマスメディアを「マスゴミ」呼ばわりしてる連中が、しょっちゅう犯人探しして住所氏名晒す「魔女狩り」をやってるような気がする。つい最近も、ぜんぜん関係のない会社に嫌がらせ電話が掛かりまくって仕事にならないっていうニュースを聞いたばかり。まさにゲスの勘ぐり。このドキュメンタリーの中で、スレの管理人が
ここで容疑者にされた人々はほぼ確実に無実だ。無実の人間を犯罪者扱いするな。」
と警告してることが的中ってところ。まぁ、この事件は犯人扱いされた人物が、事件の起こった時には既に自殺していたってことだが、スレでの犯人捜しで自殺まで追い込まれる人だって出そうな勢いだ。どっちにしろ、この事件でも残された家族は二重に苦しめられたってことだもんな。実に無責任で酷い話だ。

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2017年10月29日 (日)

映画「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間」

パークランド―ケネディ暗殺、真実の4日間 (字幕版)

2013年アメリカ
監督:ピーター・ランデズマン
キャスト:
チャールズ・"ジム"・キャリコ…ザック・エフロン
ドリス・ネルソン…マーシャ・ゲイ・ハーデン
フォレスト・ソレル…ビリー・ボブ・ソーントン
マルガリータ・オズワルド…ジャッキー・ウィーヴァー
エイブラハム・ザプルーダー…ポール・ジアマッティ
ロバート・オズワルド…ジェームズ・バッジ・デール

 ああ、そうだろうな……。 わしらは興味本位で「ザプルーダー・フィルム」なんてモノの名前みたいに呼んでるけど、それを撮ったザプルーダーは普通の人だもんな。アレを撮っただけでもショッキングなのに、フィルムに引き起こされるあれこれに振り回されて、人生がすっかり変わってしまった。

 で、件のフィルムの公開を控えるように、強く申し入れたのはザプルーダーなんだな。人間の尊厳を踏みにじるようなシーンをみんなに見せるのは不適当って、常識人らしく思ったんだ。わからなくもない。

 この映画で描かれる病院のシーンとかすごいもん。
「これが大統領の頭蓋骨と脳の破片よ」
なんて看護婦が言っちゃうなんて、まさに「人間の尊厳」もクソもない。必死で蘇生処置をしているキャリコ医師の周辺で何も言わないけど、
「ああ、こりゃアカン……」
て雰囲気を醸し出してる血まみれのシークレットサービスとか、棺が入らずエアフォースワンの間仕切りを鋸でギコギコ挽くのとか、検死はダラスですべきとシークレットサービスともみ合って大げんかする検死官とか……。
「うわぁ……(絶句)」ってシーンが続くから、精神的に来る映画かも。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 実写も交えたドキュメンタリータッチのドラマ。
 J.F.ケネディが狙撃され、パークランド・メモリアル医院に運び込まれた。パレードを見物に行って、ホームビデオで狙撃の瞬間を撮ったザプルーダー。警護していたシークレットサービスがそれを見ていてすぐさま彼にフィルムを渡すように接触してきた。
病院では、まだ心臓が動いているケネディを生き返らせようとキャリコ医師が必死に治療にあたる。

 テレビで自分の弟が暗殺犯として逮捕されたことを知ったロバート・オズワルドが警察に赴くと、既に母が来ていて自分の息子は合衆国の工作員だと騒いでいる。

 FBIでは、オズワルドが監視対象になっていてぶ厚いファイルができてるくらい調べてたのに野放しにしていたことが大問題になる。しかし、もっと酷い事実が発覚して……。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 オズワルドの親族もエライ事になってるなぁ。
 オズワルドの兄ロバートは常識人だけど、母のマルガリータはちょっと変わり者……というか陰謀論者なのね。言うことなすこと全てイラッとする。オズワルドもパークランド病院に運び込まれてたんだな。キャリコ医師は、オズワルドも助けようとするんだけど、病院での周囲の反応や誰からも見放されてようなオズワルドの葬儀と、ケネディの葬儀が対比されてるのが効果的だった。さすがに誰も彼の葬式さえ出してやろうとしないのは哀れだよなぁ。仕方ない事かもしれないが、家族がねぇ。

 でも、日本だったらワイドショーで話題になった殺人犯の家族はもっとエライ目に遭ってるだろうけどな。家族ってったって本人とは別の人なのに失職、家族離散、自殺まで追い込むなんてザラだもんな。日本の社会ってホント陰険。その点、個人主義のアメリカだからまだましなんだろうか。

 でも、この映画を見て、ケネディ関係の極秘資料で公開されていないものがあったなんて言ったって、どうせFBIとか警察あたりの役所のぶざまな不手際が暴露されちゃう恥ずかしい書類だろ?って思っちゃう。陰謀論者が期待しているような、CIAの陰謀が赤裸々に記録されてる書類とかじゃないと思うよ。

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2017年9月17日 (日)

南ウラルで新しい岩画が見つかったって!

Daiougusokumushi

 先日、「深海展」見に行ったついでに科博の常設展でヨーロッパ古代の洞窟画(岩壁画)の展示を眺めてニヤニヤしてきたところに、こんなニュースが出てくるとはタイムリーだなー。

 モスクワ大学の学生が南ウラルの洞窟で新しい石器時代の線刻画を発見(タス通信)※画像あり

 旧石器時代の岩画ということだけれど、ひっかき傷っぽくもあるけど、何かを示しているような……? ヨーロッパの岩画とは、画のスタイルが違うとのこと。確かにこないだ見たヨーロッパの岩画にこんな感じのは、なかったかもなあ。

 場所は、チェリャービンスク州のイグナチエフ洞窟(ヤマズィ=タシ→Wikipedia)と、バシコルトスタン共和国のカポヴァ洞窟(シュリガン=タシ→公式サイト)。

 イグナチエフ洞窟に旧石器時代と見られる岩壁画があるってことは、18世紀から知られていたみたいね。Wikipediaに赤で描かれた狩りの様子やヘビの画が出てるゾ。 赤い顔料はどこでも使われるんだね。血の色だから、力のモトだとどこの誰でも考えるのかな? 血がなくなると力抜けちゃうもんね。

 カポヴァ洞窟の岩画は1959年発見だそうで、毛サイやマンモスの岩画でこちらも知られているんだそうな。サイトを見る限りでは、観光でも行けそう。

 こういうの見て回ったら楽しいだろうな。今ならロシアでも、丹念に調べて岩画巡りできそうな感じがするね。でもさ、きっとロシアの地図見て回れそうに見えても日本と縮尺が違うから、「おっ、近いじゃん。ちょっと足延ばして……」と思ってもすごく離れているんだろうな。

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